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2024年11月24日
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よくあるスポーツ選手の背部痛。

2007年08月23日
ど~も~泰心堂です。
今日はインラインスケート仲間からこんなニュースが飛び込んできました。

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9月22~24日に、アクアリンク千葉にて第1回アクアカップ(千葉県アイスホッケー連盟主催の千葉・埼玉・東京・茨城の小・中学生のアイスホッケー大会)があります。
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ええとこれには私も少し関係がありまして・・・
以前、インラインホッケーをやっていたとき、一緒にやっていた方がとあるチームの世話人をやっていたりします。

皆さんもお時間があるようでしたらアクアリンク千葉へ足をお運びください。氷上の格闘技の迫力をぜひ生でご観覧ください。

・・・と、宣伝をしておいて。

ええと『スポーツ選手の背部痛』と漠然と書きましたが、症状の出方は様々です。肩のハリ、いわゆる肩こりとして出てくる人もいれば、肩甲骨の間の違和感として出たり、腰痛として出る人もいます。で、それが進むと股関節痛なり、慢性的な腱鞘炎、アキレス腱炎などスポーツ特性に応じてあちこち痛み、違和感などの症状が出てきます。

ってこれはどちらから診るかの問題なんですけれど、足に起こった故障が影響して背中に来ると言う人もいますし、背中に問題が生じたから足に来ると言う人もいます。

ま、解決できればどっちでもいいですが・・・

特徴としては初期の段階で背中とふくらはぎの硬さというか筋のテンション(張力)の異常(過緊張/過弛緩)が出ます。で、余裕がなくなってくると膝裏が硬くなったり、太腿の裏が張ってきたり・・・と徐々に連鎖が広がっていくような印象を受けます。
どこが、先にテンションの異常を起こすかと言うとこれは人により異なるようです。
例えば私の場合は腰にダメージを抱えているせいかほぼ同時期にふくらはぎと腰(左側)にテンションの異常を起こします。

ホッケー関係で申し訳ないですが、スラップショット(振り上げて叩きつけるようにパックを打つ派手な動作のショット)を打つと右の肩甲骨の内側、そして右の前腕部にテンション(張力)異常を起こします。後は頚の後ろでしょうか。
これをそのままにしておくと疲労が累積して致命的な障害を引き起こすもとになったりしますのでできるだけ早い段階で解決した方が良いですね。現役でこれをやっていたときはどうしていたかと言うと、PNFストレッチというやつを利用して解消していました。
最近は、操体法の原理を利用して身体を揺らして筋の過緊張を解いたり、自分で鍼を打ち灸をすえて解除していたりします。

さて、では患者さんの治療の場合どうするか・・・
ええとまず東洋医学の治療ツールの一つ『経絡』を利用して、ポイントとなるツボを使って調整したうえで、ふくらはぎ、背中の異常を訴える部位などをチェックして丁寧に刺鍼して筋のテンション(張力)を正常に戻していくなどして対応していきます。

ま、一人ひとり身体つきも違うし、身体の使い方も違います。だから定型通り行くとはかぎりませんけどね。

と、今日はこのあたりで失礼します。
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