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2025年03月05日
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美容の鍼でクレーム?

2009年10月15日
こんばんは、【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂 藤井崇次です。

ええと、今日、アクセス解析を見てみたら、興味深いキーワードで検索されていました。

【美容の鍼 クレーム】

ふむ、なにやら不穏当なキーワードですね。

当院の場合、元々は【顔面麻痺】の方などの治療を通じ、知識と経験を美容方向に集大成したものを美容の鍼として提供しています。

根幹の配穴、刺鍼などについては顔面麻痺、三叉神経痛などの処方からヒントを得ており、また、メソッド提供の際には豊島区の某先生のところで自分のやり方とは異なる角度からのやり方を学び、ブラッシュアップしました。
結論としては体調の調整について【流派の違い】という大きな違いがありましたが、そのほかにも細かな着眼点なども非常に参考になりましたね。

さて、そんな【美容の鍼】ですが、当然、リスクはあります。

その一番のリスクは・・・【内出血】ですね。

特に目元の【クマ対策】をやる際は注意が必要です。どうしても内出血しやすい部位なので、気をつけていても内出血することがあります。

ただ、しっかりと後の処理をしてしまえば、あとじたいは、【化粧で隠せる程度】に収まりますし、早い人で2~3日、遅い人でもしばらくすれば綺麗になくなります。

これらは最初にお話しておけば良いことなのですが、ついつい忘れがちになりやすいようですね。
次善の対応としては、出血した際にあわてず、落ち着いて処置をして、先ほどのように

「少し出血してしまいましたが、止血の処置をしておきました。もしかしたら内出血のあとが青く出るかもしれませんが、化粧で隠せる程度です。しばらくしたら自然と綺麗に消えますのでその間は化粧でカバーしておいて下さい。」

ときちっと処置をしお話をすれば良いだけのことです。あくまでも次善なので先にリスクについては説明すべきだと思います。

こういうことを怠るとクレームが入るので要注意です。

場所によっては、【施術同意書】を書いてもらう施術所もあるようですね。

今日はこの辺で。
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幕張海浜公園祭り、終わりました。

2009年10月13日
こんばんは、『話せて動けるはり師 崇次』こと泰心堂 藤井崇次です。
ええと、皆様から質問があるので書いておきますが、『泰心堂』屋号です。
屋号というのは、花火職人の玉屋さんや鍵屋さんと同じく、その名称でその仕事および本人をさす商い言葉ですね。

なぜ、『泰心堂』なのかは・・・ま、以前話したからいいか。

さて、皆様にご協力いただいて無事に、『幕張海浜公園祭り’09』を終えることができました。
通院中の皆様、また始めての皆様には連休をいただきましてご迷惑をおかけしました。
しばらくこれでイベント的なものはないので、通常営業になります。

ただし、今週の日曜日 18日は掲載してありますように、私のトレーニングの日なのでお休みをいただき、しっかりと心身ともに鍛えて、パワーアップしてきます。

さて、そう言えば・・・程度の話ですが、最近『○○療法やっていませんか?』的な問い合わせがメール、電話、WEB検索で増えています。

実のところ、この風潮、私は嫌いです。

○○療法が優れているわけではなく
、多くは○○療法をやっている『施術者が優れている』だけです。

たとえば、検索が多いのが、『井穴刺絡療法』

元々は鍼術の一方(一つの手段)ですので当然、はり師であればできて当たり前の技術の一つです。
鍼術のうち、絡刺(古典表記、通常は「刺絡」を使う)というのがそれですね。
指先を使う『井穴刺絡』という技術と、『皮膚刺絡』、『細絡刺絡』という技術とがあります。

それをより効果的に使えないか?と研究された医師がいらっしゃいます。その方らの研究成果の上に成立しているのが(浅見)『井穴刺絡療法』または(浅見)『井穴刺絡学』です。

