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2024年12月04日
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大阪の凄い先生の研究書

2010年12月21日
どうも、泰心堂こと鍼灸師 藤井崇次です。

ええとここ数年は様々な業務ととある失敗のリカバリーのために奔走していました。

勇み足と言うよりは大いなるうっかりで大迷惑をあちこちにかけてしまって当時は本当に気を落ちして、鍼灸師辞めてでも責任とらないといけないかも・・・なんてことも思っていましたね。
その失敗=例の件は実はファイルとして本ブログ上に未だに掲載しているのですが、最近、検索にも引っかからなくなりましたのでやっとご迷惑をおかけしないようになったかな?と思います。
お許しいただいた、先生、関係者の方にはただ、謝辞と感謝しか在りませんね。

・・・とま失敗のリカバリーの件を除いても、業務の方が忙しくなってきました。
宣伝広告から、配布する資料作り、仕入れ、予約の管理、治療計画、施術、・・・忙しくて、それ以前には隔月で参加させていただいていた大阪の講習会に出る時間も取れない有様です。

で、いろいろとチェック漏れがありました。

お世話になっていた大阪の大恩ある先生が研究成果をまとめて出版されました!

人体惑星試論奥義書 客観的診断と再現性ある治療を求めて

著者 新城三六
出版社 浪速社
仕様 B5判/約551頁/表紙・特殊ビニール装箔押し中黒透明パック/美麗ケース/豪華上製本
定価 24.150円(本体23.000円+税)(送料別途)
流通コード ISBN 978-4-88854-448-1 C2047 \23000

Amazonとか一般書店とかには流通していない模様です。
楽天ブックスやセブンブックスなどでは取り扱いが在りますね。私は、セブンブックスで注文しました。

取り急ぎ一冊。そのうちもう一冊入れようと思います。

今なら直接 新城針灸治療院&東洋虹彩分析協会 http://www.iris-club.com/ にアクセスして注文すると新城先生の直筆サイン付だそうです!!

新城先生は、臨床では、的確な診断と大胆かつ繊細な技、時には道具に頼らないという判断をする決断力を兼ね備えた小柄ですが非常に大きく見える先生です。そしてちょっとしたことを疑問に思える大きな好奇心とあくなき探究心とそれに対する実行力。

本当に素晴らしい先生です。

その研究成果をまとめた本の一つがこの『人体惑星試論奥義書 客観的診断と再現性ある治療を求めて』です。

鍼灸師必見の一冊になるのではないでしょうか?

私の年末年始はこの本とともに寝起きすることになるでしょう。
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年末年始の予定が決まりました。

2010年12月15日
どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
普段は習志野市大久保の泰心堂はりきゅう院で施術活動をしてます。

・・・とは言え、本日はこれから都内へ出張なんですけどね。

さて、タイトル通り、今年の年末年始のお休みを決めました。

12/30~1/5 の七日間

を冬期休暇とさせていただきます。

この期間は、原則的に治療院の電話、治療予約のメールに対しては応答、返信をいたしません。対応は休み明け1/6からになります。

・・・七日間と聞いて宮沢りえ(『ぼくらの七日間戦争』 宗田理 原作の児童小説を映画化したときの主人公グループの一人)を思い出すのは年齢が・・・

あと本年も昨年に引き続き、泰心堂はりきゅう院からは年賀状を出しません。・・・と言うのもですね、お客さまの中に身内の方不幸があった方などがいらっしゃったにも拘らず間違って送ってしまうなんてことがあるからです。
・・・というかそういうの基本的にわかりませんから。

なのでWEB上での挨拶に代えさせていただきます。

・・・ということで出張に行ってきます♪

明日23日はお休み

2010年11月22日
お知らせです。
以前より告知していた通り、11/23は祝祭日のため、当院 泰心堂はりきゅう院はお休みです。

連絡はメールでお願いします。
24日以降に順次対応させていただきます。

さて、近況ですが先日、福島哲也先生が講師を勤める灸法講習会に参加してきました。
会場は私の母校 千葉は幕張にある関東鍼灸専門学校。
内容は、福島哲也先生による深谷灸法再考のその一。深谷灸とは何か?一般のお灸のすえ方と何が違うのか?概要と実際の取穴実習をしてきました。そして私個人的に注目の畑先生によるネパール棒灸の講習。

