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2025年03月03日
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夏休み終了。

2010年08月16日
こんばんは、【からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次】です。
三日間の夏休みを追え、今日から復帰です。

復帰一発目はいつものお客様。
少し足の痺れが・・・とのこと、どうも親戚が来ていてついつい飲みすぎたらしい。

砂糖・アルコールは神経痛の悪化原因になりますのでとりすぎには注意を。

さて、本日の新患さんは本八幡の方。ご親戚の紹介で・・・ってことでしたが、ああ、あの三鷹の方ね。

なんだかホント、遠いところからのお客様が多い治療院ですね。
いろいろと話し合った結果、この方は2週間に一度の当院での治療とその間に手指鍼術を応用した手のひらにお灸をすえる方法でセルフケアをしていただくことになりました。

典型的な陽実証の方で、左右とも天枢に圧痛在り。虚実の診断では大腸実なので大腸勝方+精神を落ち着かせる百会、天柱、ダン中などに相当するツボを加えた処方を直接左右の手に印をつけて、デジカメで写真を撮ってその場で印刷。

ここにお灸を三日すえて一日休みくらいの感覚ですえてくださいとお願いしておきました。

こういう治療に使うお灸は台座の付いたものが良いですね。うちは炭化灸を使っています。

さて、明日は美容系の施術が中心になります♪
美容系は数をこなすほどにより効果的なポイントがわかってきて非常に楽しいですね。
明日も楽しんで仕事しましょう。

今日はこの辺で。

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セルフケアとしてのお灸。

2010年08月11日
こんにちは、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
「今日も暑いですね」というのが決まり文句になっていますが、暑さ寒さも彼岸まで、あと少しです。

さて、かねてから予告しておいたダイエットの耳ツボ話は結局、うちのダイレクトなお客様に配付しました。希望の方だけ&今回はテスト配布だったので少数部のみの配布でした。
皆様に意見をいただいておりますので、それらをフィードバックして無料配布版、有料配布版を改めて作成しようと思います。

ついでに、【てのひらセルフケア講座】の開催に向けてテキスト作りをはじめます。

関連して、セルフケア関係のお話です。

私こと鍼灸師 藤井崇次は、「家で何をやったらいいでしょうか?」、「何かやること在りますか?」、「家でやれること在りますか?」という質問に対してこう提案しています。

お灸をすえましょう♪


私、思いますが、お灸って家庭で出来る最強の治療法だと思います。
その理由としては
1.簡単
2.加減がわかりやすい
3.薬局で手に入る。

もぐさを捻るのはそれなりに技術がいりますが、市販の筒状あるいは台座つきのものに関しては火をつけて貼り付けるだけです。加減は痛みが強いときは痛みを以って痛みを制すで熱いお灸をしますが、基本的に温か状態で十分。熱いっ!と思ったらすぐにとると程よい加減です。
こういったもぐさ、簡易灸はお近くの鍼灸院や薬局で手に入ります。

逆にお灸の注意しなければいけないポイントは
1.火を使う
2.火傷を利用する
3.煙が出る
4.臭いが出る。
5.イメージが悪い

お灸は【久しく火をつかう】と書きます。火を使い小さな軽い火傷(すえたところが温かくなる程度あるいは赤くなる程度)を作ってその部位を直す反応を利用してからだの状態を整える治療技術です。
当然、やりすぎればそれ以上のやけどをしてしまいます。まずは市販のお灸では【マイルド】、【弱】程度のものを使ってみて、足りなければ【レギュラー】、【ハード】、【強】などと温度の高いものに変えていけば加減がわかるでしょう。
煙に関しては少し値段が高くなりますが【無煙】あるいは【少煙】のものを使うとグッと煙が抑えられます。また臭いについても基本のもぐさのにおいのものもあれば、生姜、にんにく、ラベンダー、ローズなど臭いをつけて物までいろいろあるので好みに合わせて使えばよいかと思います。

私のお勧めは、もぐさを炭状に固めた【炭化灸】(微香タイプ)が煙もにおいも少なくてGOOD

5.に関してはやり方が悪いか、やったこともない人の戯言です。

もちろん、背中・腰など一人ではすえにくい場所も在りますが、そこは【手のひらセルフケア】を使うと良いでしょう。てのひらで全身の治療が出来ますので一人でも対処が出来ます。

