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2024年11月25日
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ちょっとだけスポーツ系の話を・・・
2008年08月05日
どうも、泰心堂です。
恒例のやつサボっただろ!とお叱りの言葉をいただいてしまいました。
・・・ま、言い訳はすまい。
最近、いただくメールの中にはスポーツを趣味で、あるいはアスリート(競技選手)レベルで取り組まれている方からの質問もちらほら混じってきました。
その中、えらい勘違いがあるな~と思うのがですね・・・筋トレの話ですね。
スポーツ選手とその指導者の中でもっとも多い幻想が
『筋トレをするとうまくなる』
『筋トレをすると成績が上がる』
ってやつです。
すべてが間違いというわけではありませんが、そもそも筋トレをしたからと言ってそのスポーツに必要な技術が向上するわけではなく、あくまでも筋力がつくことによって体に余裕ができる、あるいは筋力があることによって障害を防ぐことができると考えるのが基本です。
車でもそうですが、出力(馬力、通常は排気量が目安)が上がれば、制動は難しくなるわけで、道にあった走行をするにはその道を走ってみないといけません。
体でも同じことです。筋力をつけ最大出力を上げるのはいいでしょう。しかしながらその出力を上手に制御して使えなければまったく意味がない。
つまり『スポーツの技術を上げたければ技術トレーニングをしなければならない』のです。ただ、体の余力によってできるトレーニング、怪我のリスクが変わりますので余力作りである筋トレは適度にしておくべきだってなことになるわけですね。
さて、筋トレですがまずその目的を明確にしましょう。
1.怪我の防止
2.身体能力向上によるパフォーマンス向上
3.リハビリテーション
4.メンタル強化
5.健康の増進
一般人のトレーニングは5.がメインとなるでしょう。
競技選手の場合は何よりも考えないといけないことは
「負傷をリスクを最小限に減らし、できるだけ長く、健康状態でプレーする」
ことです。
ま、当たり前ですよね。負傷してしまったら練習もプレーもできませんから。だから負傷しないように身体能力を上げる、負傷したら治療に専念し、その後リハビリをし競技に復帰する。
そして「これだけやったのだから私はやれる!」という意識を作り上げる。
これが【筋トレ】ですね。
スポーツトレーニングは次のような感じで構成される。
○ストレングス&コンディショニング
○テクニカル(個人技術あるいは戦術)
○タクティス(集団戦術あるいは戦略)
○メンタル(ルールの認識、意識の統一、自己意識あるいは認識の開発、相互認識)
○休息
このうち実際問題としてなかなか難しいのが【休息】だったりしますね。
特に日本のスポーツ事情の場合、トレーニングが適当に行われているのでその目的が明確に分けられていない。・・・というか意識できる/させられる指導者がいない?のです。
これけっこう問題だよね。
さて、野球を例に上げましょうか。
○ストレングス&コンディショニング
腕立て伏せなどの筋トレと走力向上トレーニング、ジョギング、ストレッチングなどコンディショニングの部分。食事など
○テクニカル(個人技術あるいは戦術)
打撃練習(素振り、ティー、トス、狙い打ち、バント)、投擲練習(遠投、キャッチボール、制球、ピッチング)、捕球練習、走塁練習など
○タクティス(集団戦術あるいは戦略)
条件付けによる打撃練習(状況に応じたバッティングあるいはバント)、条件付けによる守備練習(シートノックあるいは状況設定の上でのノック、走塁練習をかねた練習)、実践形式の練習
○メンタル(ルールの認識、意識の統一、自己意識あるいは認識の開発、相互認識)
ルールの周知徹底、サインプレー、データ分析、瞑想などメンタルトレーニング
ぶっちゃけ、これってそれぞれ目的が異なる。だけど一緒くたにされているんですよね。もうちっと指導者は学んで欲しいと思いますね。
・・・と今日はここまで。
恒例のやつサボっただろ!とお叱りの言葉をいただいてしまいました。
・・・ま、言い訳はすまい。
最近、いただくメールの中にはスポーツを趣味で、あるいはアスリート(競技選手)レベルで取り組まれている方からの質問もちらほら混じってきました。
その中、えらい勘違いがあるな~と思うのがですね・・・筋トレの話ですね。
スポーツ選手とその指導者の中でもっとも多い幻想が
『筋トレをするとうまくなる』
『筋トレをすると成績が上がる』
ってやつです。
すべてが間違いというわけではありませんが、そもそも筋トレをしたからと言ってそのスポーツに必要な技術が向上するわけではなく、あくまでも筋力がつくことによって体に余裕ができる、あるいは筋力があることによって障害を防ぐことができると考えるのが基本です。
車でもそうですが、出力(馬力、通常は排気量が目安)が上がれば、制動は難しくなるわけで、道にあった走行をするにはその道を走ってみないといけません。
体でも同じことです。筋力をつけ最大出力を上げるのはいいでしょう。しかしながらその出力を上手に制御して使えなければまったく意味がない。
つまり『スポーツの技術を上げたければ技術トレーニングをしなければならない』のです。ただ、体の余力によってできるトレーニング、怪我のリスクが変わりますので余力作りである筋トレは適度にしておくべきだってなことになるわけですね。
さて、筋トレですがまずその目的を明確にしましょう。
1.怪我の防止
2.身体能力向上によるパフォーマンス向上
3.リハビリテーション
4.メンタル強化
5.健康の増進
一般人のトレーニングは5.がメインとなるでしょう。
競技選手の場合は何よりも考えないといけないことは
「負傷をリスクを最小限に減らし、できるだけ長く、健康状態でプレーする」
ことです。
ま、当たり前ですよね。負傷してしまったら練習もプレーもできませんから。だから負傷しないように身体能力を上げる、負傷したら治療に専念し、その後リハビリをし競技に復帰する。
そして「これだけやったのだから私はやれる!」という意識を作り上げる。
これが【筋トレ】ですね。
スポーツトレーニングは次のような感じで構成される。
○ストレングス&コンディショニング
○テクニカル(個人技術あるいは戦術)
○タクティス(集団戦術あるいは戦略)
○メンタル(ルールの認識、意識の統一、自己意識あるいは認識の開発、相互認識)
○休息
このうち実際問題としてなかなか難しいのが【休息】だったりしますね。
特に日本のスポーツ事情の場合、トレーニングが適当に行われているのでその目的が明確に分けられていない。・・・というか意識できる/させられる指導者がいない?のです。
これけっこう問題だよね。
さて、野球を例に上げましょうか。
○ストレングス&コンディショニング
腕立て伏せなどの筋トレと走力向上トレーニング、ジョギング、ストレッチングなどコンディショニングの部分。食事など
○テクニカル(個人技術あるいは戦術)
打撃練習(素振り、ティー、トス、狙い打ち、バント)、投擲練習(遠投、キャッチボール、制球、ピッチング)、捕球練習、走塁練習など
○タクティス(集団戦術あるいは戦略)
条件付けによる打撃練習(状況に応じたバッティングあるいはバント)、条件付けによる守備練習(シートノックあるいは状況設定の上でのノック、走塁練習をかねた練習)、実践形式の練習
○メンタル(ルールの認識、意識の統一、自己意識あるいは認識の開発、相互認識)
ルールの周知徹底、サインプレー、データ分析、瞑想などメンタルトレーニング
ぶっちゃけ、これってそれぞれ目的が異なる。だけど一緒くたにされているんですよね。もうちっと指導者は学んで欲しいと思いますね。
・・・と今日はここまで。
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