畑先生は数多くの武勇伝を持つ女性鍼灸師で、長年ネパールでの有志によるボランティア医療活動ヘルスキャンプを開催されてきました。また、活動を通じて現地に鍼灸学校、そして艾工場まで作ってしまう行動力と情熱をお持ちの先生です。

畑先生考案のネパール棒灸は特徴として言うのなら、ネパール産の極太の棒灸を使うこと、そして服の上から施術することですね。
※通常は肌の上で炙(あぶ)るようにかざして使うか、肌の上にタオルを一枚引いて上から軽く瞬間的にとんとんと叩きながら行う方法を行います。

当日は畑先生だけでなく棒灸一本で活躍されているH先生など棒灸の達人がいらっしゃって、技を披露してくださいました。

さて、ここで提案です。
当院における通常施術、治療コースと美容コースとは別に冬季限定で棒灸を行おうと思います。提供の仕方は当院で行う他、要望があれば一般講習をしようと思います。

つきましては、治療手順確立のためモニター施術を受けてもよいという方を募集します。
募集要項は来週発表しますね。
一応、現在考えているのが、
1.慰安的施術=リラクゼーションを目的とした温灸法
2.肘下、膝下への軽打、お腹への軽打、背中への軽打で一回30分程度。
3.モニターに対して週二回程度の実験的施術&被験者は後日感想レポートメール
4.期間は12月中旬から2週ほど

※軽打による施灸は瞬間的かつ間接的手法(タオルを挟む)ため直接皮膚が焼かれることは在りません。
もう少し詰めた後、現在のお客さんを中心にお話しをしようと思います。

要注目でお願いします。

部分から全体へ

2010年11月18日
東洋医学は部分で全体を診る観念的システムを持っています。

気(気血津あるいは気血水なども含む)を中心とした陰陽の考え方、三才論、五蔵之気の機能、五行関係、経絡関係・・・これらを便利に使って、部分で全体を診るという考え方を肯定しています。

たとえば、脈診。
手首を掴んで、その感触でからだの状態を窺い知る。

西洋医学的な部分は部分と言う考え方だとこれは到底肯定できる概念ではないでしょう。わかるのは脈拍、血圧くらいなもの。そう考えるのが自然です。

しかしながら、東洋医学では血脈は身体に至るところに通じ循環しているわけで、つまり『からだ全体の情報』を持っているわけです。
当然それは五蔵、経絡とも通じ五蔵之気や経絡の変動などの情報も持っている。

そう考えることで、手首に現れる血脈で五蔵之気や経絡の変動を窺い知ろうとする。
それが東洋医学における脈診ですが・・・

ま、実は総合判断です。脈だけ診たってわかるわけない。あちこちに現れるサインを脈状、脈圧を中心に考えてあたりをつけると言うのがやっていることです。

つまり、バックグラウンドにリレーショナルデータベース(RDB)があってマッチングをかけていって最も近い状態を現在の体の状態と看做すと言うことをしているわけです。

だからこそ私は治療は統計学あるいは確率論だと言っているわけです。

ま、ともあれ部分部分を見てパターニングとの類似点を探して全体を類推する、これが部分で全体を診るということ。

で、治療はと言うと部分に刺激をして全体へと全体へと影響与えること。

それをある人は『皮膚』として捉え、ある人は『気の在り方』と捉え、またある人は『経絡の変動』と捉え、それらをそれが確認できる部分あるいは近位、またあるいは遠隔部への刺激を持って変化せしめる。
その変化の結果、人の身体があるべき状態に変わろうと自律的変化を起こす。
これが治療効果。

つまりはりきゅうは、鎮痛とこの自律的変化を促す作用を持っているわけですね。

私が中心においている、積聚治療は人は陰陽の気の統合体(一つの太極)であると考えてその気のありように注目した治療です。
その疾病観は、
気の偏り=本来の機能を果たせなくする=機能低下=体が気の不全を起こし、本来温かで適度にやわらかいからだが、冷え、固くなる=冷えは気の偏りの現れであり、病気のそのものである。
といったもの。

