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2024年12月04日
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波岡と気血治療

2009年11月27日
こんにちは、【話せて動けるはり師 崇次】こと
泰心堂はりきゅう院 藤井崇次です。

アクセス解析をしてみたら珍しいキーワードで飛んできた方がいらっしゃるようで、それについて少し書きたいと思います。
本業とは関係ない・・・わけではありませんが、暇つぶし的な意味合いもありますのでテーマは【閑話】とさせていただきます。

【鍼灸 波岡】

私がこれでイメージするのは、我が母校 関東鍼灸専門学校にかろうじて残っている【腹脈一致の鍼灸治療】(波岡久夫著 たにおか書店)に基づく、【気血治療】というやつですね。

ま、どちらが先かと言えば【治療】(術式)の方ですけどね。

私が見学、雑用をやらせていただいた母校の治療室に残っていた治療手続き=術式の一つがこれの変形でした。

ちょっと長くなりますので読みたい方だけ続きを読んでくださいね。
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内容へ "波岡と気血治療"

刺絡は鍼術の一方

2009年11月18日
こんにちは、話せて動けるはり師 崇次こと
泰心堂はりきゅう院 藤井崇次です。

さて、今日はアクセス解析をしてみたら気になるキーワードで検索されていたので少しだけ書いておきます。

キーワードは【刺絡 違法】です。

これ大きな誤解です。

1.旧あはき法において、絡鉄(刺絡、火鍼)の類ということで禁止されていた
2.当時行われた裁判で大審院(今で言う最高裁判所)にて一つの判断が下された。
A.三稜鍼で行う刺絡は鍼術の一方である
B.本件は有罪
理由としては法律で禁止されているから鍼術だとしてもやってはならないということ
3.新あはき法において該当条文が削除された
⇒法律で禁止されていないから有効な手段と考えることができる
4.政府からの回答で、【個別のケースにおいて判断すべき】という判断がされている
5.数年前に都内で検挙された業者は、【血液検査】、【診断書作成】を行ったために医師法違反で検挙されたのであって、刺絡自体の違法性は問われていない。

詳しくお知りになりたい方は【日本刺絡学会】で検索し、問い合わせしてください。

当院で行われている積聚治療、井穴刺激術などにおいても刺絡というのは重要な意味を持つ手技であり、必要であれば使うべきだと私は思います。

今日はこの辺で

休み明け

2009年11月04日
こんばんは。
【話せて動けるはり師 崇次】こと藤井崇次です。
本日の泰心堂はりきゅう院は午前休診、午後診療でした。

昨日は祝祭日ということで、うちの数少ない定休日ですね。

いつもの時間に目が覚めて、早すぎると二度寝しておきたのが7時20分ごろ。
ひさしぶりに寝坊したって感じですね。

部屋の片づけをし、買い物に行き、昼食を作り・・・とま、のんびりしていましたね。
忙しかったと言えば・・・ゲームをやっていたことくらいでしょうか?

モンスターハンター3・・・買っちゃいました。
いやだって安かったんだもの。定価が7000円くらいなのに、とあるところの開店記念特価(何周年かは忘れた)で2000円ほど。本体あるしいいかって。

かえってやってみましたけど・・・

いまどきのゲームって凄いですね。
映像はきれいだし、ぐるぐると視界が切り替わるし、アクションは派手だし・・・

操作が複雑だし、状況もすぐ切り替わる・・・目も疲れるし、肩もこる。

うむ、だから最近若い子達にも肩こりが増えているのか!!!

