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2024年11月23日
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泰心堂の特徴

2006年09月05日
ども、泰心堂です。
出張から帰ってきて早速お仕事に励んでおります。
それもこれも皆様のおかげです。

ちょこっとだけ私のところ泰心堂はりきゅう院の施術の特徴について書いてみましょうか。

私のこだわりと言いますか、基本。
自分に刺す自信のない鍼は刺さない
・・・というのがあります。だって、痛いのいやじゃないですか?効き目があると分かっていても「激痛」なんて普通受けたがりません。同じ効き目ならばより「痛くない」ほうが良いでしょう?
見た目は「格闘技でもやっていますか?」と言われる私ですがかなりの痛がりです。そのくせ妙なところで我慢強いと来ている困り者なんですが、その私が自分に刺してみてこの頻度と程度ならば刺して大丈夫と評価したものが泰心堂での治療で使われているわけです。

で、もう二つほどこだわり。
それは刺さない鍼長く刺す鍼。えっと極端ですね。でも実は隠されたところに共通のテーマがあります。

治療にはテーマがあって(深く)刺さない鍼でどれだけ効かせることができるか?というのが一番目です。その第一番目の手当てが、散鍼術(接触鍼)を基本とした「積聚治療」の術式です。この術式では深く刺す事は目的ではありません。深さで評価するなら平均5~7mmと言ったところですね。これでも十分に身体は変化しますし、症状の程度も変わります。
そしてそれでも残ってしまう部分に対して、今取るべきか、徐々に取るべきかを考え、取るべきものは取ってしまう。そのためによく使うのが長く刺す鍼という形になります。長い鍼と聞くと皆さん「深く刺す」=きついと思われるのですが、実際には横に、皮膚の下に滑らせる程度で、受けた人の感想はほとんどが「えっ?刺さっているんですか?」とか「なんか響く感じがする」とか「(刺している)背中が温かい感じがする。」などです。
もっとも刺激の量と考えると強めの刺激になりますので、加減をしてその後の指導を忘れてはいけません。

ですので、その人その人に合わせて使っても大丈夫か、今使うべきかという判断を常にしているわけです。それが信念の一つ必要なときに必要な刺激を!に繋がるわけですね。

ま、そんなこんなでだいたい最初のお見えになった方は一様に不思議がられます。
「あんまり刺さないんですね」って。
いえ、刺してます。必要な分だけしっかりと。
ただ、めったな事では深く刺しません。そうなんです。泰心堂のテーマは「浅い鍼で効かせる」治療です。

もう一つの特徴は時間がゆっくり流れていると言われる事でしょうか?
問診に結構時間かけてます。ぶっちゃけた話。立ち姿、歩き姿や筋バランス、顔色、声・・・その他もろもろでどのへんの力がないかな?ってのはある程度分かるものなんですが、思い込みだけで見当違いのことをやってしまわないようにと心がけ、話をなるべく聞くようにしているわけです。「話している間に終わっちゃった。」と言われる事もありますが、「あれ?まだこんな時間なの?」と言われる事のほうが多いでしょうか?ま、話している時間って結構多いですからそれで錯覚されるのでしょう。
問診は丁寧に質問は必要に応じて、そして判断は早く。これが施術時間を短縮している秘密でしょうか?

また、施術者に余裕がないとせかせか感じられてきますので、無駄な手順を省けるように使うと決めた特殊鍼法毎に是さえあればできるみたいなセットを組んであります。

あともう一つ大きなこだわりはトレーニングを欠かさない事。
身体が資本のこの職業。小手先だけでなく全身を使ってこそ効果が出ます。なので全身を連動して使うためのトレーニングを欠かさないようにしています。
実はこれこそが様々な鍼や灸を扱う一番の秘密だったりします。
おっとこれからお一方迎えますのでこの辺で。

では♪
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