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2024年11月25日
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頑張んないでください。
2007年03月08日
どうも、泰心堂です。
体型の割りにはステップが異様に軽いねと指摘されるインラインスケートのインストラクターにしてはり師、きゅう師です。
2007年も10月あたりに『幕張海浜公園祭り』をやるようです。たぶんまたインラインスケート部門があるかと思います。オフィシャルな話はまだですが、一応、指導員として参加予定にしてあります。
さて、私がインラインスケートの指導をするときとこうして皆様の治療をするとき、意外と共通の事柄ってのがあります。
それはなにか?
○一人ひとり違うと診ること
○頑張らないでくださいって言うこと。
私個人的な意見なんですが、「頑張って」って張り詰めている現代人にとって結構強迫めいたニュアンス与えていませんかね?
どちらかというと治療行為ってのは頑張らないでさっさと受けた方が予後=治療後の状態が良いんです。
頑張っちゃって無理に無理を重ねて大変なことになったんで頑張って治します!
ま、それもありなんですけどね。頑張るってことは自分で新たなストレスをかけるってことでもあるんです。そのストレスを『楽しめる』方なら良いんですが、これが結構楽しめないものなんです。
「早く治りたい、早く復帰したい。」
もちろん、その気持ちはわかります。が、『痛みを抑えてはいおしまい』だとまた同じこと繰り返しますよ?
大事なことは体が発している『痛み』や『違和感』っていうサインに目をむけ耳を傾けること。なんで?そうなったんだろうか?
忙しいから?
うん、忙しかったんでしょう。でもどう忙しかったの?
なんで、こんなこというのでしょうか?
いや、だって、同じように忙しいはずでも元気よく過している方がいるわけじゃないですか?そうはなりたくありませんか?
『忙しい→病気』と考えやすいのですが、
『忙しい→心身の負担の増大→心身に疲労蓄積→心と体のバランスが大きく崩れる→症状として現われる』という順になっていると考えたほうが治療をするにはやりやすい。
後考えるとそれぞれの段階でケアできるはずなんです。
1.心身の負担が増大
2.心身に疲労蓄積
3.バランスの崩れ/偏りが生じる
4.症状が出る
5.慢性化/器質的変化
鍼灸による治療は『カラダの調整』を通して『心身の解放』と『回復力(治癒力)の向上』を図るものです。だのでこのいずれ段階に対しても対応できますが、できれば1.や2.の状態のときに活用できれば深刻な状態にならないうちに済ませることができます。だからこそ「月1~2回程度健康管理のつもりで受けたらどうですか?」とお話しするのです。医学的にも『免疫力が高まったり』と良いことが多いので実はかなりお勧めです。
ま、そうは言っても現状は5.の段階になってから『治療』にこられる方が多いのが現状です。
なんでこんなに段階が進んだかと言えば、『頑張ってしまった』からです。
たぶん、身体は『違和感、疲労感、不快感』と言った感じで各段階に応じた『サイン(警告)』を発していたはずです。もしこのサインを重視して手当てをしていたらここまでにならなかったかもしれません。でも、仕事の都合、家事の都合で大きな負担をかけることをそのまま繰り返してしまった。
その結果が今の状態です。
治療をすることで今までと同じことを繰り返すことができるのではなく、治療をし、『自分の身体と健康に向き合うことで同じことを繰り返さない身体』を手に入れることが大切です。
そのために大事なことは『快』という感覚を身につけることです。
『快感は抑圧するストレスから心身を解放』します。この快感は頑張っている間はなかなか手に入りません。程よく気が抜けて脱力した状態で感じることができますので、頑張ることと実は対極にあったりします。
この快を見つけるコツは頑張らないこと、そしてしっかりと自分の身体や生活を感じることです。
『治療は心身と対話する時間』と私がいうのはこのあたりを指してのことです。
鍼灸を含めた東洋医学は魔法じゃありません。膨大な経験の上に成立っている経験医学にして哲学です。自然な状態に沿った生き方、身体が快を感じる生き方と現実の環境との折り合いを付ける治療と養生学です。
治療に当たってはどうぞ頑張らず、今、自分の身体が何を感じているのかじっくりと観察しつつ良い方向へと、楽しい方向へと意識を向けていただければ幸いです。
私も鍼灸という道具と技術を使って、良い方向へと向かえるよう力と心を尽くしてサポートさせていただきたいと思います。
体型の割りにはステップが異様に軽いねと指摘されるインラインスケートのインストラクターにしてはり師、きゅう師です。
2007年も10月あたりに『幕張海浜公園祭り』をやるようです。たぶんまたインラインスケート部門があるかと思います。オフィシャルな話はまだですが、一応、指導員として参加予定にしてあります。
さて、私がインラインスケートの指導をするときとこうして皆様の治療をするとき、意外と共通の事柄ってのがあります。
それはなにか?
