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2024年11月27日
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施術料、施術プランの検討中

2008年06月09日
どうも泰心堂です。

ただいま、2周年を来月に控えてコストの見直し、顧客記録及び治療法の見直しなど現状の見直しと次のステップへのトライをしています。

もともと苦手分野のない、何でも屋の傾向のある当院。
急性の肩こり腰痛はもちろん、椎間板ヘルニア、慢性腰痛、坐骨神経痛、五十肩、肋間神経痛、帯状疱疹・・・など筋肉の疾患、神経痛の類はもちろん骨折の後療法として治癒力活性化を通じての早期回復まで。
各種内臓疾患(胃下垂、過敏性腸症候群・・・)に、自律神経失調(メニエール病、めまいを含む)、更年期障害、婦人科疾患(月経異常、子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症)・・・
脳卒中や麻痺、人工透析の方のケア、糖尿病の方の健康管理、癌の緩和ケア(痛みを緩和する)、痛みの治療・・・

この二年間実に様々な症状を診させていただきました。
様々な症例にチャレンジさせていただいたことを改めてありがたく思います。

振り返ってみるとやはり傾向というものがあり、当院はどうやら慢性疾患(自律神経系の症状と神経痛)の取り扱いが多いようです。
慢性疾患は、私の流派の言葉で身体の【冷え】(機能低下)が強く、回復までに回数、時間ともに掛かります。

さて、もちろん理想は最小回数で治癒に至り、定期的に健康管理として利用していただくことです。

ではより利用しやすくするために回数券を作ってはどうか?

この考え方について、とある事情、とある同業者の件があり非常に頭を悩ませていました。
何かというと、私のところは他院から移ってくる患者さんが多いのです。(移られる方は少なく卒業される方が多いのですが・・・)理由は定かではありませんが、私が困るのは・・・

「その治療院の回数券は当院では扱えません」
とお話する機会が多かったことです。

なぜ、こういうことが起こるのか?回数券はやはり考えものだ!
とま、考えていたわけです。
しかし一方で、私にも皆さんにもメリットがあるので新しい方式を模索しています。

つまりですね、
1.頻繁に通う人には頻度によって、一回あたりの施術料を段階的に安くする。
2.期間を短くし、使い切れるようにする。
3.個人専用と汎用のものを用意する
こういった施術コースのプランを提示できないか?
と考えています。
当院としても、例えば一月○回X円としておくとその方の来院を予定することができますのでメリットになりますし、皆さんにもそうしておくことで一回の施術料が抑えられる。
そういったものができないかと今検討しています。

具体的にどうするか、ルール設定を検討したうえで近々どのようにするか公表したいと思います。


さて、施術料関連の話はここまで。
症例のお話ですね。

ええと本日は五十肩の例が2件。しかも・・・これは長引いた例です。
治療頻度はどちらも7~10日に一回。右肩と左肩の違いがありますがほぼ同様の関節の可動域制限(挙がらない、回せない)がありました。

良く診る程度のものであれば週一回の調整でも一月ほどで何とかなるものなんですが・・・
Aさんはその状態になって3年、Bさんは2年ほど。整形外科での診断名は【肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)による肩関節の可動域制限】だそうです。その間に何故かお二方とも接骨院に通っていたりします。
本人たち「保険が使えて安いから」・・・て接骨院じゃ保険使えませんよ。五十肩って慢性疾患ですから使う場合は医師の同意書と鍼灸師がいないとダメ。

ま、それは置いておいて。
この二例、かなり大変でした。肩周りの痛みを取るのに3~5回。10日に一回ほどしか見えませんでしたのでこの時点で一月超。肩関節の可動域が完全に回復するまで7月ほど掛かりました。
悪条件というのは重なるものでお二方とも痛みや響きの感覚に非常に弱い方だったので少し響かせて関節の運動をという手も使えずかなり苦労しました。

今考えてみると治療はじめる以前のこともあるので【肩関節制動症】(五十肩が嵩じて肩関節が固まり自由に動かなくなった状態のこと)まで行っていたのではないか?と思わず疑ってしまいました。

ええとそもそも五十肩の場合、発症してすぐ、連日または隔日の治療が可能であれば一月もしないうちに治癒しますし、多少時間がたってからのものでも、ま三ヶ月越えたことなかったんですけどね。運が良いだけだったらしい。

最近、五十肩が治りににくくなっているという話を某先輩から聞いていたもののこんなに掛かる例にお目にかかるとは・・・

ちなみに、お二方とも完全回復。別件で病院に通っていらっしゃいますが、担当の医師に「固まってしまっていたので、まさか元に戻るとは思わなかった」と驚かれたと嬉々としてお話されていました。
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