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2024年12月04日
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泰心堂と積聚治療の関係

2010年11月09日
こんにちは、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
今日のお話はいただいたメールに対する返信です。
内容が専門的なことを含むため鍼灸の関係者かと思われます。

「泰心堂先生は積聚治療家なのですか?」

ええと泰心堂は私の屋号ですので私本人のことを指すのでコレでも問題ないでしょう。

積聚治療家であるか?
これは実は難しい。事実として私は積聚治療をするものであり、会派として積聚治療家ではない。

どういうことかというと私の鍼灸を学んだ養成機関の問題と流派・会派の問題です。

私が学んだ養成機関は関東鍼灸専門学校
そう、積聚治療創始者の小林詔司先生の所属されていた学校です。私の学生時代、詔司先生は現役で3年次の実技を担当されていましたし、カリキュラムとして3年間で積聚治療を通じて人のからだを診るということを学ぼうというのが在りました。

なので私が在学した3年、研修生身分で在籍した1年、学び実践したのは積聚治療に他なりません。
そういう意味のおいて積聚治療家であるとは言えます。

一方で思うところが在り、卒業後すぐに積聚会に入りませんでした。積聚会に所属していないと言う意味においては私は積聚治療家ではありません。
※在学中に他に、故波岡久夫氏が残した腹診に基づく治療法、故鷲尾雅一先生の経絡治療、N氏より中国鍼術、高麗手指鍼術、現在の日本刺絡学会のメンバーから刺絡鍼法などを学びました。


さて、積聚治療と言うのは何か?
積聚治療は、」人間は気という概念的なエネルギーが集まり、循環している陰陽の統一体である」ことを前提に、気の偏り=機能の低下=冷え → 病気 という概念を持った治療法です。

この気の偏りを『積聚』という相対的な概念で把握し、その積聚の変化を以って気の偏りに対して影響をせしめたとするのが治療。

積聚とはお腹に現れる気の積み重なりであり停滞であるところのしこり、知覚異常など

からだの状態を変化せしめる(陰の気を補う)ことであとはからだが病を治していく(気の偏りを解消していく)というのが積聚治療です。

鍼灸治療はおそらく次の要素で語ることが出来るでしょう。

A:身体観、疾病観など人のからだと病の捉え方
B:判断基準、脈、腹、経絡、経穴、気の偏り・・・・などなにをもって病とするか何を以って軒昂とするかの基準
C:具体的な刺激方法、補寫の鍼、気を動かす鍼、巨刺、遠道刺・・・・

治療法 = A+B+C

それが何治療であるかを決定付けるのはAにあたる概念。
ならば

気の偏りである冷えを中心にした、気を動かして冷えを取る治療をしている私は積聚治療の範疇にいるともいえます。

ま、こんなところですね。
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デジタルカメラの選び方 超近接撮影用カメラ

2010年11月08日
今回は、当院で行われている治療にはほんの少ししか関係在りません。

今晩は、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
ご存知の方も増えてきましたが、泰心堂はりきゅう院を運営しています。

さて、今日はですね、お客様と意気投合した話のネタ。『写真』というよりも『カメラ』のお話。

『虹彩診断』を勉強されている皆様向けのデジカメ。

虹彩とは目にある文様なんですけど、それで病気がわかると『診断革命』(六然社 新城三六著)という本に記載が在ります。まさに目にうろこの情報ですね。
じゃ、虹彩を撮影できないか?と個人的に興味を持っているわけですが・・・なかなか用途に合ったカメラがないし、ライティングも難しい。

で、そこで見つけたのが、

PENTAXの OptioW90 

Amazon商品紹介ページ

PENTAX 公式

なにが凄いか?

