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2024年11月22日
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膝痛の鍼灸治療
2006年10月24日
おはようございます。
泰心堂です。
最近は趣味と実益を兼ねて「膝痛」の治療を多く診ています。
趣味=インラインスケートの関連では基本的に健康な人が多いので、多くが筋肉痛からくるものであったり、昔やった捻挫や半月板損傷の古傷が・・・とかが多いですね。
こういた症状も鍼灸と筋力トレーニングを併用する事で改善していきます。
治療院の方では年輩の方の膝もよく診ており、いわゆる水が溜まったという状態も何件も診ております。
もちろんこういった関節内に「水」が溜まったという状況にも鍼灸はよく効きます。
では、具体的にどう治療していくかですが・・・
実際の治療手順としては膝の治療は一番最後になります。
なぜか?
痛む原因はなんだろうか?と考えていかないとその背後にあるものを見失ってしまうからです。
たとえば、転倒して膝をひねり、それ以来膝が痛むようになった。という状況があるとします。
問題はそれだけが原因なのか、そこから何か他へ影響していないか?という視点が大事です。
左ひざが痛むためにそれを庇って、右の股関節に歪(ひずみ)の力(そのうち疲労となる)が溜まっているとか、そこかねじれて背中に影響していないか?などなど様々な状況があります。
人の身体は繋がっていますので、膝をくじいたのをほうっていたのが原因で背中が硬くなり、その背中の状態を受けて内臓疾患を併発したりなんてないことではありません。
また、その逆なんてのもありますので私の治療方針としてその場所だけでなく必ず全身を診ておくようにしています。
これは肥満を伴う場合などは非常に大事です。安易に次のように言う人が増えて困ります。
「体重が増えて膝への負担が増したから膝が痛むんです。体重落としなさい」
果たしてこれは正しいのでしょうか?一面的には正しいです。
体重が増加すれば重力の影響がありますから、確かに膝への負担は増します。だからと言って「運動しなさい」で運動をはじめたら膝を余計に痛めてしまったなんてよくあることです。だからといって痩せるために食事制限をした結果、余計に体力が落ちて動けなくなってしまってリバウンド後さらに体重増なんてパターンもあります。
この場合、体重云々よりも「肥満に陥った原因は何か」と肥満症の治療が先に来ます。その上で膝の治療が入ってきます。
全身のバランスを診て、整えスムーズに動ける身体を作る事で、徐々にですが肥満状態も改善していきますし、その結果膝痛も軽減していきます。
また、普段の姿勢から来る場合もあります。その場合、身体が無意識にどこかを庇ってその姿勢をとっていることが多いので、どこを庇っているのか、どこが原因かを考えて治療していかないとやはり短期間で繰り返したり、その場しのぎの痛み取りになってしまいます。
冷えから来る場合は冷えを何とかしなければ治りません。
等等
全身を診る事によってなんでその膝痛が来るのか、どうすれば解決していくのかというのを考えるヒントを得る事ができます。
そうやってしっかりと必要な時間をかけて治療していくと、膝だけでなく原因となっていた状態まで改善していくので、再発が少なくなり、快適な生活を送ることができるようになります。
膝痛などでお悩みの方一度ご相談ください。
泰心堂です。
最近は趣味と実益を兼ねて「膝痛」の治療を多く診ています。
趣味=インラインスケートの関連では基本的に健康な人が多いので、多くが筋肉痛からくるものであったり、昔やった捻挫や半月板損傷の古傷が・・・とかが多いですね。
こういた症状も鍼灸と筋力トレーニングを併用する事で改善していきます。
治療院の方では年輩の方の膝もよく診ており、いわゆる水が溜まったという状態も何件も診ております。
もちろんこういった関節内に「水」が溜まったという状況にも鍼灸はよく効きます。
では、具体的にどう治療していくかですが・・・
実際の治療手順としては膝の治療は一番最後になります。
なぜか?
痛む原因はなんだろうか?と考えていかないとその背後にあるものを見失ってしまうからです。
たとえば、転倒して膝をひねり、それ以来膝が痛むようになった。という状況があるとします。
問題はそれだけが原因なのか、そこから何か他へ影響していないか?という視点が大事です。
左ひざが痛むためにそれを庇って、右の股関節に歪(ひずみ)の力(そのうち疲労となる)が溜まっているとか、そこかねじれて背中に影響していないか?などなど様々な状況があります。
人の身体は繋がっていますので、膝をくじいたのをほうっていたのが原因で背中が硬くなり、その背中の状態を受けて内臓疾患を併発したりなんてないことではありません。
また、その逆なんてのもありますので私の治療方針としてその場所だけでなく必ず全身を診ておくようにしています。
これは肥満を伴う場合などは非常に大事です。安易に次のように言う人が増えて困ります。
「体重が増えて膝への負担が増したから膝が痛むんです。体重落としなさい」
果たしてこれは正しいのでしょうか?一面的には正しいです。
体重が増加すれば重力の影響がありますから、確かに膝への負担は増します。だからと言って「運動しなさい」で運動をはじめたら膝を余計に痛めてしまったなんてよくあることです。だからといって痩せるために食事制限をした結果、余計に体力が落ちて動けなくなってしまってリバウンド後さらに体重増なんてパターンもあります。
この場合、体重云々よりも「肥満に陥った原因は何か」と肥満症の治療が先に来ます。その上で膝の治療が入ってきます。
全身のバランスを診て、整えスムーズに動ける身体を作る事で、徐々にですが肥満状態も改善していきますし、その結果膝痛も軽減していきます。
また、普段の姿勢から来る場合もあります。その場合、身体が無意識にどこかを庇ってその姿勢をとっていることが多いので、どこを庇っているのか、どこが原因かを考えて治療していかないとやはり短期間で繰り返したり、その場しのぎの痛み取りになってしまいます。
冷えから来る場合は冷えを何とかしなければ治りません。
等等
全身を診る事によってなんでその膝痛が来るのか、どうすれば解決していくのかというのを考えるヒントを得る事ができます。
そうやってしっかりと必要な時間をかけて治療していくと、膝だけでなく原因となっていた状態まで改善していくので、再発が少なくなり、快適な生活を送ることができるようになります。
膝痛などでお悩みの方一度ご相談ください。
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