○一人ひとり違うと診ること
○頑張らないでくださいって言うこと。
私個人的な意見なんですが、「頑張って」って張り詰めている現代人にとって結構強迫めいたニュアンス与えていませんかね?
どちらかというと治療行為ってのは頑張らないでさっさと受けた方が予後=治療後の状態が良いんです。
頑張っちゃって無理に無理を重ねて大変なことになったんで頑張って治します!
ま、それもありなんですけどね。頑張るってことは自分で新たなストレスをかけるってことでもあるんです。そのストレスを『楽しめる』方なら良いんですが、これが結構楽しめないものなんです。
「早く治りたい、早く復帰したい。」
もちろん、その気持ちはわかります。が、『痛みを抑えてはいおしまい』だとまた同じこと繰り返しますよ?
大事なことは体が発している『痛み』や『違和感』っていうサインに目をむけ耳を傾けること。なんで?そうなったんだろうか?
忙しいから?
うん、忙しかったんでしょう。でもどう忙しかったの?
なんで、こんなこというのでしょうか?
いや、だって、同じように忙しいはずでも元気よく過している方がいるわけじゃないですか?そうはなりたくありませんか?
『忙しい→病気』と考えやすいのですが、
『忙しい→心身の負担の増大→心身に疲労蓄積→心と体のバランスが大きく崩れる→症状として現われる』という順になっていると考えたほうが治療をするにはやりやすい。
後考えるとそれぞれの段階でケアできるはずなんです。
1.心身の負担が増大
2.心身に疲労蓄積
3.バランスの崩れ/偏りが生じる
4.症状が出る
5.慢性化/器質的変化
鍼灸による治療は『カラダの調整』を通して『心身の解放』と『回復力(治癒力)の向上』を図るものです。だのでこのいずれ段階に対しても対応できますが、できれば1.や2.の状態のときに活用できれば深刻な状態にならないうちに済ませることができます。だからこそ「月1~2回程度健康管理のつもりで受けたらどうですか?」とお話しするのです。医学的にも『免疫力が高まったり』と良いことが多いので実はかなりお勧めです。
ま、そうは言っても現状は5.の段階になってから『治療』にこられる方が多いのが現状です。
なんでこんなに段階が進んだかと言えば、『頑張ってしまった』からです。
たぶん、身体は『違和感、疲労感、不快感』と言った感じで各段階に応じた『サイン(警告)』を発していたはずです。もしこのサインを重視して手当てをしていたらここまでにならなかったかもしれません。でも、仕事の都合、家事の都合で大きな負担をかけることをそのまま繰り返してしまった。
その結果が今の状態です。
治療をすることで今までと同じことを繰り返すことができるのではなく、治療をし、『自分の身体と健康に向き合うことで同じことを繰り返さない身体』を手に入れることが大切です。
そのために大事なことは『快』という感覚を身につけることです。
『快感は抑圧するストレスから心身を解放』します。この快感は頑張っている間はなかなか手に入りません。程よく気が抜けて脱力した状態で感じることができますので、頑張ることと実は対極にあったりします。
この快を見つけるコツは頑張らないこと、そしてしっかりと自分の身体や生活を感じることです。
『治療は心身と対話する時間』と私がいうのはこのあたりを指してのことです。
鍼灸を含めた東洋医学は魔法じゃありません。膨大な経験の上に成立っている経験医学にして哲学です。自然な状態に沿った生き方、身体が快を感じる生き方と現実の環境との折り合いを付ける治療と養生学です。
治療に当たってはどうぞ頑張らず、今、自分の身体が何を感じているのかじっくりと観察しつつ良い方向へと、楽しい方向へと意識を向けていただければ幸いです。
私も鍼灸という道具と技術を使って、良い方向へと向かえるよう力と心を尽くしてサポートさせていただきたいと思います。
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