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2024年11月27日
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週末の予定・・・と指の話。
2008年05月30日
どうも、泰心堂です。
ええと恒例の週末と来週の予定ですね。
今週末は・・・
土曜日10~11時に空きがあります。
日曜日ボツボツと予約が入っていますが、対応可能です。
両日とも先に電話をください。
来週は・・・火曜・木曜が狙い目ですね。水曜日は午後に空きが在ります。
そのほか曜日も時間帯によって空きが在りますのでご相談ください。
さて、今日の小ネタは【指】の話。
ええと東洋医学では【部分で全体を診る】ということをします。
なんのこっちゃ?
例えば・・・
手首を掴んで頷いているやつ・・・これ【脈診】て言って、手の撓骨動脈っての様子で体のバランス=六蔵六府のバランスを推測しています。
六蔵六府(一般には五蔵六府)というのは体の力傾向を五+一の概念的作用に分けたもので、蔵と府とでワンセットになっています。ま、平たく言えば身体の状態を表す言葉ですね。
ちなみに五臓六腑というと具体的な臓器+三焦(熱)という調整機構の話になります。
他には、私がよく使うやつで
お腹の状態を診るやつ・・・【腹診】。やり方は多数あります。
ツボの反応を診るやつ・・・【経穴診】
背中のバランスを診るやつ・・・【背部診】、【背侯診】
手のひら、手の甲の状態を診るやつ・・・【手掌診断】
・・・などがありますね。
一般にも「血色が良い」、「顔色が悪い」とか言うように色、雰囲気で判断するものもありますね。
ってどんどん脱線するので話を戻して、今回は【指】の話。
実は指先の五蔵=五つの身体の作用との対応にも幾つかパターンがあるのですが私が採用しているのはKHT(Koryo Hand Therapy)のものですね。
親指から小指まで、それぞれ順に、肝・心・脾・肺・腎のそれぞれの力と対応していると考えます。
それらを代表する臓腑はそれぞれ順に、肝臓/胆嚢、心臓/小腸、脾臓/胃、肺臓/大腸、腎臓/膀胱ですね。
前者は力・作用・機能の話、後者は臓器の話なので分けておいてくださいね。
例えば、親指に傷がある、爪の様子がおかしい、はれているとなるとこの対応だと、【肝】という力に影響が出ている、あるいは肝という力に揺らぎがあったので親指に影響が出ていると考えて治療を組み立てるのです。
じゃ、【肝】の力に揺らぎのサインがある=肝臓(具体的な臓器)が悪いのか?というとそうではありません。
肝の力に揺らぎが出たせいで、肝に属する体の機能が低下すると考えるのです。
例えば【肝の力】は【筋】と密接な関係を持っているので、筋力が低下したり、筋肉痛が抜けにくくなったり、いらいらを制御できなくなったり、眼精疲労が出やすかったり・・・なんて影響が出てきます。
また、それが嵩じれば肝臓にも影響が出ることがある・・・と考えます。
なので【肝の力】をととのえる治療を【経絡】を使ってやりましょうってのが広義の【経絡治療】ってやつですね。
これ、面白いのがですね。
第4指 環指(英語ではRing-Finger)あるいは薬指と言われる指ですね。
ここには【経絡】という考え方で診ると【三焦経】(府)と言って、消化吸収系の調整と熱の調整を司るのではないか?と言われる謎の機能を持つ経絡が配置されています。これやはり作用が謎だけど全身の血管あるいは血液と心臓と関係が深いのではないかと言われる【心包経】(蔵)と表と裏の関係にあります。
このあたりはアレルギー症状が強い方によく反応が診られるので施術に利用したりします。
一方で【井穴刺絡療法】あるいはそこから派生した【自律神経免疫療法】ではこの指にあるツボH5を使って何をするかというと【副交感神経興奮(アレルギー)体質】の改善を目的とした施術を行ないます。
そのうち【副交感神経興奮体質】については少し書こうかと思いますが、単に【アレルギー症状を抑える】と漠然と思ってください。
さて、では私の研究課題であるKHT(高麗手指鍼)では?
・・・ってさっき挙げましたね。【肺/大腸】(今回は蔵府、機能作用の話)と関係があります。肺/大腸と言えば、皮膚、鼻、呼吸器などと関係が深く、例えばアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、花粉症、喘息・・・など実は代表的なアレルギー症状が入ってくるんですよね。
ね?不思議でしょう?
じゃ、家庭での手当てはどうしたら良いの?
傷がある場合は、まず傷を治しましょう。
爪の色が悪いとか冷たい場合あ指先を温めたり揉んだりして血行を良くするのも手ですし、細かな作業で指先を使ってあげるのもありです。
当院では治療の補助としてKHTの応用でツボ押しをすすめたりもしていますね。
さて、専門的な治療は?
・・・というと、もうちょっと細かな診察と判断をして身体の何が原因でどの蔵府のバランスが崩れて病が生じているのか?を考えます。
で、鍼や灸を使ったアプローチをするわけですね。
このアプローチは各治療家さんによってまた異なります。
当院ですか?
1.積聚治療
2.特殊鍼療法・・・刺絡術
3.特殊鍼療法・・・長針術
4.特殊鍼療法・・・手指鍼術
ってな感じで状態に合わせられるように幾つかの術式を用意しています。
ああ、でも施術報酬は一律なんですよね。
・・・と今日はこの辺で。
では、皆さん良い週末を!!!!