簡易灸はいろいろと改良が加えられていて道具としても非常に使いやすくなっています。

治療という側面でもお灸は非常に良い特徴を持っています。
1.(小さく・わずかな)火傷を作るので確実に炎症=修復反応が誘発される
2.からだの状態に合わせて、炎症補助/炎症抑制が自動的に行われる
3.すえるほうの体力を使わない

傷を負うと治そうと【炎症】が起こります。私たち鍼灸師はこれを鍼による極わめて微かな切傷、あるいは灸熱による極小の火傷を利用してこの炎症反応を引き出そうとしているわけです。
この炎症、全く起こらなければ組織の修復がなされません。しかし、過剰になると熱をもちまわりの組織を逆に破壊してしまいます。
適度な状態にコントロールしなければならないのですが、傷を受けたショックや病気に対する免疫力の活性化状態では往々にしてそのからだ内部の信号が乱れて過剰炎症や、寡少炎症になりがちです。そこで微かなダメージを与えてそれらのコントロールを取り戻そうとするのが生体反応を利用した針灸の技術。

お灸は熱をもってこの適度な炎症状態を作るのに一役買います。

一方、いわゆる湿布薬は炎症を抑えるだけで活性化する作用は在りません。炎症が寡少で治癒が遅れる場合には適さない。
その点、お灸はきっかけを与えて後はからだで自律的な調節を促すので、+にもーにも働くわけですね。

また、マッサージなどに比べてすえるほうの仕事は火をつけてツボにおく、適当なところで取り、確実に火を消すだけ。力を使う作業は在りません。なのでケアしてあげる側にもやさしい。

とにかく便利な治療技術です。
そういった治療技術を広く使ってもらうために私の治療院 泰心堂はりきゅう院ではお灸のすえ方も指導しています。
今日はこの辺で。

美容鍼灸の本質

2010年08月10日
美容鍼灸で一番大事なことは、『からだの調子を整える』ことです。
草花でも根や茎がぼろぼろなのに花だけ綺麗ということは非常に少ないと思います。

顔は華、身体は茎、胃腸が根。

そう考えると根や茎の調子を整えることが大事というイメージが出来るのではないでしょうか?

当院の美容鍼灸は次のような手順で行います。
(初回)
1.予診表の記入(体調と気になる部分のチェック)
2.問診
3.消毒・施術方法の説明
4.意思確認(施術を受けるかどうかの確認)
5.治療ブースへ移動
6.仰向けにて、脈診、ツボ反応の確認、気になる箇所の確認
7.からだの調子を整える鍼=体調の調整と逆上(のぼ)せ予防
8.顔など気になる部位への刺鍼
9.しばらく置鍼(5~10分)
10.抜鍼
11.必要に応じ鍼または棒灸を利用した補助治療
12.現状確認とクローズ

美容鍼灸はやればやるほど体調と肌質・部位の変化を感じられるので「私、鍼灸初めて」なんて方にもお勧めできるメニューです。

てのひらで全身の治療?

2010年08月06日
どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
私の治療院の情報は

http://takefor.client.jp/

を見ていただくとして今日はてのひらで全身を治療するというお話をしましょう。

たぶん【てのひらで全身を治療する】と言ってもぴんと来ないと思います。
なのでまずは普通の治療の話をしましょう。長いけど一気に読むのがお勧めです。

私たち、はり師・きゆう(灸)師は【からだのサイン】に基づいてからだの状態を類推、分類し、類似したケースを見出し治療方針を決定し治療方針に従い刺激を加え、その反応を診るということをしてます。

そのサインは実にいろいろなところに表れます。
たとえば面色=顔色。青い顔している、暗い顔、赤ら顔、蒼白・・・様々な表現と状態とが在ります。これらからからだの状態をうかがい知る・・・なんて方法もあります。

また手首を掴んで、脈の拍動の具合を診て、からだの蔵府之気のバランスを診たりあるいは胃之気の充実具合を診たり、あるいは四季と脈の状態があっているかなどを診たり・・・

あるいは筋肉や皮膚からからだの緊張具合を診たり・・・

そうやって情報を集め、からだの状態を予想し、ある方法に従って治療して上手くいったという経験の積み重ねが今日の鍼灸医学を作ってます。
つまり、経験医学ってことですね。

