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2024年11月22日
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白内障の治療例

2007年11月18日
どうも、泰心堂です。
実は泰心堂はりきゅう院のすぐ前は『眼科』です。
近隣では結構有名な『青木眼科』さんですね。そのためか余り眼疾患の取り扱いは多くありません。
が、3例ほど良い結果が出ましたので、少し書こうかな?と思いました。

3例とも付随する症状がかなり異なりますので治療方針がかなり違います。

一例目 60代女性、右白内障、自律神経失調症(病院で診断)あり。
治療 井穴刺絡
治療頻度 本人の希望により週3回
期間 2ヶ月
結果 手術回避、視力回復+0.2(左右とも)で終了。針灸の効果を感じていただけたようである。遠方の方だったので今後は近くで健康管理に月1~2回針灸をうけたらどうかと勧めて終了。


二例目 70代女性、左白内障(右は手術済み)、膝関節痛、腰痛など関節痛の症状あり、疲れやすい、右白内障手術後から右偏頭痛あり。
治療 基本治療
治療頻度 週1回(はじめ一ヶ月は週2回来院した)
期間 4ヶ月
結果 手術回避、膝関節、腰痛解消、右偏頭痛がほとんどおこらなくなる。目的である左白内障の手術適用の回避。各症状の解消をもって終了とした。

三例目 80代男性、左右白内障、右は目の奥に痛みあり、肩こり腰痛が強い。右側、大腿部後面からふくらはぎにかけて坐骨神経痛様の症状(医師の診断を受けていないために『様』と表記)がある。
治療 基本治療
   痺れが強いときに特殊鍼による治療
   最初の数回眼窩内刺鍼
治療頻度 週一回
期間 6ヶ月
結果 白内障に就いては急激な進行と急に視力が下がる状態は回避、眼科へ通院を継続し投薬治療を継続。現在も緩やかに進行している。目の奥の痛み解消、肩こり腰痛の発作的な痛みは解消。坐骨神経痛様の症状の解決に時間がかかった。
この方の場合、目的は白内障ではなく、腰痛と痺れ症状の解決。付随して白内障の進行が緩やかあるいは現状維持になった例としてあげた。

当初、目の奥の痛みということで病院へ回すことも考えたが、眼科の診察を受けている範囲では異常なしということなので施術。

目の奥の痛みなど気になる症状の場合で医師の診察を受けていない場合、あるいは外から診ているだけでは極ありふれた腰痛に診えるにも拘らず特殊な鍼を使った治療を行なっても全く変化が診られない。あるいは、生活で大きな負荷を掛けていないに関わらずすぐに症状が戻ってしまうものに就いては病院での精密検査をお願いするようにしています。

とま、今日はこの辺で。
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