『デジタル顕微鏡モード搭載』というのと『マクロフラッシュ搭載』というところです。
optio w90
※写真引用もとPENTAX公式サイト
レンズの周りの光点、わかりますよね?
これがマクロフラッシュ。近接撮影のうち超至近距離で画面いっぱいに画像をとる撮影方法をマクロ撮影と言うのですが、このマクロ撮影には大きな問題が在り、近接になればなるほど陰が出来やすくて画像が暗く(光量不足)なりやすく、ピントを合わせるのが困難であること。
なのでマクロ撮影をするには『ライティング』(照明技術)がとても大事なります。

ここでお話している『虹彩撮影』もマクロ撮影必須。ですが、どうしても目の近くで取ろうと思うと暗くなる。
・・・ということでわざわざ撮影用のフラッシュを自作されていらっしゃるツワモノノ先生もちらほら。

でも、これならば光量不足の問題は解消!!かなり便利なカメラです。

あとはEye-Fi対応のSDHCカードを組み合わせると・・・

カメラは三脚に固定したまま、画像は手元のPCまたはiPhone、iPodに転送という技も出来る。

無茶苦茶便利。
たとえば、虹彩撮影してすぐにiPadに転送。画像を表示しながらお客様と会話。細かな部分はタッチパネル操作で拡大して表示するなんて使い方も出来そうですね。
※iPadは持ってません。
※普段は背中など特異な反応がある場合、参考資料にする場合やお客さまご自身に確認していただくために画像を撮っています。もちろん外へ出すことについては許可いただいていないので門外不出。

なお、私がやっているのは個人的な趣味なので、理論・診断を含めた虹彩診断関連は『東洋虹彩分析協会』にお問合せください。
こちらには素晴らしい先生がいらっしゃいます。

私たちの仕事は、患者さんをイタズラに心配させることでは在りません。虹彩診断技術は非常に高度で専門的な素晴らしい技術ですが、それ故に気軽に出来るものでは在りませんし、誤診でいたずらに不安を煽ってもいけません。なので、本家本元の東洋虹彩分析協会でしっかりと学んでから使ってください。


前述のとおり私の場合は、趣味(治療法の研究)の一環として了解いただけた方に資料としての利用許可をいただいた上で撮影しており、尚且つ、虹彩を診た上での見解を述べることはしていません。
※虹彩診断することはちゃんとしたトレーニングを積んだ方がやるべきことで私は参考資料を集めているだけです。

という感じで個人的に面白いと思ったカメラの紹介でした。
ただし、このカメラは写真を作る方には向きません。理由は露出補正が使いにくいのとA、S、Mモードがないからです。

新聞記事から残念なお話。接骨院の害悪

2010年11月02日
読売新聞 2010年10月27日 夕刊 より引用
いつまであるかわからないので
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=32605 より引用。

以下引用

柔道整復師 食い違う請求

肩こりで施術 保険適用の「打撲」に

 接骨院や整骨院でマッサージなどを行う柔道整復師の施術について、会計検査院が約900人の患者を抽出調査したところ、6割以上で患者が申告した症状と、整復師側が医療保険で請求した内容が食い違っていることが分った。患者は、保険適応外の肩こりなどを訴えていたのに、請求では適用対象の打撲や捻挫となっていたケースが多数確認されたという。検査院は厚生労働省に対し、審査の厳格化や、請求基準を明確にするよう求める方針だ。

柔道整復師 ほねつぎ、接骨師、整骨師などと呼ばれる。柔道整復師に基づく国家資格で、東洋医学マッサージなどで、ねん挫や骨折脱臼などの回復を促す。

検査院調査の6割以上
 整復師の施術は骨折、脱臼、ねん挫、打撲、肉離れが保険適用対象となり、病院と同様、患者に代わって保険請求することが認められている。厚労省によると、2007年度の国民医療費は前年度比3.0%増の34兆1360億円だが、うち整復師の医療費(保険請求した施術費用)は、同5.1%増の3377億円と高い伸び率だった。整復師の養成所が近年増え、05年には約5万人だった整復師の資格保有者が、09年末には約6万7000人に増加しているのも一因とみられる。
 検査院が市町村などを通じて整復師の施術を受けた904人を対象に聞き取り調査を行ったところ、うち597人が、整復師の保険請求の内容と、自分の訴えた症状が違うと回答。保険適用外の肩こりなどを訴えて通院していたのに、整復師の保険請求では打撲やねん挫などと記載されていたケースが多数を占めたという。
 また、検査院が保険請求の多い16道府県で、約28000人の患者の保険請求の記録を点検したところ、施術の部位は1~2か所が一般的なのに、同じ患者への施術が3カ所以上ととされていたのが約1万8000人もいたほか、負傷の部位が月によって変わっていた患者が約9000人いた。
 日本柔道整復師会の萩原正和保険部長は「患者の訴えと、施術時の患部の判断の仕方が異なることや、患者の記憶が異なっていることもある。不正請求などが起こらないように、会員には厳しく指導している」と話している。
 整復師の療養費を巡っては、昨年11月に政府が行った「事業仕分け」でも、同じ患者への多部位の施術に対する保険請求などについて、仕分け人から「不正請求の疑念はぬぐえない」との意見が出ていた。
 厚労省は、今年6月から、3ヶ月以上の施術では給付率を下げるなど、算定基準を見直すと共に、9月から患者に対する領収書の発行を義務付けるなどの改善策をとっている。