その経験医学で参照している情報は部分的あるいは断片的のように見えますが、実は東洋医学ではからだの構成要素を気(あるいは気血津、精気神など)とし、それは全身をめぐり、位置によってその役割を変えるつつ循環していると診ています。(経絡とその気の流れが代表的)

つまり手首の脈から診る気の情報はそれ即ち全身の気の情報とリンクしていると考えると、手首の情報は手首近辺の情報だけではなく、体中をめぐってきて手首に現れている情報源ですから全ての体の情報を持っていると診るわけですね。

で、それらの情報を元に経絡・経穴というものを利用して身体に刺激を与えると身体の様子が変わるというのが基本になっています。

よく使うのが肘下・膝下にある要穴と呼ばれる経穴ですが、実はいろんなところで治療をすることが出来ます。
ある流派では背中を使い、ある流派では頭を使います。またある流派では足の裏、足の甲・・・ま、この辺は足つぼ療法なんかとも関わりが出てきますね。私の知己では顔を刺激して腰痛を治すなんて話をしている方もいます。

つまり、全身とリンクしていると思われる部分を利用することで全身の治療が出来るという特徴を持っています。
こういう治療の方式を見立て(部分を全身に見立てる)治療と言います。

KHT:高麗手指鍼術もまたこの見立て治療のひとつです。
私がこのてのひらで見立てる治療を考えたのは、自分の腰痛から。創始者は自分の頭痛からだそうです。何か似ていますね。

KHTでは手の甲を背中、手のひらを腹側として見立てます。手の甲側から見て中指が頭で中指から左が順に左手、左足、中指から右側が順に右手、右足となります。
そう考えて治療してみるとこれが実にうまくいくのです。

たとえば腹痛。痛くなるのは、胃・小腸・大腸あたり。身体に直接お灸をする場合はお腹の辺りで痛みがある点を探してその直上にお灸を据えます。もしくは体の状態を診たうえで手足の効果を期待できるつぼにお灸をすえることになります。
急な腹痛の場合は多壮灸といっていくつもお灸をすえることが多いですね。

じゃ、手のひらでは?

これが実に簡単です。
手のひらの中心にお灸を1~3個すえるだけ。中心が大体【お臍】の位置。中心と指の付け根の真ん中が【胃】、中心のすぐ隣にお灸を置くとこれが【大腸】の刺激点。すぐしたが【小腸】。
何処かわからないときはど真ん中一個。上下左右に一個ずつ置けばOK。
火をつけて深呼吸をしていると、すぐに落ち着いてきます。
※やけどしない程度にしてください。

また、手のひらですから自分で刺激が出来ますし、熱いと思ったら自分でお灸を取れば良い。
非常に簡便&即効

私、泰心堂の臨床上は腹痛なんかはこちらの方が早いですし、腰痛やそのほかの症状も自宅でてのひらにお灸をすえていただくと治療期間がすえない場合の平均よりも短縮できます。

ぜひとも、覚えていただきたいスキルですね。

・・・と今日はこの辺で。






夏季休暇!!

2010年08月05日
こんばんは、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

みなさん元気に過ごしていますか?
私は・・・元気ですね。今もお腹空いた~!と思えるほどに。

元気の源は食事。しっかりと食べてしっかり動いて、しっかり寝る。これが大事。

さて、そんな私と私の治療院ですが、夏季休暇をいただきます。

泰心堂はりきゅう院(http://takefor.client.jp/ ) 夏季休暇

8/13(金)~8/15(日) の三日間

ちなみに完全休養の予定なので治療院に電話をしてもこの期間は留守電になっています。また留守電の確認も休み明けとなっていますのでご注意を!

またメール・メッセージについても返信が8/16(月)以降となっていますのでご了承ください。

美容鍼灸の講習会の申し込みも基本随時(被験者を含めて2名以上から)なのですが、この期間は受け付けません。

・・・とまあ、完全に業務連絡でした。

O氏、ルマン完走!!