なんて思っちゃいました。

今日はこの辺で。

予定は未定

2009年10月26日
こんにちは、【話せて動けるはり師 崇次】こと
泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。


ええと先週のメールマガジンですか、諸事情によりサボり。
休刊とするには事後ですからね。やはりここはサボタージュでしょう。

白状しておくとですね。
その時間とあるレジスタンストレーニングをしていまして、そっちに集中するあまりつい忘れていたと言うのが事実であったりします。

ま、そのトレーニングでは低負荷状態で、最低ラインの30分継続をクリアーしましたのでそろそろ負荷を強めて・・・と言った感じですね。

今やっているのは、武道や武術で使われているあまり動かないトレーニングですね。
ま、簡単に言うと膝まげて立ち続けるだけなんですが・・・、実はその単純な動作に守るべき要求というのがいくつもあって、日常動作との切り替えとがうまくできない私は、身体よりも頭が混乱している状態です。

・・・っていうか、積極的に脱力するなんて意味不明だ!!

たぶんやっていればそのうちできるようになるような予感がしますが、今のところ混乱中。

ただ、このトレーニングは意識の切り替えには非常に便利ですね。
今までは朝掃除して、意識だけを切り替えて治療に臨んでいましたが、最近はこれをやるようにしています。
そうすると足元がしっかりと踏めているというか地に足がめり込んでいるかのような感じがします。

なんというか頭は天に向かって引っ張られ、足は地面に杭打つように、背中は緊張が抜ける。

そんな妙な状態になるのですが・・・これが意外と集中を維持するにはいいようで、治療に余裕ができている感じがしますね。

最近忙しいはずなのに、疲れが翌日に残らないってのは非常に良い傾向です。

今日はこの辺で。

昨日のトレーニング

2009年10月19日
おはようございます。
昨日は超早上がりをして、トレーニングに行ってきました。

詳しくは言えないのですが、そうですね、【身体鍛錬法としての気功】を体験してきました。

そうですね、私はどうも【脱力】という概念をうまく扱えないようで、【意識】=【力を入れる】というイメージが払拭できないようですね。

(無駄な)力を抜くというのはより積極的なこと

・・・と言われても漠然としていてうまく捉え切れていない感じがしますね。

たぶん頭の中で切り替えができていないんだと思います。

そんなこんなで身体より、頭が疲れた約4時間でした。

うむ、精進が足りんってやつですね。

ま、地道に動けなくなる寸前まで追い込んで体感するしかないんでしょうね。

今日はこの辺で。

幕張海浜公園祭り、終わりました。

2009年10月13日
こんばんは、『話せて動けるはり師 崇次』こと泰心堂 藤井崇次です。
ええと、皆様から質問があるので書いておきますが、『泰心堂』屋号です。
屋号というのは、花火職人の玉屋さんや鍵屋さんと同じく、その名称でその仕事および本人をさす商い言葉ですね。

なぜ、『泰心堂』なのかは・・・ま、以前話したからいいか。

さて、皆様にご協力いただいて無事に、『幕張海浜公園祭り’09』を終えることができました。
通院中の皆様、また始めての皆様には連休をいただきましてご迷惑をおかけしました。
しばらくこれでイベント的なものはないので、通常営業になります。

ただし、今週の日曜日 18日は掲載してありますように、私のトレーニングの日なのでお休みをいただき、しっかりと心身ともに鍛えて、パワーアップしてきます。

さて、そう言えば・・・程度の話ですが、最近『○○療法やっていませんか?』的な問い合わせがメール、電話、WEB検索で増えています。

実のところ、この風潮、私は嫌いです。

○○療法が優れているわけではなく
、多くは○○療法をやっている『施術者が優れている』だけです。

たとえば、検索が多いのが、『井穴刺絡療法』

元々は鍼術の一方(一つの手段)ですので当然、はり師であればできて当たり前の技術の一つです。
鍼術のうち、絡刺(古典表記、通常は「刺絡」を使う)というのがそれですね。
指先を使う『井穴刺絡』という技術と、『皮膚刺絡』、『細絡刺絡』という技術とがあります。

それをより効果的に使えないか?と研究された医師がいらっしゃいます。その方らの研究成果の上に成立しているのが(浅見)『井穴刺絡療法』または(浅見)『井穴刺絡学』です。