以上引用。

ちなみに保険金詐欺に該当すると思われる。
そして仮に訴えられた場合、
主犯(主に罪に問われるもの)は『患者』(保険金を利用しサービスを受給したもの)。

柔道整復師は共同正犯(主犯と同じ程度の責任を持つもの)または教唆犯(主犯をけしかけ導いたことに責任があるもの)、従犯(主犯に従ったもの)となる。

ま、酷い法律構成ですよね。

ちなみに東洋医学マッサージは間違った表現。
もし、マッサージだとするのならそれは按摩マッサージ指圧師の業務範囲。柔道整復師が行うのは整復術、骨接ぎである。特に関節と関節との間の空隙を調節することを目的とする回復手技。

こうならないようにするためには、

1.保険が適用できる範囲を保健組合に確認しましょう。
2.自分の不調の原因が保健適用範囲内あるいは外であるかを認識しよう
3.治療内容を確認しよう
4.領収書をきちっともらおう
5.健康保険組合から送られてくる明細をチェックしよう

地道ですが、ここが大事です。
特に領収書については要チェック。支払い金額と券面額(領収書に書いてある金額)が違う場合はおかしい!と思って警察あるいは保健所に相談しましょう。
※保健所に確認するのは接骨院・整骨院の営業に関してチェックをしているところの一つだからです。

そして健康保険組合から送られてくる明細にチェックしましょう。
健康保険対象であれば、自己負担額、総支払額をチェックして、割合に応じているかをチェック。
健康保険対象外であれば、そもそも請求がないので、請求がないことを確認しましょう。
おかしい場合は健康保険組合と警察に相談です。

土曜日9時半

2010年10月30日
こんにちはからだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
私の治療院 泰心堂はりきゅう院は土曜日・日曜日の午前中も営業中しています。
流石に土日は込み合いまして、ご案内できない時間帯もあります。

さて、今回は9時半が空きましたのでそちらの時間帯のご案内です。

初診は、道具や衛生管理、施術方針と皆様の状態確認などで約1時間ほどかかります。
二診以降は、状態確認と施術とで30~40分程度。

当院の予約は30分単位で承っていますので、若干の重なりはあるものの、専用の時間として確保しております。

さて、治療間隔の目安ですが、

○慢性的な症状・・・週一
○慢性的且つ強い痛み・不快感を伴う症状・・・週2~3
○急性症状・・・連日、あるいは隔日で短期的に処置

慢性的な症状としては

自律神経失調、眩暈、痺れ、慢性腰痛、慢性肩背痛、腰部・頚部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎すべり症、坐骨神経痛、頚腕症候群、冷え性、過敏性腸症候群、帯状疱疹、高血圧、糖尿病、難聴、耳鳴り・・・

などなど病名が付く病気が中心

急性症状としては
急性腰痛(ぎっくり腰)、打撲、捻挫、感冒(いわゆる風邪)、帯状疱疹に拠る痛み、坐骨神経痛に伴う痛み、むち打ち症(頚部捻挫)・・・

こういったものが対象になります。

美容鍼の施術間隔は

底上げして良い状態を長く保つ・・・慢性扱い、からだの調整+新陳代謝を待つ
とりあえずお試し、今すぐあげておきたい・引き締めておきたい・・・急性扱い、表情筋のバランスを短期的に整える

