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2024年11月22日
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必要であれば・・・の精神
2006年12月26日
ども、泰心堂です。
私の仕事は『医療サービスの提案そして提供』というサービス業です。
施術は術者が勝手に作り上げる既製品の押し付けではなく、お客様と一緒になって作り上げていく舞台のようなものです。
お客様の反応を診ながら時には気付かない程度の刺激を与え、また時には感触を意識させるようなことをしながら、フィナーレである施術の終了までともに進むそういったサービスを提供しているわけですね。
多くの「鍼は・・・」と仰る皆様が思っているような痛みや、熱さを一方的に加えるものではありません。
心地よいものあるいは術後に心地よくなるもの、楽になるものでなければ治療の効果はないとさえ思います。治療はその状態を作るためのお客様との共同作業です。
最近は『女性の鍼灸師に治療をしていただきたい』という女性の方も増えているようです。同業の方の中には女性専門の看板を掲げている方も増えてきたように感じます。
もちろん女性特有の問題についてその感覚を私がわかるはずがありません。身体的な特徴も違いますし、精神的な感覚の違いもあります。
「つらいですね」と言ったところで果たしてどうつらいのか感覚的に共感できるなんてことは極めてまれなことです。筋肉痛やら通常の臓器の痛みなどについては想像できても特有のものについては・・・正直難しいですね。
この点、同性ならば同じ身体的な生理構造を持つ身として類推(=同じようなものとして推し量ること)しやすいでしょう。
これは事実としてそうです。
では、同性であれば安心かというとそうでもないし、異性の治療者が治療できないか?というとそうでもない。
同性だからこそこんなものだろうとつい考えてしまう部分、異性だからこそ気付ける反応というのもあります。大事なことはその治療者を信用できるかどうかですね。
もちろん一回で見抜けるような人もいるでしょうし、何回かかけてお互いに気兼ねなく対話ができるようになるような人もいるでしょう。
それは皆様の側でもそうですし、私たちの側でもそうです。
私たちの仕事というのは人間を相手にしている仕事です。同じように見えても一人ひとり性別が違うし、年齢が違うし、お仕事も違う、顔立ち、体型、身体的特徴、生い立ち、学んできたこと、読んできた本・・・
いろいろなものが違います。
一人ひとり違った人間であり、一人ひとりが特別なお客様(患者さん)なのです。
基本的に一連の治療はお客様と作っている舞台のようなものです。
そうそう都合の良い道具は出てきませんし、ある程度の流れは決まっています。ですが、すべて定型ではなく、アドリヴと言いましょうかお客様の反応を診ながら必要に応じた事柄を随時挟んでいくことができます。
一般的な物語と違うところは、ともすればお客様を不快にさせかねない質問や診方があることでしょうか?
男性の施術者は正直なところ、女性に対して月経の周期、経血の量、状態あるいは小水の回数や量、便秘/下利の傾向等は聞きづらいところですし、触診上必要があり下腹部を含めた腹の状態を調べることもあります。(腹診と呼ばれる行為です。)
また、肩の上の方に手当てをする必要があって上着を脱いでいただくなんてこともあります。
ただ、こういったことはあくまでも治療の成果を挙げるために行われるべきですし、そのために行う行為です。
私はそういう行為を行わなければならない場合、本当に必要か?と心の内で今一度問うた上で「必要であれば・・・」やるというスタンスを取っています。
もちろん治療全般においては皆様に満足してもらいたいと思っております。そのために必要か否かです。
当、治療院ではお客様一人ひとりを特別と考えてありきたりの対応をするのではなくその時々の身体の状態を診てそれに適しているだろうやり方をその都度選ばせていただいております。
そうは言っても「どうしても女性の鍼灸師に」という方は私の知り合いにも声をかけてみますのでそれはそれでご相談ください。
大事なことは皆様が今以上に楽に、快適に日常生活を送ることができることです。そして願わくば私と関わった人がそれぞれに思い描く素敵な生活を実現していただければと思います。
治療のご相談、ご依頼はメールまたは電話でどうぞ。
