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2024年11月21日
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薬の怖さ
2006年12月21日
最近、安易に薬を飲む人増えています。
もちろん適切に使えば有効なものの一つなのですが・・・
ってこんな記事を見つけました。
(転載開始)
副作用表示し注意喚起を 解熱、鎮痛剤で米FDA 日本でも市販
【ワシントン19日共同】米食品医薬品局(FDA)は19日、日本でも広く市販されている風邪薬や痛み止めの飲み薬に含まれる成分が、過剰摂取したり、飲酒を伴ったりした場合に肝臓障害や胃の出血などの重大な副作用を引き起こす危険性があるとして、薬の表示を厳格にして消費者に注意を喚起するようメーカーに求めた。
AP通信によると、これらの市販薬の服用者数に比べて少数ではあるが、毎年数千人の死亡に関連しているという。多くのメーカーは既に自主的に表示を変更している。
対象は、解熱、鎮痛作用があり総合感冒薬などとして市販されているアセトアミノフェンと、非ステロイド系抗炎症薬のアスピリン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン。
アセトアミノフェンについては、多量に服用する際に肝臓障害の危険性があることを明記するよう勧告。
非ステロイド系抗炎症薬については、60歳を超えたお年寄りが服用したり、過去に胃かいようや胃の出血があったり、血栓ができないようにする薬を飲んでいたりする場合に、胃の出血を起こす可能性があることを明記するよう求めている。
いずれも、飲酒を伴ったり、これらの成分を含む薬を複数併用したりする場合は、副作用の危険性が高くなるという(共同通信社)。
(転載終了)
これは皆さんよく使われている薬です。ほかにもかゆみ止めとしてのステロイドなんかも多用されているようです。
鍼灸治療に薬というのは一部の薬を除いてあまり影響はないのですが、治療をしていて思うことは・・・
う~ん、回復力(自然治癒力)の低い人多いな~。
っていうこと。
みなさんかなり抵抗力と言ったものが落ちていますね。これどこでわかるかというと一番分かりやすいのは体温。人間の体温て本来36℃くらいあるんです。ところが35度くらいの人がかなり多い。これは一つ抵抗力が落ちている証拠として見て取ることが出来ますね。このあたりは市販の『免疫』関係の本に書いてあることなので言っても構わないでしょう。
で、この回復力や抵抗力を下げているものの一つに『薬』の問題があるのではないだろうか?と私はにらんでいます。
もっとも私は薬剤師でも医師でもありませんので立場的には
『身体に合わないのかもしれませんね。主治医にその旨を伝えて、相談してみてはいかがですか?」
と必ず伝えています。
・・・とは言っても医師不信の方がけっこう多いので自己判断でやめてしまう人もちらほら・・・。
で、そういう人に限って・・・
「薬やめてしばらくたつんですけど、もやがかかっていたのがすっと晴れてきた感じがします」
なんて何回か治療をしているとしばらくして突然告白するわけです。で、そのまま症状解消でめでたく卒業なんて人もいましたね。
まあ、もともと人間て自分でバランスをとって健康な状態を保とうとする作用を持っていますので針灸などの刺激療法を通じて、そのバランスを整えてあげればたいていの症状って解消しちゃうんですけどね。
ま、風邪薬や、精神抑制剤(一部段階を踏まないと副作用が起こりやすいものがあるそうです)や睡眠(導眠)剤あたりは勝手にやめてもあまり問題ないようですけどね。
ただ、心臓と血圧関係の薬、あと腎臓(糖尿など)関連の薬は素人判断は大変危険なので必ず『医師と相談してください』と念を押すことにしています。
またステロイドは長期間にわたり使っていると相当な反動がきます。今までステロイドで無理矢理抑えていた耐え難いかゆみがぶり返します。これが大変痒い。この反動の時期を経てステロイドを抜かないと体質が変わっていきませんのでアトピーの治療はかなり覚悟がいりますね。断っておきますが、まっとうな医師であればステロイドは対症療法=かゆみ止めに過ぎず、根治療法でも体質改善でもないことを知っています。一方で「せめてかゆみがない生活」をと対症的な治療を患者側でもすぐ望んでしまうのも問題の一つではあります。そのために、年齢に応じた身体の発育とともに自然な解消を待つか、解消されずに付き合うかというのが西洋医学的な現状のようです。
もちろん東洋医学での治療も相当な期間に及びますし、その間のかゆみや苦しみというのはついてまわります。術者にも患者さんにも継続する覚悟と強い治るという意思が必要な治療になります。
こういう薬依存になる前に治療できればと思うのですが、やはり皆さん病気になってから何とかしようというのが時代の流れのようですね。
最後に、総合感冒薬が危険だというニュースを掲載した手前、どうするかを書きましょう。
基本は身体を温かくして休養する。
間違っても『カコ○ールを飲んで頑張って』はいけません。
葛根湯を使う処方は飲んで身体を温めてよく身体を休める事が大事です。
冷たいものをさけ、食事も温かいものを中心に、飲むものもお茶は刺激が強い場合もあるのでぬるま湯くらい。糖分を控えてビタミン、ミネラルの豊富なものを食用するのがいいでしょう。
少し熱があがったらしめたものできちっと水分補給をしつつお休み下さい。
汗をかいたらそのままにせずふき取り着替えてくださいね。
