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2024年11月24日
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金属球と鍼灸。
2007年07月26日
面白い検索ワードがあったのでコメントしてみようかな?
なんて思いました。
どうも、泰心堂です。
はり師が使う道具の中に一風変わった道具があります。
例えば普通の刺す鍼に対して『刺さない鍼』。これの一つが『てい鍼』って名前で鍼尖を鋭角ではなく丸にしたもの。
これは古代の九鍼(「九」は「大きい」ことを示す数字。ここでは「様々な種類の鍼」の意)のうちの一つで『脈を按ずる鍼』と言って実はかなりの刺激を与える鍼ですね。
そのほかにも赤羽幸兵衛氏とセットで語られることの多い『皮内鍼』これは皮一枚の間にすっと入れておく置鍼の一種。持続的な刺激を与えられるので痛みの管理なんかにも使われますね。表皮の皮内に入れるので皮内鍼。精確に皮内に入れるとほとんど無痛で、ずれて痛むこともない。ただ、細かい作業が嫌いな人は向きませんね。
同じようなので皮膚に垂直に差し入れる形で使う『円皮鍼』。スポーツコンディショニングなどのシーンでよく使われているようですね。こちらも持続的な刺激を与えられる上に刺すといっても貼って上から軽く叩くだけで良いので『皮内鍼』に比べて取り扱いが簡単ですね。
長さが色々あるんですが・・・上手に貼らないとなんだかちくちくするとかんじる人もいるので一長一短ですね。
で、極め付けが粒状の金属などを使った『粒鍼』。
由来とかはいまいちわからないのですが、どうも『耳鍼法』の関連で開発されたような感じですね。
耳を使って治療する『耳鍼法』と言うものがあるんですが、最初にまとめたのは当時在日のフランス人 P.ノジェ。それから結構まじめに研究されたようですね。
当初は普通の刺す鍼を使ってやられていたようですが、その当時の衛生管理が悪かった性でしょうか?耳に炎症を起こしてしまう恐れがあるという話が一部で流行っていたそうです。そこで刺入しなくても使えてなおかつきちっと刺激をし続けられる方法はないか?と考えられてこの金属球を絆創膏で固定して持続的刺激を与える方法が採用されたようです。
さて、今回は金属球と鍼灸ということで・・・
この業界の関係者に配られる業者のカタログがあるのですが・・・
ああ、あったあった。
なんだか色々種類がありますね。
え~と材質で亜鉛、銅、銀、金、ステンレス・・・へ~最近じゃチタンとか、ガラスまであるんだ。
ちなみに私が自分のところで調整用あるいは実験用に使っているのは『阪村研究所』の『マグレイン』ですね。
最近は『チタン』なんかも出ているようですが・・・『金』を使うことが多いですかね?
これね、何のために仕入れたかというと・・・
いわゆる『耳ツボダイエット』の実験用ですね。
効果ですが貼るだけではいまいち。貼って食前によく揉むことが大事なようですね。ま、一月で2~3kg落ちた人もいましたけど、これは個人差だと思いますし、それよりも適度に運動しながら鍼や灸で身体のほうも整えていったほうが効果的のようです。きれいに痩せた方は何らかの形で食生活を変え、運動を習慣付けることに成功した方です。ぶっちゃけ動機付けと怪我の予防と疲労回復の一助にはなったかもしれませんが私が脂肪を減らしたわけじゃないですからね。あくまでもモニターの皆さんが運動したり、食生活変えてみたりと頑張った結果ですからね。
ああそうそう『阪村研究所』のほうでは『貼るだけで鍼の効き目』とかキャッチフレーズを上げているようですけど、それは素人には難しいんじゃない?って個人的には思います。
自分の身体の調整で実験してみても鍼のほうが即効的に変わるし、灸のほうが持続効果が高いような実感があります。貼付の煩わしさはあるもののそう考えると皮内鍼が今のところ一番使いやすいような気がしますね。
(耳鍼法を使う場合は確かにマグレインや粒鍼の方が安心して使えますけどね)