ええと恒例の週末と来週の予定ですね。
今週末は・・・
土曜日10~11時に空きがあります。
日曜日ボツボツと予約が入っていますが、対応可能です。
両日とも先に電話をください。
来週は・・・火曜・木曜が狙い目ですね。水曜日は午後に空きが在ります。
そのほか曜日も時間帯によって空きが在りますのでご相談ください。
さて、今日の小ネタは【指】の話。
ええと東洋医学では【部分で全体を診る】ということをします。
なんのこっちゃ?
例えば・・・
手首を掴んで頷いているやつ・・・これ【脈診】て言って、手の撓骨動脈っての様子で体のバランス=六蔵六府のバランスを推測しています。
六蔵六府(一般には五蔵六府)というのは体の力傾向を五+一の概念的作用に分けたもので、蔵と府とでワンセットになっています。ま、平たく言えば身体の状態を表す言葉ですね。
ちなみに五臓六腑というと具体的な臓器+三焦(熱)という調整機構の話になります。
他には、私がよく使うやつで
お腹の状態を診るやつ・・・【腹診】。やり方は多数あります。
ツボの反応を診るやつ・・・【経穴診】
背中のバランスを診るやつ・・・【背部診】、【背侯診】
手のひら、手の甲の状態を診るやつ・・・【手掌診断】
・・・などがありますね。
一般にも「血色が良い」、「顔色が悪い」とか言うように色、雰囲気で判断するものもありますね。
ってどんどん脱線するので話を戻して、今回は【指】の話。
実は指先の五蔵=五つの身体の作用との対応にも幾つかパターンがあるのですが私が採用しているのはKHT(Koryo Hand Therapy)のものですね。
親指から小指まで、それぞれ順に、肝・心・脾・肺・腎のそれぞれの力と対応していると考えます。
それらを代表する臓腑はそれぞれ順に、肝臓/胆嚢、心臓/小腸、脾臓/胃、肺臓/大腸、腎臓/膀胱ですね。
前者は力・作用・機能の話、後者は臓器の話なので分けておいてくださいね。
例えば、親指に傷がある、爪の様子がおかしい、はれているとなるとこの対応だと、【肝】という力に影響が出ている、あるいは肝という力に揺らぎがあったので親指に影響が出ていると考えて治療を組み立てるのです。
じゃ、【肝】の力に揺らぎのサインがある=肝臓(具体的な臓器)が悪いのか?というとそうではありません。
肝の力に揺らぎが出たせいで、肝に属する体の機能が低下すると考えるのです。
例えば【肝の力】は【筋】と密接な関係を持っているので、筋力が低下したり、筋肉痛が抜けにくくなったり、いらいらを制御できなくなったり、眼精疲労が出やすかったり・・・なんて影響が出てきます。
また、それが嵩じれば肝臓にも影響が出ることがある・・・と考えます。
なので【肝の力】をととのえる治療を【経絡】を使ってやりましょうってのが広義の【経絡治療】ってやつですね。
これ、面白いのがですね。
第4指 環指(英語ではRing-Finger)あるいは薬指と言われる指ですね。
ここには【経絡】という考え方で診ると【三焦経】(府)と言って、消化吸収系の調整と熱の調整を司るのではないか?と言われる謎の機能を持つ経絡が配置されています。これやはり作用が謎だけど全身の血管あるいは血液と心臓と関係が深いのではないかと言われる【心包経】(蔵)と表と裏の関係にあります。
このあたりはアレルギー症状が強い方によく反応が診られるので施術に利用したりします。
一方で【井穴刺絡療法】あるいはそこから派生した【自律神経免疫療法】ではこの指にあるツボH5を使って何をするかというと【副交感神経興奮(アレルギー)体質】の改善を目的とした施術を行ないます。
そのうち【副交感神経興奮体質】については少し書こうかと思いますが、単に【アレルギー症状を抑える】と漠然と思ってください。
さて、では私の研究課題であるKHT(高麗手指鍼)では?
・・・ってさっき挙げましたね。【肺/大腸】(今回は蔵府、機能作用の話)と関係があります。肺/大腸と言えば、皮膚、鼻、呼吸器などと関係が深く、例えばアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、花粉症、喘息・・・など実は代表的なアレルギー症状が入ってくるんですよね。
ね?不思議でしょう?
じゃ、家庭での手当てはどうしたら良いの?
傷がある場合は、まず傷を治しましょう。
爪の色が悪いとか冷たい場合あ指先を温めたり揉んだりして血行を良くするのも手ですし、細かな作業で指先を使ってあげるのもありです。
当院では治療の補助としてKHTの応用でツボ押しをすすめたりもしていますね。
さて、専門的な治療は?
・・・というと、もうちょっと細かな診察と判断をして身体の何が原因でどの蔵府のバランスが崩れて病が生じているのか?を考えます。
で、鍼や灸を使ったアプローチをするわけですね。
このアプローチは各治療家さんによってまた異なります。
当院ですか?
1.積聚治療
2.特殊鍼療法・・・刺絡術
3.特殊鍼療法・・・長針術
4.特殊鍼療法・・・手指鍼術
ってな感じで状態に合わせられるように幾つかの術式を用意しています。
ああ、でも施術報酬は一律なんですよね。
・・・と今日はこの辺で。
では、皆さん良い週末を!!!!
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