わざわざ『浅見』と括弧つきで書いてあるのは、この方法を提唱し、研究された方の名が浅見鉄男(鉄は当て字、本来は旧字)というからです。

ですが、昨今某氏らの営業活動(元ネタは浅見刺絡)により、紛らわしくなってしまったのでつけてみました。

やり方は詳細を書くわけには行きませんが、指先に鍼を当て、少し切ることにより、『概念上の血(血)というエネルギーの滞りを解消しよう』というのが本来のやり方で出血しようがしまいがたいした問題ではありません。刺激すること自体に意味があります。

たぶん、これが脳神経システムへの何らかの働きを持つのでしょう。様々な症状が解消していきます。
東洋医学の考え方や設定、五行や経絡を使ってそのルート上の井穴を刺激することで、経絡上の変化を求められる、
一方で、デルマトームなど神経学的な画一的なやり方に基づいてやってもある程度の効果がある。

治療間隔ははじめの五日間は毎日、次に一日おきの施術を繰り返すのが基本で、大体15回が目安

・・・とは言うが、中には3ヶ月、6ヶ月と継続しする必要がある方もいる。この辺は通常の針灸治療と同じ。

効果的ではあるが、費用はそれなりにかかる。
そうですね、うちの金額を元に算定すると初診料を抜けば15回で7万5千円。

やり方は簡単だから誰でもできるといえば、誰でもできる。だけど効果的に使うには、『診る』の部分と『加減』というのがポイントになる。これってやはり個人の経験や能力に属するから、『人』の問題になるんですよね。

・・・と今日はこの辺で。

刺激道具あれこれ

2009年10月08日
こんにちは、【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。

本記事は【講演会サポート】の第2弾。
10/4(日)に行った講演会
家庭でできる鍼灸治療 手で治すセルフケア
のサポート記事です。

刺激道具のお話をしましょう。
originalteshin.jpgSANY0109.JPGええと写真は『てい鍼』と呼ばれている刺激具です。
材質はプラチナ・金・チタン・銀・銅・亜鉛・ステンレスとま、いろいろありますが、私が好んで使うのは『銀』と『チタン』ですね。
ま、鍼灸では『異種金属療法』というのがあって、金-銀や銀-ステンレスなどの間にはイオン電離が起こるとかいう話や金=補作用、銀=寫作用なんて話がありますが、個人的には眉唾。

そんな反応が如実に起こるのなら一本数百円で問屋で売っている静流ダイオードを使った方が明確に起こるような気がします。そう言えば『ダイオード入りてい鍼』とかあったな。

re_kht38.jpgre_kht45.jpgま、脱線はこのくらいに。
様々な刺激道具がありますが、写真を見ていただければわかるように先が丸くなっています。(一部さらに拡大しないとわかりにくいですが)

ま、怪我しないように先を丸めてあるとでも思ってください。

前の記事でも書いたとおりKHTという療法は『明確な刺激』の方が効果が高いので、細いものを使って少し『痛み』(ちくっと来る程度)を伴う刺激をします。

なので、講演では爪楊枝の先をカットしてヤスリがけをした先の丸い楊枝を配ったわけですね。※普通の爪楊枝を使うと手に刺さりますのでご注意を!

これらの道具を使って刺激点を探り、見つけたらそこを皮膚に対して垂直に鍼(刺激具)を当てて上から圧すこと、2~3呼吸(深呼吸で)。

re_kht73.jpgre_kht34.jpgre_kht76.jpg





お灸でもいいですね。本式のものは右の画像のように『鍼』を打ちます。

お灸も様々な種類があります。
写真のように筒状のもの、講演の体験で使った台座のついたものなど。筒状のものの方が幅がないので置きやすいのですがヤニがつきやすかったり、水ぶくれができやすい(使った印象)ので個人的には台座がついたものをお勧めしています。

とま、こんな感じで刺激道具の紹介でした。

また次回、お会いしましょう。

台風につき

2009年10月08日
おはようございます。
【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。

本日は台風通過ということで天候が荒れそうです。

8:50現在 大久保はたたきつけるような雨と風。

ちょっと心配なので看板は道路に出さず、紐で縛って固定しているといった状況です。

足元が滑りやすく、風も強いといった悪状況で、当院にお見えになっている年配の方のうち足腰に不安のある何人かの方には既にこちらからご連絡差し上げ、治療日の振り替えをお願いしました。