・・・と今日は道具の話でした。
治療のご依頼は『泰心堂WEB』の方からどうぞ。
なんて思いました。
どうも、泰心堂です。
はり師が使う道具の中に一風変わった道具があります。
例えば普通の刺す鍼に対して『刺さない鍼』。これの一つが『てい鍼』って名前で鍼尖を鋭角ではなく丸にしたもの。
これは古代の九鍼(「九」は「大きい」ことを示す数字。ここでは「様々な種類の鍼」の意)のうちの一つで『脈を按ずる鍼』と言って実はかなりの刺激を与える鍼ですね。
そのほかにも赤羽幸兵衛氏とセットで語られることの多い『皮内鍼』これは皮一枚の間にすっと入れておく置鍼の一種。持続的な刺激を与えられるので痛みの管理なんかにも使われますね。表皮の皮内に入れるので皮内鍼。精確に皮内に入れるとほとんど無痛で、ずれて痛むこともない。ただ、細かい作業が嫌いな人は向きませんね。
同じようなので皮膚に垂直に差し入れる形で使う『円皮鍼』。スポーツコンディショニングなどのシーンでよく使われているようですね。こちらも持続的な刺激を与えられる上に刺すといっても貼って上から軽く叩くだけで良いので『皮内鍼』に比べて取り扱いが簡単ですね。
長さが色々あるんですが・・・上手に貼らないとなんだかちくちくするとかんじる人もいるので一長一短ですね。
で、極め付けが粒状の金属などを使った『粒鍼』。
由来とかはいまいちわからないのですが、どうも『耳鍼法』の関連で開発されたような感じですね。
耳を使って治療する『耳鍼法』と言うものがあるんですが、最初にまとめたのは当時在日のフランス人 P.ノジェ。それから結構まじめに研究されたようですね。
当初は普通の刺す鍼を使ってやられていたようですが、その当時の衛生管理が悪かった性でしょうか?耳に炎症を起こしてしまう恐れがあるという話が一部で流行っていたそうです。そこで刺入しなくても使えてなおかつきちっと刺激をし続けられる方法はないか?と考えられてこの金属球を絆創膏で固定して持続的刺激を与える方法が採用されたようです。
さて、今回は金属球と鍼灸ということで・・・
この業界の関係者に配られる業者のカタログがあるのですが・・・
ああ、あったあった。
なんだか色々種類がありますね。
え~と材質で亜鉛、銅、銀、金、ステンレス・・・へ~最近じゃチタンとか、ガラスまであるんだ。
ちなみに私が自分のところで調整用あるいは実験用に使っているのは『阪村研究所』の『マグレイン』ですね。
最近は『チタン』なんかも出ているようですが・・・『金』を使うことが多いですかね?
これね、何のために仕入れたかというと・・・
いわゆる『耳ツボダイエット』の実験用ですね。
効果ですが貼るだけではいまいち。貼って食前によく揉むことが大事なようですね。ま、一月で2~3kg落ちた人もいましたけど、これは個人差だと思いますし、それよりも適度に運動しながら鍼や灸で身体のほうも整えていったほうが効果的のようです。きれいに痩せた方は何らかの形で食生活を変え、運動を習慣付けることに成功した方です。ぶっちゃけ動機付けと怪我の予防と疲労回復の一助にはなったかもしれませんが私が脂肪を減らしたわけじゃないですからね。あくまでもモニターの皆さんが運動したり、食生活変えてみたりと頑張った結果ですからね。
ああそうそう『阪村研究所』のほうでは『貼るだけで鍼の効き目』とかキャッチフレーズを上げているようですけど、それは素人には難しいんじゃない?って個人的には思います。
自分の身体の調整で実験してみても鍼のほうが即効的に変わるし、灸のほうが持続効果が高いような実感があります。貼付の煩わしさはあるもののそう考えると皮内鍼が今のところ一番使いやすいような気がしますね。
(耳鍼法を使う場合は確かにマグレインや粒鍼の方が安心して使えますけどね)
・・・と今日は道具の話でした。
治療のご依頼は『泰心堂WEB』の方からどうぞ。
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