2010年07月23日
先日、お話した当院のお客様のニュースです。
少々遅れてしまいましたが、当院のお客様O氏が010年6月27日(日)フランスで開催されたルマン24耐久レースに参加されました。

このルマン24時間耐久レースはなんと人力!自転車でもなく、インラインスケートで24時間滑り続けると言う超過酷なレースです。

O氏は初参加で完走!ソロで28位 滑走距離は78周326.4km

とても腰痛で競技断念・・・なんてしてた人には思えませんね。

ちなみにO氏の場合は競技復帰を目標に鍼による施術&体幹トレーニングを年単位で行いました。
もっとも鍼施術は本人の仕事の関係でなかなか時間が取れなかったので初期に集中して、その後、トレーニングの進捗や仕事などによる疲労に合わせてという形でした。

鍼による治療はなかなか来れないのでできるだけ持ちがよい治療を!ということで当院の独自の長い鍼『長鍼』を使った『多穴透刺』という技法を使い、痛み緩和+骨格調整+治癒力促進などをはかり、集中的に治療したあと、通常の鍼で微調整をするというのを2~3ヶ月(数回)を繰り返し、痛みが緩和し、腰に力が入るようになっから通常の鍼による調整に切り替えました。

その間、座位による体幹の運動2種を徹底的にやってもらい、身体の再教育を行ってもらいました。

そのうちに、様子を診ながらジョギングを始めたり、スケートを始めたり・・・市民マラソンなんかにも出ていましたね。

で、今回、ルマン24時間耐久レースです。しかも、78周326.4km。いや、凄いですね300kmオーバーなんて多分私でも滑れませんね。

本当におめでとうございます。

八月の予定。

2010年07月23日
管理人の身体のエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
暑い日が続きますが、夏バテとかしていませんか?

夏バテ対策には実は『お灸』が良かったりします。
熱を以って熱を制す・・・という言葉は在りませんが、お灸を使い『熱を散らす』とすっとこもった熱が抜けて、しっかり食べられるし、ぐっすり眠ることが出来ます。

そんな、夏バテ対策の基本のお灸ポイントは『肘を曲げたとこに出来るしわの外端』=『曲池』と膝を立てたときに出来る膝下の外側のくぼみ(膝蓋骨の直ぐ下)から下へ指四本ほど=『足三里』

加減は、温かい~熱いに変わる瞬間にとる。最後までじっくりすえると逆に熱がこもるので注意。

薬局で売っている台座の付いたお灸(弱かマイルド)で十分です。もちろん当院でも業務用のものを小分けしてお分けしています。

さて、八月の予定ということで・・・
八月はお盆休みをいただきます。今のところ13(金)~15(日)あたりで考えています。
たぶんこれで確定だと思いますが予約状況やイベント関連で変わることも在りますのでブログなどをチェックしておいてくださいね。

ええと夏場は鍼灸院は若干お客様が減る傾向があるようです。
当院も同じく、減少傾向に在りますが、当院の場合は大量に卒業生が出たり、健康管理・メンテナンスに移行するお客様が増えるからです。

ちなみに

卒業生
=当院の治療を受け症状が解消し、一定の期間をおいてみても再発しなかった方を治癒と看做し治療から卒業したものとする。ゆえに卒業生と呼ぶ

健康管理・メンテナンス=月1~3回 ストレスケアや体調管理に当院をご利用になるお客様

他には
美容=主として美容鍼灸をお受けになる方。月1~10回。最高月10回受けに来るお客様がいました。これは正直びっくり。でも「面白いようにあがるんだもの」だそうで本人、非常に喜んでいたからこれはこれでよいのでしょう。

ダイエット=カテゴリーとしては治療・美容の両方。耳ツボの施術は基本サービスにしているので希望者に対しては施術後追加させていただいています。

こんな感じで少し分けていたりします。

今回はこの『卒業生』が6~7月にかけて増えたので少し空いてきた感じでしょうか。今ならご希望の時間帯に案内しやすいので、新規のお客様は狙い目です。

当院の得意疾患は、めまい婦人科全般、近年は不妊症など対応も増えています。
腰痛・膝痛・肩痛などは鍼灸師であれば出来て当たり前
なので特に言う必要もないでしょう。

こんな症状には効くのか?なんて疑問をお持ちの方はお気軽にメールをください。
なお、質問関係は整理の都合上、taishindo.hari@gmail.com にいただけるとありがたいですね。理由はGmailの方がやり取りが見易いからです

今回はこの辺で