その影響で午前中は開店休業状態。

でもま、無理してお見えになる途中で怪我や事故にあわれるかもしれないと心配するより良いので今回はこういう形にしました。
ま、とは言え、車でお見えになる方などは影響が少ないので予定をそのままにしていますけどね。

さて、例のサポート記事の続きは今日明日くらいに追加予定です。

講演サポートvol.1 刺激の種類

2009年10月06日
こんばんは、【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。

先日、お伝えした【講演会サポート】の第一弾です。
10/4(日)に行った講演会家庭でできる鍼灸治療 手で治すセルフケアのサポート記事です。


【刺激の種類】と【時間】・・・ということでお話しましょう。

【刺激の種類】
1.触れる
2.圧す
3.刺す
4.切る
5.冷やす
6.温める

家庭でできる刺激としては3.4.を除いたこれらでしょう。このうち推奨するのが【圧す】【温める】です。

さて、【押す】ではなく【圧す】にしているのはちょっとだけ意味があります。

押す・・・力を加える
圧す・・・重みを加える

細かい話ですが、「おす」というと皆さん必死で力を加えてぐりぐりと痛みが出るまでやられます。そうじゃなくて手の重み、身体の重みをそっと乗せるようにするのが【圧す】というイメージ。

さて、お話したやり方を略称で【KHT】と呼びましょう。

KHTでは刺激が明確な方が受け取る身体も反応しやすいという側面があります。
なので圧す場合には指など幅の広いもので押すのではなく、狭い棒のようなもので刺激をした方がよいですね。
一応、鍼灸には【てい鍼】という道具があり、KHTでは【圧診鋒】という刺激具がありますが、ま、それなりに値段(数千円~数万円)がします。家庭では先端が突き刺さらない程度に細いものであれば何でも結構。講演で皆さんにお配りしたものは、百円ショップでまとめて買った【爪楊枝】の先端を5mmほどカットして粗めの紙やすりで丁寧に丸めたもの。他にはインクの切れたボールペンなんかもお勧めですね。
(先の鋭いピンセットでも良い)

くれぐれも手に突き刺さないように気をつけてください。


ツボの探し方は先日お話したとおり、自分が違和感を感じるからだの部位と対応した手の範囲を探してそこを軽く圧迫して特に痛いところを探します。見つからない場合は「だいたいこのあたり」でOK。

見つかったポイントに先端をあて、皮膚に対して直角に、手の重みをかけるように棒を持った方の手を沈めます。これで圧迫状態。そのまま深呼吸を2~3回。

これを必要な回数繰り返してあげます。

さて、個人的なお勧めは【棒でポイント検索⇒お灸で刺激】ですね。
お灸の熱ってぼわ~っと温かくて、なんかぼやけているイメージがあるかもしれません。しかしながらお灸って【火傷】(やけど)を敢えて作る治療法です。火傷・・・ですから結構強い刺激が、しっかり入るってことですね。

・・・ちょっとまって、火傷というと悪いイメージがありますが、皮膚がほわっと赤くなるのも実は火傷。火傷のレベルで1度ってやつですね。それ以上やると水ぶくれができたり、火傷の痕がついたりするので気をつけてください。

火加減としては、火をつけてだんだんと温かくなって、ほわ~っと熱が広がり、じんじんと脈打つような感触を感じて、「熱っ!」となる直前でとる感じですね。

「もったいない」とか思って我慢するとよくありません。
自分の身体が「勿体無いので」とっちゃってください。

お灸の場合火をついて燃え尽きるのが2~3分ですね。

まったく熱さを感じない場合は
(その部位や対応部位の)血行不良などが強い場合もあります。そういう場合はもう一個追加しておきましょう。

ちなみに市販のお灸はレギュラーが標準で、ソフトあるいはマイルドというのが温度が3~7度低く、ハードがレギュラーよりも3~7度ほど高いといった感じですね。
温度が高いものは場合によっては痛いので、自分が気持ちよくすえられる程度のものを使ってください。