当院での治療は皆さんとのお話、ツボや皮膚・筋肉の状態などの触診、脈診、腹診・・・いろいろな検査と基準をもとに身体の気の在り様を見て、その偏りを鍼や灸を持って穏やかに是正することを目的としています。

その結果、様々な効果が現れています。
ま、平たく言えば、良いことがあるから採用しているというわけです。

・・・と今日はこのへんで。

業務連絡 21日 駐車場

2010年11月18日
業務連絡です。

21日(日) 所用により、当院 泰心堂はりきゅう院前の駐車場が使えません。

当日、車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

営業時間はいつもの通り

朝八時から十二時(終了。受付は1時間前まで)までの土日シフトです。

なにぶん急な話ですが、よろしくお願いいたします。

口内衛生と鍼灸治療

2010年11月09日
当院のお客様のうち若手30人に聞いたところ「舌磨きは常識の範囲」だそうだ。

こんにちは、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

今回のお話は、口内衛生と鍼灸治療。

きっかけはうちのお客様の一人が、とある治療院で「治療中は舌を磨かないでください」と言われたそうだ。

「どうしてそうなんですかね?」

実は、はりきゅうの治療を組み立てる目安に、口臭と舌の状態と言うのがあります。

ま、口臭が目安になると言っても普段、治療の現場で気にするのは幸いにして微かな匂いです。営業マンや女性が多いので対人関係でマイナスになりやすいものってかなり気をつけていらっしゃるようですね。
なので正直あまり当てになりません。

舌の状態というのは、舌の大きさ、色、歯形の有無、亀裂みたいに線が入っているかどうか、舌の上に色のついた苔状のも(舌苔)の有無をさします。後は舌の後ろの血管の怒張ですかね。

中医鍼灸系の診断基準ではよく採用されます。

ま、うちは参考程度なのでとやかく言いませんが・・・

そうですね、診断基準にしている先生もいらしゃるので何か調子が悪くって鍼灸院に行こうと思ったら1週間くらいは舌を磨かないようにすれば良いのではないかな?と思います。

磨いたところである程度、舌苔はつきますからそのつき方で類推すれば良いし、亀裂みたいな線や歯型、大きさなどは見ればわかりますから無問題。

さて、からだの様子との関連ですが、大雑把に言って、気血のめぐりが悪いと代謝が落ちます。気血が集まりすぎると熱を持つので乾燥し、足りないと動きが鈍く粘ります。

普段と様子が違うな~と感じたらそれはやはり体調を崩しているサインだと思うと良いでしょう。

それくらいに思っていてくれれば良いかな?

今回はこの辺で。

New Angle、New Day プロジェクト

2010年11月09日
日常を変えようと思っても変わるもんじゃない。

そう思っていませんか?

どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
本職は本当にはり師、きゅう師で、泰心堂はりきゅう院を経営しています。とま、WEBから飛んできたらわかるとは思うんですが・・・アメブロとかは好き勝手書いているのでたまに熱いデジカメ特集とか、ちょっと気になるアレそれについて書いていたりして、本職なんですか?とよく言われるんですよね。

もちろん本職レビュワーも良いなとかは思うんですけどね。

さて、今日お話するのは、光学機メーカーRICOHのNew Angle、New Dayプロジェクト。

ここ → http://www.newangle.jp/

このプロジェクトはRICOHのデジタルカメラを使う人を通じて日常って不思議であり、そんな日常を気軽に切り撮ってみようというプロジェクトです。

私のお勧めは Creator's Angle 感性を触発する視点 のインタヴュー。
ああ、皆さん面白いこと言っているなと感じますが、特に読んで欲しいのが落語家の林家彦いちさん。

治療や養生に通じる表現が随所に見えて面白いですね。

ちなみにアメブロのほうでお客様とお話していたデジカメネタをアップしてみました。興味のある方はご覧ください。

泰心堂個人ブログ http://ameblo.jp/taishindo/