なお、電話は診療時間中にお願いします。また電話に出られない場合こともありますのでその際は再度ご連絡いただくか、メッセージを残していただけると幸いです。
私の仕事は『医療サービスの提案そして提供』というサービス業です。
施術は術者が勝手に作り上げる既製品の押し付けではなく、お客様と一緒になって作り上げていく舞台のようなものです。
お客様の反応を診ながら時には気付かない程度の刺激を与え、また時には感触を意識させるようなことをしながら、フィナーレである施術の終了までともに進むそういったサービスを提供しているわけですね。
多くの「鍼は・・・」と仰る皆様が思っているような痛みや、熱さを一方的に加えるものではありません。
心地よいものあるいは術後に心地よくなるもの、楽になるものでなければ治療の効果はないとさえ思います。治療はその状態を作るためのお客様との共同作業です。
最近は『女性の鍼灸師に治療をしていただきたい』という女性の方も増えているようです。同業の方の中には女性専門の看板を掲げている方も増えてきたように感じます。
もちろん女性特有の問題についてその感覚を私がわかるはずがありません。身体的な特徴も違いますし、精神的な感覚の違いもあります。
「つらいですね」と言ったところで果たしてどうつらいのか感覚的に共感できるなんてことは極めてまれなことです。筋肉痛やら通常の臓器の痛みなどについては想像できても特有のものについては・・・正直難しいですね。
この点、同性ならば同じ身体的な生理構造を持つ身として類推(=同じようなものとして推し量ること)しやすいでしょう。
これは事実としてそうです。
では、同性であれば安心かというとそうでもないし、異性の治療者が治療できないか?というとそうでもない。
同性だからこそこんなものだろうとつい考えてしまう部分、異性だからこそ気付ける反応というのもあります。大事なことはその治療者を信用できるかどうかですね。
もちろん一回で見抜けるような人もいるでしょうし、何回かかけてお互いに気兼ねなく対話ができるようになるような人もいるでしょう。
それは皆様の側でもそうですし、私たちの側でもそうです。
私たちの仕事というのは人間を相手にしている仕事です。同じように見えても一人ひとり性別が違うし、年齢が違うし、お仕事も違う、顔立ち、体型、身体的特徴、生い立ち、学んできたこと、読んできた本・・・
いろいろなものが違います。
一人ひとり違った人間であり、一人ひとりが特別なお客様(患者さん)なのです。
基本的に一連の治療はお客様と作っている舞台のようなものです。
そうそう都合の良い道具は出てきませんし、ある程度の流れは決まっています。ですが、すべて定型ではなく、アドリヴと言いましょうかお客様の反応を診ながら必要に応じた事柄を随時挟んでいくことができます。
一般的な物語と違うところは、ともすればお客様を不快にさせかねない質問や診方があることでしょうか?
男性の施術者は正直なところ、女性に対して月経の周期、経血の量、状態あるいは小水の回数や量、便秘/下利の傾向等は聞きづらいところですし、触診上必要があり下腹部を含めた腹の状態を調べることもあります。(腹診と呼ばれる行為です。)
また、肩の上の方に手当てをする必要があって上着を脱いでいただくなんてこともあります。
ただ、こういったことはあくまでも治療の成果を挙げるために行われるべきですし、そのために行う行為です。
私はそういう行為を行わなければならない場合、本当に必要か?と心の内で今一度問うた上で「必要であれば・・・」やるというスタンスを取っています。
もちろん治療全般においては皆様に満足してもらいたいと思っております。そのために必要か否かです。
当、治療院ではお客様一人ひとりを特別と考えてありきたりの対応をするのではなくその時々の身体の状態を診てそれに適しているだろうやり方をその都度選ばせていただいております。
そうは言っても「どうしても女性の鍼灸師に」という方は私の知り合いにも声をかけてみますのでそれはそれでご相談ください。
大事なことは皆様が今以上に楽に、快適に日常生活を送ることができることです。そして願わくば私と関わった人がそれぞれに思い描く素敵な生活を実現していただければと思います。
治療のご相談、ご依頼はメールまたは電話でどうぞ。
なお、電話は診療時間中にお願いします。また電話に出られない場合こともありますのでその際は再度ご連絡いただくか、メッセージを残していただけると幸いです。
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