私自身は、業務用のもので燃焼時間が長く、温度があまり高くなりすぎないものをあちこち探して使っています。

今日はこの辺で。


講演会終わりました♪

2009年10月05日
こんばんは、【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。

ええと先日、告知しました講演会、無事に終わりました。

声をかけていた後輩が来てくれたのが大きかったですね。
「奥さんかと思った」とお姐さま方に言われて本人、かなり照れていたようですね。
ご愁傷様です。

さて、今回の反省は・・・

そうですね、今回はいつもの話半分、ツボ取り半分に加えて、主催者の要望により【体験】まで盛り込んだのでいくつか行き届かないところがありましたね。

その一つは、備品は「名称+数」で指示すべきでしたね。
灰皿は用意してもらえる・・・とのことでしたが、何か嫌な気がして灰皿を余分に持っていって正解でした。また念のためにお灸も三つに小分けしておいたのもあたりでした。

・・・やはりイメージは共有していると思わず具体的に名称、数など詳細に指示すべきでしたね。

時間配分などは、ほぼぴったりくらいでしょう。
思ったよりもお灸の体験をされた方が多かったので、途中でいくつかマージンをとっておいて良かったな~と後で思いました。

基本、私の講演スタイルは用意することだけ用意しておいて後はアドリヴで進む、なれない人にとっては信じられない形の講演ですが、これの良いことは、原稿を作らないので聴衆を見て話せるということ、筋書きが大まかにしか決まっていないので反応を見ながら話をかえられるというところが利点ですね。もちろんそのためにはしっかりと【説明できるレベルで理解】(深さ)していることと【幅が広く、奥行きがあること】(広がりと立体感)があることとが必要です。
そのためにはある程度の場数というのも必要なんですね。

ま、笑いあり、驚きあり、ちょっとしたプレゼントありの講演会になったのではないでしょうか?

さて、今後ですが、ちょっとばかり気になる症状の方がいらっしゃいましたので、それを含めて何回かに分けて【講演会付録】という形でサポート記事を書こうかと思いました。

もちろん、経営者としては治療院にきていただくのが一番なのですが、もちろん治療家としても細かな調節をするには【治療】という形式をとりたいところですが、それだけでなくやはり元気でいて欲しいという願いは私も持ち合わせています。

なので少しでも何かの役に立てばよいな~とサポート記事を何回か書いていこうかと思います。


講演会の告知

2009年10月02日

おはようございます。【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂です。

千葉県習志野市大久保にある『泰心堂はりきゅう院』 で活動しています。

つい先ほど、母校のブログを見てきました。

そう言えば、今くらいが卒業試験でしたね。

これから三年生は『はり師・きゅう師国家試験』に向かうわけですね。

・・・でも、後から思い返せば「勉強した三年」・・・だなんてどれほど勉強していないんでしょうか?

ぶっちゃけ学生時代よりも今の方が学んでいますよね。量的にも質的にも。

「プロになることよりも、プロであり続けることの方が難しい」

私はそう思います。
さて、ふと思ったことはその辺で

講演会の話です。

昨晩、菜の花グループ推進委員会様より正式な依頼を受けて講演会が本決まりになりました。

日時 10/4(日)13:30~ 一時間程度

場所 第四集会所

リンク先の目印のところですね。花見川団地の近くの千葉幼稚園の裏手にある集会所だそうです。一応、聴衆は40~50人程度、参加費 たぶん無料(私もボランティアですから。)

・・・考えてみたら、学生時代「ボランティアで鍼灸師として活動したいです」とか言っている人よりもボランティア活動しているような気がします

ま、いいっか。

題目は『家庭でできる鍼灸治療 手で治すセルフケア』

覚えておくとちょっと便利な小ネタの話です。

たぶん、「講師の藤井の紹介です」と言えば何人かは入れるかと思います。

今日はこの辺で。

話せて動けるはり師 崇次】でした。

予約お問合せはこちら taishindo@festa.ocn.ne.jp


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