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2024年11月23日
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顎関節症の鍼灸治療
2006年12月06日
ども、泰心堂です。
先日、アメリカで『ヘルニアに手術の必要なし?~放っておいても痛みは治まる』と題された報告がありました。この件についての感想などは
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/xtake4/diary/200612020000/005e3/こちらに書きましたので興味のある方はご参照ください。
なんだか国内では『薬』や『手術』万能主義が未だに根強いようです。それに対して先進諸国では代替医療とくに『鍼灸』に対する関心が高まっています。今後もこのような研究報告が出されるのでしょうね。
さて、そんな薬や手術が好きな日本人ですが、近年増えていると言われているのが『顎関節症』という病名の症状です。
単純に書くと・・・
顎に違和感や痛み、あとは開閉のたびに音がしたりという症状を示す顎関節の障害です。ひどくなると口をあけれない、逆に閉じれないなんて具合になります。
これ興味深いのはこれの治療をするだけで、悩んでいた肩こりが治ったり、いつもあった頭痛が解消したりと身体の不調がまとめて改善したりすることがあります。
その辺に目をつけた歯科医師などが『顎関節症を治療しましょう』とキャンペーンのような活動をしています。
で、様々な道具を使ってかみ合わせの矯正をしましょうなどと言っています。ときには骨を削ってまで高さを合わせましょうなんて話もあります
でもちょっと待ってください。それは異常なんですか?それともクセから来る偏りが生じているだけ難ですか?
なんでこういうことを書くのかというと・・・
骨を削ってしまった場合、それが元に戻ることは難しいのです。
もし『骨』ではなく『筋』や『関節』の問題だったとしたら?
その場は良いかもしれませんが、骨を削ったことにより筋や関節に影響が出てその後いびつな均衡をとることも少なくありません。その影響は全身に及び弱いところに障害を起こすこともありえます。
確かに西洋医学的な立場からみれば、直接、歯と内臓は関係ないのかも知れません。がしかし、私たち東洋医学に関わるものは内臓と各器官とを『蔵』と言う考え方と『経絡』という考え方で結んで効果を出してきたのです。その観点からすると骨を削った影響は全身に波及すると診ることができるのです。
また、骨自体も生命力の塊として捉えていますから、骨を削る=生命力を削る⇒身体が弱ると診ることができます。
東洋医学の『身体を整える』ことで『気血(生命力、エネルギー)のめぐり』をよくし『身体を強くする』という発想とは全く逆の方向性を持っていると言えます。(必要な場合もあります。)
まして、それが筋肉や関節の問題でそれが鍼や灸で処置が可能なものならば不要な手術は避けるべきです。
意外に思われるかもしれませんが、顎関節症のうちかなり大きな割合は鍼灸で補正できるものです。
私のところでも開院以来半年未満で数名の顎関節症を訴える方を治療しましたが、数回の治療で手術見送りになりました。
物が噛めないと見えた女性は、帰りがけランチでお肉を食べて帰ったそうです。
緊急に命に関わる疾患の場合を除いて出来たら手術の前に鍼灸を検討してみるということをしていただけたらなと正直思いますね。
そして鍼灸を高いと思われる方に一つの治療法との比較をあげますが、スプリントというかみ合わせ矯正道具があります。これは作成のみで数十万かかる上に治療期間が長期(半年以上)にわたる。おまけに長期間利用すると歯が圧力で下がったり、噛む力が弱まったり、かみ合わせの面が乱れてしまったりもする。しかもどの位置ではめなければならないかとか細かい要求があります。
それに対して針灸による補正は時間にして20分から60分で体感で明らかに噛み合わせが変わりますし、残念ながら写真に取ることは出来ませんでしたが口を開くと片側に顎がよってしまう人でさえ治療後は真直ぐになっていたりします。(うちでは今のところ全員が数回でこの状態になっています。)
しかもはじめから全身を診ていますので同時にその原因あるいは影響となってそうな頭痛や肩こり、内臓への負担などに対しても手当てすることができます。
で、相場はうちでは一回当たり5千円(実費)のみです。これを高いと思うかどうかは皆さんにお任せしたいと思います。
腰椎ヘルニア及び坐骨神経痛と顎関節症に関しては、ぜひ、手術の前に鍼灸を検討してもらいたいなと私は思います。
