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2024年11月24日
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インラインスケーターのはずなのに

2007年06月23日
プロフィールをみるとわかることですが、実はインラインスケートのインストラクターもたまにやっています。
だのに、その辺のネタないよね~ってな質問がたまに来ます。
さて、どうしようか?

ども、泰心堂です。
ええとインラインスケートの活動と治療家の活動が矛盾するかと言うと矛盾はしません。インラインスケートの活動場所に行って仲間と会って、話をし、スケートを教えたり、身体の使い方の話をしたり健康談義をたまにしたりしてますしね。

その中で治療対象になった方に治療院で施術したり、あるいは足の裏が痛いとか、違和感があるとかいった症状に対してその場で対応したり、セルフケアを紹介したりとま、実に様々な活動をしていたりします。

なので矛盾はしていません。

なんで、こういう活動をしているのか?
別に私はスポーツトレーナー志望ではありません。ただ単にスポーツもする治療家としてそれくらいできて当たり前だと思っているからです。だのでスポーツシーンでの私の興味関心は、『最適動作』、『障害予防』、『早期回復のためのリハビリと治療』くらいなもんです。
そのために必要なことは『怪我に強い身体を作る』ってことであり、それは還元すれば『機能的に余裕がある身体であること』と『回復力が高い身体であること』の二つになるわけですね。
これは『回復力の高い身体作り』という私の目的と矛盾しないわけですね。

このニーズに対応するのは一つは正しい筋トレ。そしてもう一つは怪我する前のケアですね。

正しい筋トレとは何か?
それはまず『目的意識』の問題。

未だにスポーツの指導者の中に勘違いしている人がいますが、筋トレの目的とは技術的な能力向上ではなく、障害予防です。

十分な身体の機能がないのにそれを超える動作をやれというのは身体の機能を超えているのですから障害の発生率を高くします。
130km/hを投げる筋力のない投手に、150km/h投げるつもりで手を振れというのはナンセンスです。筋力の発達が追いつかなければ大きな怪我をします。150km/h投げる投手には150km/hを投げるのに十分な筋力とその筋力=体の機能を前提とした動きの『最適化』があるわけです。
だとしたら、技術の向上と言うのは今現在の身体の状態を考慮してそれぞれのスポーツの特性に合わせた動作の最適化を進めていくことに他ならないわけです。

この辺を勘違いする人が多い。
あくまでも筋トレは『筋力の向上』(量的&質的)を通して身体に機能的余裕を作ることで、動作を意識によるコントロール下に入れるだけの耐久力と対応力を作ることにあります。耐久力(回復力も含む)が向上すれば同じ動作を反復できる回数が増え、最適な動作を身体に覚えさせることができる。対応力高ければ少々のイレギュラーが生じてバランスを崩しても立ち直れるし、その結果怪我をしなくてすむ。

筋トレはこういう目的のために短時間で効率的に行うべきす。効率的というのは意識して行うことで無茶をしない。無駄をしないという意味です。一人ひとりからだが違うのですから、同じことをやるのは無意味です。それぞれがそれぞれの目的意識を持って取り組むことができるようにするのが筋トレでありストレングスコンディショニングですね。


もう一つが怪我する前のケア。
身体の特性に応じて弱点ってのは必ず生じます。往々にしてその弱点補強ってな感じで無理をして障害が発生なんてパターンが多いわけですね。なので強化するためのトレーニングも必要ですが、トレーニングの進度や負荷の掛け方そして回復の程度などを考慮して休息を含めたケアというのは非常に大切です。場合によっては、トレーニングよりも先に治療が必要なことも多々あります。

個人レベルでできることは・・・そうですね。熱を持っているときのアイシング、血液循環を良くするため水とお湯を使った交代浴、気分転換の散歩や軽いジョッグ、読書など頭のトレーニング、他のスポーツ観戦や、芸術鑑賞、コメディの観賞、睡眠などいろいろなものがあります。
これらは『集中力のある効率的なトレーニング』をするために大変大事なことです。
このケアの部分をいかに上手に日常に取り入れていくかが、大きなポイントになってきます。

・・・とま、スポーツトレーニングに対する認識も多少はあるわけですね。
あとは実地でどんな訓練、どんな動作をしているのかを診ると言うことがとても大切です。

ってな理屈をこねて、インラインスケートに行ったり、冬はスキーに行ったりなんてことをしているわけです。
ああ、ちなみに気が短いのでフィッシングなどのスポーツは駄目です。間が持ちません。

・・・と今日はこの辺で♪
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