※熱が上がりすぎた場合(39℃とか?)は速やかに医師と相談して解熱剤をお使いください。
ではまた。
もちろん適切に使えば有効なものの一つなのですが・・・
ってこんな記事を見つけました。
(転載開始)
副作用表示し注意喚起を 解熱、鎮痛剤で米FDA 日本でも市販
【ワシントン19日共同】米食品医薬品局(FDA)は19日、日本でも広く市販されている風邪薬や痛み止めの飲み薬に含まれる成分が、過剰摂取したり、飲酒を伴ったりした場合に肝臓障害や胃の出血などの重大な副作用を引き起こす危険性があるとして、薬の表示を厳格にして消費者に注意を喚起するようメーカーに求めた。
AP通信によると、これらの市販薬の服用者数に比べて少数ではあるが、毎年数千人の死亡に関連しているという。多くのメーカーは既に自主的に表示を変更している。
対象は、解熱、鎮痛作用があり総合感冒薬などとして市販されているアセトアミノフェンと、非ステロイド系抗炎症薬のアスピリン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン。
アセトアミノフェンについては、多量に服用する際に肝臓障害の危険性があることを明記するよう勧告。
非ステロイド系抗炎症薬については、60歳を超えたお年寄りが服用したり、過去に胃かいようや胃の出血があったり、血栓ができないようにする薬を飲んでいたりする場合に、胃の出血を起こす可能性があることを明記するよう求めている。
いずれも、飲酒を伴ったり、これらの成分を含む薬を複数併用したりする場合は、副作用の危険性が高くなるという(共同通信社)。
(転載終了)
これは皆さんよく使われている薬です。ほかにもかゆみ止めとしてのステロイドなんかも多用されているようです。
鍼灸治療に薬というのは一部の薬を除いてあまり影響はないのですが、治療をしていて思うことは・・・
う~ん、回復力(自然治癒力)の低い人多いな~。
っていうこと。
みなさんかなり抵抗力と言ったものが落ちていますね。これどこでわかるかというと一番分かりやすいのは体温。人間の体温て本来36℃くらいあるんです。ところが35度くらいの人がかなり多い。これは一つ抵抗力が落ちている証拠として見て取ることが出来ますね。このあたりは市販の『免疫』関係の本に書いてあることなので言っても構わないでしょう。
で、この回復力や抵抗力を下げているものの一つに『薬』の問題があるのではないだろうか?と私はにらんでいます。
もっとも私は薬剤師でも医師でもありませんので立場的には
『身体に合わないのかもしれませんね。主治医にその旨を伝えて、相談してみてはいかがですか?」
と必ず伝えています。
・・・とは言っても医師不信の方がけっこう多いので自己判断でやめてしまう人もちらほら・・・。
で、そういう人に限って・・・
「薬やめてしばらくたつんですけど、もやがかかっていたのがすっと晴れてきた感じがします」
なんて何回か治療をしているとしばらくして突然告白するわけです。で、そのまま症状解消でめでたく卒業なんて人もいましたね。
まあ、もともと人間て自分でバランスをとって健康な状態を保とうとする作用を持っていますので針灸などの刺激療法を通じて、そのバランスを整えてあげればたいていの症状って解消しちゃうんですけどね。
ま、風邪薬や、精神抑制剤(一部段階を踏まないと副作用が起こりやすいものがあるそうです)や睡眠(導眠)剤あたりは勝手にやめてもあまり問題ないようですけどね。
ただ、心臓と血圧関係の薬、あと腎臓(糖尿など)関連の薬は素人判断は大変危険なので必ず『医師と相談してください』と念を押すことにしています。
またステロイドは長期間にわたり使っていると相当な反動がきます。今までステロイドで無理矢理抑えていた耐え難いかゆみがぶり返します。これが大変痒い。この反動の時期を経てステロイドを抜かないと体質が変わっていきませんのでアトピーの治療はかなり覚悟がいりますね。断っておきますが、まっとうな医師であればステロイドは対症療法=かゆみ止めに過ぎず、根治療法でも体質改善でもないことを知っています。一方で「せめてかゆみがない生活」をと対症的な治療を患者側でもすぐ望んでしまうのも問題の一つではあります。そのために、年齢に応じた身体の発育とともに自然な解消を待つか、解消されずに付き合うかというのが西洋医学的な現状のようです。
もちろん東洋医学での治療も相当な期間に及びますし、その間のかゆみや苦しみというのはついてまわります。術者にも患者さんにも継続する覚悟と強い治るという意思が必要な治療になります。
こういう薬依存になる前に治療できればと思うのですが、やはり皆さん病気になってから何とかしようというのが時代の流れのようですね。
最後に、総合感冒薬が危険だというニュースを掲載した手前、どうするかを書きましょう。
基本は身体を温かくして休養する。
間違っても『カコ○ールを飲んで頑張って』はいけません。
葛根湯を使う処方は飲んで身体を温めてよく身体を休める事が大事です。
冷たいものをさけ、食事も温かいものを中心に、飲むものもお茶は刺激が強い場合もあるのでぬるま湯くらい。糖分を控えてビタミン、ミネラルの豊富なものを食用するのがいいでしょう。
少し熱があがったらしめたものできちっと水分補給をしつつお休み下さい。
汗をかいたらそのままにせずふき取り着替えてくださいね。
※熱が上がりすぎた場合(39℃とか?)は速やかに医師と相談して解熱剤をお使いください。
ではまた。
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