問い合わせはメール(taishindp@festa.ocn.ne.jp)でお願いします。
先日、アメリカで『ヘルニアに手術の必要なし?~放っておいても痛みは治まる』と題された報告がありました。この件についての感想などは
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/xtake4/diary/200612020000/005e3/こちらに書きましたので興味のある方はご参照ください。
なんだか国内では『薬』や『手術』万能主義が未だに根強いようです。それに対して先進諸国では代替医療とくに『鍼灸』に対する関心が高まっています。今後もこのような研究報告が出されるのでしょうね。
さて、そんな薬や手術が好きな日本人ですが、近年増えていると言われているのが『顎関節症』という病名の症状です。
単純に書くと・・・
顎に違和感や痛み、あとは開閉のたびに音がしたりという症状を示す顎関節の障害です。ひどくなると口をあけれない、逆に閉じれないなんて具合になります。
これ興味深いのはこれの治療をするだけで、悩んでいた肩こりが治ったり、いつもあった頭痛が解消したりと身体の不調がまとめて改善したりすることがあります。
その辺に目をつけた歯科医師などが『顎関節症を治療しましょう』とキャンペーンのような活動をしています。
で、様々な道具を使ってかみ合わせの矯正をしましょうなどと言っています。ときには骨を削ってまで高さを合わせましょうなんて話もあります
でもちょっと待ってください。それは異常なんですか?それともクセから来る偏りが生じているだけ難ですか?
なんでこういうことを書くのかというと・・・
骨を削ってしまった場合、それが元に戻ることは難しいのです。
もし『骨』ではなく『筋』や『関節』の問題だったとしたら?
その場は良いかもしれませんが、骨を削ったことにより筋や関節に影響が出てその後いびつな均衡をとることも少なくありません。その影響は全身に及び弱いところに障害を起こすこともありえます。
確かに西洋医学的な立場からみれば、直接、歯と内臓は関係ないのかも知れません。がしかし、私たち東洋医学に関わるものは内臓と各器官とを『蔵』と言う考え方と『経絡』という考え方で結んで効果を出してきたのです。その観点からすると骨を削った影響は全身に波及すると診ることができるのです。
また、骨自体も生命力の塊として捉えていますから、骨を削る=生命力を削る⇒身体が弱ると診ることができます。
東洋医学の『身体を整える』ことで『気血(生命力、エネルギー)のめぐり』をよくし『身体を強くする』という発想とは全く逆の方向性を持っていると言えます。(必要な場合もあります。)
まして、それが筋肉や関節の問題でそれが鍼や灸で処置が可能なものならば不要な手術は避けるべきです。
意外に思われるかもしれませんが、顎関節症のうちかなり大きな割合は鍼灸で補正できるものです。
私のところでも開院以来半年未満で数名の顎関節症を訴える方を治療しましたが、数回の治療で手術見送りになりました。
物が噛めないと見えた女性は、帰りがけランチでお肉を食べて帰ったそうです。
緊急に命に関わる疾患の場合を除いて出来たら手術の前に鍼灸を検討してみるということをしていただけたらなと正直思いますね。
そして鍼灸を高いと思われる方に一つの治療法との比較をあげますが、スプリントというかみ合わせ矯正道具があります。これは作成のみで数十万かかる上に治療期間が長期(半年以上)にわたる。おまけに長期間利用すると歯が圧力で下がったり、噛む力が弱まったり、かみ合わせの面が乱れてしまったりもする。しかもどの位置ではめなければならないかとか細かい要求があります。
それに対して針灸による補正は時間にして20分から60分で体感で明らかに噛み合わせが変わりますし、残念ながら写真に取ることは出来ませんでしたが口を開くと片側に顎がよってしまう人でさえ治療後は真直ぐになっていたりします。(うちでは今のところ全員が数回でこの状態になっています。)
しかもはじめから全身を診ていますので同時にその原因あるいは影響となってそうな頭痛や肩こり、内臓への負担などに対しても手当てすることができます。
で、相場はうちでは一回当たり5千円(実費)のみです。これを高いと思うかどうかは皆さんにお任せしたいと思います。
腰椎ヘルニア及び坐骨神経痛と顎関節症に関しては、ぜひ、手術の前に鍼灸を検討してもらいたいなと私は思います。
問い合わせはメール(taishindp@festa.ocn.ne.jp)でお願いします。
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