わざわざ『浅見』と括弧つきで書いてあるのは、この方法を提唱し、研究された方の名が浅見鉄男(鉄は当て字、本来は旧字)というからです。

ですが、昨今某氏らの営業活動(元ネタは浅見刺絡)により、紛らわしくなってしまったのでつけてみました。

やり方は詳細を書くわけには行きませんが、指先に鍼を当て、少し切ることにより、『概念上の血(血)というエネルギーの滞りを解消しよう』というのが本来のやり方で出血しようがしまいがたいした問題ではありません。刺激すること自体に意味があります。

たぶん、これが脳神経システムへの何らかの働きを持つのでしょう。様々な症状が解消していきます。
東洋医学の考え方や設定、五行や経絡を使ってそのルート上の井穴を刺激することで、経絡上の変化を求められる、
一方で、デルマトームなど神経学的な画一的なやり方に基づいてやってもある程度の効果がある。

治療間隔ははじめの五日間は毎日、次に一日おきの施術を繰り返すのが基本で、大体15回が目安

・・・とは言うが、中には3ヶ月、6ヶ月と継続しする必要がある方もいる。この辺は通常の針灸治療と同じ。

効果的ではあるが、費用はそれなりにかかる。
そうですね、うちの金額を元に算定すると初診料を抜けば15回で7万5千円。

やり方は簡単だから誰でもできるといえば、誰でもできる。だけど効果的に使うには、『診る』の部分と『加減』というのがポイントになる。これってやはり個人の経験や能力に属するから、『人』の問題になるんですよね。

・・・と今日はこの辺で。

講演会終わりました♪

2009年10月05日
こんばんは、【話せて動けるはり師 崇次】こと泰心堂はりきゅう院 院長の藤井崇次です。

ええと先日、告知しました講演会、無事に終わりました。

声をかけていた後輩が来てくれたのが大きかったですね。
「奥さんかと思った」とお姐さま方に言われて本人、かなり照れていたようですね。
ご愁傷様です。

さて、今回の反省は・・・

そうですね、今回はいつもの話半分、ツボ取り半分に加えて、主催者の要望により【体験】まで盛り込んだのでいくつか行き届かないところがありましたね。

その一つは、備品は「名称+数」で指示すべきでしたね。
灰皿は用意してもらえる・・・とのことでしたが、何か嫌な気がして灰皿を余分に持っていって正解でした。また念のためにお灸も三つに小分けしておいたのもあたりでした。

・・・やはりイメージは共有していると思わず具体的に名称、数など詳細に指示すべきでしたね。

時間配分などは、ほぼぴったりくらいでしょう。
思ったよりもお灸の体験をされた方が多かったので、途中でいくつかマージンをとっておいて良かったな~と後で思いました。

基本、私の講演スタイルは用意することだけ用意しておいて後はアドリヴで進む、なれない人にとっては信じられない形の講演ですが、これの良いことは、原稿を作らないので聴衆を見て話せるということ、筋書きが大まかにしか決まっていないので反応を見ながら話をかえられるというところが利点ですね。もちろんそのためにはしっかりと【説明できるレベルで理解】(深さ)していることと【幅が広く、奥行きがあること】(広がりと立体感)があることとが必要です。
そのためにはある程度の場数というのも必要なんですね。

ま、笑いあり、驚きあり、ちょっとしたプレゼントありの講演会になったのではないでしょうか?

さて、今後ですが、ちょっとばかり気になる症状の方がいらっしゃいましたので、それを含めて何回かに分けて【講演会付録】という形でサポート記事を書こうかと思いました。

もちろん、経営者としては治療院にきていただくのが一番なのですが、もちろん治療家としても細かな調節をするには【治療】という形式をとりたいところですが、それだけでなくやはり元気でいて欲しいという願いは私も持ち合わせています。

なので少しでも何かの役に立てばよいな~とサポート記事を何回か書いていこうかと思います。