みたいな感じです。

希望される方はメールにてご連絡ください。もちろんこの時間帯以外、平日も予約を受け付けております。

公式メールアカウント メイン 予備

1~2日で返事が内場合はメールが届いていない場合が在ります。その場合はメインアドレスに送信された方は予備アドレスに、予備アドレスに送信された方はメインアドレスに、お手数ですがメールを出しなおしてください。

なお、平日は月曜日・火曜日が狙い目です。

明日はお休み。

2010年10月18日
どうも、泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。
ええとかねてより連絡していたように

明日19日(火)は休院日です。

予約の都合で変則的な休みが続いてますがご了承ください。

さて、明日の個人的な予定ですが、午前中は自宅で片付けを午後にかけて某所に出歩く感じですね。
仕入れと情報収集をかねています。

あとはテキトーなカフェに入って、セルフケア用の電子書籍作りですね。

こちらは『高麗手指鍼術』(KHT)のエッセンスを利用した当院で(一部の方に)指導しているセルフケアのやり方を『電子書籍』(PDF)で提供しようと言う試みです。
ええと章立てと文章はだいたい見えています。あとはインパクトのあるタイトルとイラストですね。
とりあえず進められる作業を進めていこうと思います。

既に『印刷してくれないのか?』という要望が入っていますが、コスト削減のため今のところは紙面での販売はしない予定です。

実際、コスト面で切実です。

たとえば、B5サイズで100部作ったとしましょう。
ページ数が200ページ程度(HOWTO系の薄手の書籍、商用印刷物並み)で、上質紙、モノクロ、エコノミー品質、無線閉じ製本と言う設定で印刷業者で印刷してもらうと

119,317円(税込み 113,635円) 一冊 1,194円程

1000部作ると 666,419円、一冊あたり 667円

かかります。ちなみにこれ『印刷原価』、他の流通やら編集やら人件費やら倉庫代など一切入っていません。

印刷にはものすごいコストがかかります。おまけに在庫於かないといけないし、全部はけなければならんし・・・いいことありません。在庫=赤字の価格です。

ちなみにたとえばうちのプリンターでプリントアウトした場合、紙代、インク代、人件費で3~4,000円いただかないと割に合いません。

だって、所謂コピー機を利用した場合でもB5~A4は片面印刷で8~10円くらいでしょう?うちのプリンターは大量印刷用ではないのでコストがもっと高いですから。

なので今回は電子書籍としての提供、必要なところだけ印刷してくださいというスタイルで進めたいと思います。

なお、興味のある方は事前に taishindo.hari@gmail.com へお名前と連絡先、住所などを書いたメールをください。

お休みは明日一日だけで20日水曜日の午後から通常営業に戻ります。若干の空きがありますので受療されたい方はtaishindo@festa.ocn.ne.jp(公式アカウント)もしくはtaishindo.hari@gmail.com(予備アカウント)まで連絡ください。

それでは♪

これから都内出張です。

2010年10月15日
10/15 ただいま11時30分過ぎ

これから都内へ出張します。
直帰の予定なので、連絡はメールでください。


明日は通常通り営業いたします。

幕張海浜公園祭り2010

2010年10月14日
$話せて動けるはり師 たけしのブログ

かぼちゃ祭り終了しました。(笑)

今年の『幕張海浜公園祭り』は10日が雨天で順延となりました。
急な日程変更にも拘らず皆さんにご来場いただき、ただ感謝、感謝です。

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ClubMarvelousではインラインスケートの体験会とオリエンテーション、アグレッシヴスケーターによるデモンストレーション(演舞)そして参加自由のフリースペースセッション。

順延日は天候に恵まれ晴天の中で開催できてほっとしましたね。。

そのほかにも
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こんなことや

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こんなこともやっていました。

来年もまた、こういったかぼちゃランタン作りやピザ焼きそのほか、皆さんで楽しめる企画を盛り込んで幕張海浜公園祭りを開催していきたいと思います。

その際はぜひ、皆様でお越しください。