[PR]
2024年11月24日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
不眠症と肩こり
2007年02月06日
ども、泰心堂です、
不眠症と肩こりなんてテーマを何でいきなり?
え~と看板ネタを引き摺りたくないからです。いやだって、重いんですよいくらキャスターついているからって・・・ん?
不眠を訴える方って増えていますね。
うちにも何度か見えましたね。
で、不眠症の人って傾向的には神経質な方が多いような気がしますね。
それに加えて体が非常に冷えている。そのくせなんだか上の方にどんどん熱気が上がっていくような雰囲気を文字通り立ち込めさせてお見えになります。
先輩方にも何人か話を聞いたのですが・・・
この方々って特に男性なんですけど困った傾向をお持ちのようです。
その名も『ドクターショッピング』。
1~2回やって効果がなかったと消えていく。
う~む、体質にまで絡んでくる人は「1~2回で完治させてください」ってのはきついんだけどな~。
ま、その場しのぎってことでとりあえず効果が期待できますよっていうツボはあるんです。
耳のすぐ後ろの下向きに凸のホネの周りを押していくとこの周りに『安眠』というその名もずばりの経穴がありますので丹念に押しておくとヒットします。ちょうどそこに反応が出ているのならこれ一発で眠れるようになる人もいます。
後は足の裏、踵のど真ん中に『失眠』というツボがあります。眠りを失ったときに使うツボですね。ここはお灸などで徹底的に温めるといいです。
だた、上手くいけばいいけどね~というつぼなんですよね。
睡眠薬を長年飲んでいたりするとこれだけじゃ~効かないんですよ。
なんで?
う~む、恐らくだけど睡眠薬の解毒を担当している肝臓が弱っているからじゃないでしょうか?
何人かこういう方診ましたがいずれの方も肝臓の反射区や肝経上に圧痛がありました。(たまたまかもしれませんが・・・)そして少陽経のライン(手は小指から方の後ろ、身体、脚の側面)に沿って肩こりやら圧痛があることが多い。で、背中から首のラインにかけて妙につまった感じがする。
たぶんこれを解消しなけりゃ劇的には変わらないだろうな~という検討をつけるわけです。
で、検討つけた『臓器』を整えるための治療手段、方法をその場で組み立てるわけです。
さて、ここからが問題です。
どれくらい刺激していいの?ってのが初診の方って難しいんです。何度もみえている顔見知りであれば、こちらもどれくらいの反応があるのかもう大体分かっていますから、ここまで攻めようというのがスパッと決められます。
が、初めての方って難しいんですよね。
この間見えた方に次のとき言われました。
「アレからすっごくだるくなって帰るなり、泥のように眠れました。ちょっと気持ち悪さがあったけれど、翌日にはすっきりしました」
・
・
・
(ごめんなさい。刺激が強すぎました。)
と涼しい顏で受け流しながら内心誤っていました。刺激しすぎは体にとって大きな負担になるので気を付けなければなりません。幸いこの方の場合、ちょうど良い境界ぐらいの刺激だったようでその後の調子も良くなり結果的にその一回がいい方向に向かいましたが、初回にしては刺激が強すぎましたね。毎回毎回こう上手くいくわけではありません。
だので、正直なところこういう状況があるので初回の刺激はできるだけ本来攻めたいところから抑えて次回の様子を診てどこまで攻めるかを決めると言ったことの繰り返しで調整をしたいのです。
・・・がドクターショッピングをする方々はこの手数をかけさせてくれないのでかなり大変です。
ちなみにこういう方はだいたいピンときますね。
ぶっちゃけた話をしてしまいますが、「長いことかけて治療をしてきたけれど治らない。だから鍼灸に期待しよう」という気持ち、もちろん真摯に受け止めさせていただきます。
ですが、鍼灸は治療術=医術であって、魔術じゃありません。
長いことかけて生じた疾病は、身体の状態を元のバランスの取れた状態に戻すことによって徐々に治癒していくことでしょう。
私がお手伝いできることは『はり』や『きゅう』といった刺激方法を使って身体を調整を繰り返し、段階的にバランスの取れた状態に近づけることです。
それには疾病を生み出した期間に応じた時間が掛かることを理解していただきたいな~と最近思いました。
あとはそうお願いする一方でより短期間で治療する術を今以上に磨かねば・・・
ああ、そうそうこのブログ、なんだか一般の方よりも同業あるいは業界の方がよくみているといううわさがあるんですけど・・・
治療の相談、ご依頼は下記までどうぞ
泰心堂はりきゅう院
〒275-0011 千葉県習志野市大久保2-5-7 大久保ハイツ103
TEL/FAX 047-404-5225
Mail taishindo@festa.ocn.ne.jp
Web http://takefor.client.jp/
不眠症と肩こりなんてテーマを何でいきなり?
え~と看板ネタを引き摺りたくないからです。いやだって、重いんですよいくらキャスターついているからって・・・ん?
不眠を訴える方って増えていますね。
うちにも何度か見えましたね。
で、不眠症の人って傾向的には神経質な方が多いような気がしますね。
それに加えて体が非常に冷えている。そのくせなんだか上の方にどんどん熱気が上がっていくような雰囲気を文字通り立ち込めさせてお見えになります。
先輩方にも何人か話を聞いたのですが・・・
この方々って特に男性なんですけど困った傾向をお持ちのようです。
その名も『ドクターショッピング』。
1~2回やって効果がなかったと消えていく。
う~む、体質にまで絡んでくる人は「1~2回で完治させてください」ってのはきついんだけどな~。
ま、その場しのぎってことでとりあえず効果が期待できますよっていうツボはあるんです。
耳のすぐ後ろの下向きに凸のホネの周りを押していくとこの周りに『安眠』というその名もずばりの経穴がありますので丹念に押しておくとヒットします。ちょうどそこに反応が出ているのならこれ一発で眠れるようになる人もいます。
後は足の裏、踵のど真ん中に『失眠』というツボがあります。眠りを失ったときに使うツボですね。ここはお灸などで徹底的に温めるといいです。
だた、上手くいけばいいけどね~というつぼなんですよね。
睡眠薬を長年飲んでいたりするとこれだけじゃ~効かないんですよ。
なんで?
う~む、恐らくだけど睡眠薬の解毒を担当している肝臓が弱っているからじゃないでしょうか?
何人かこういう方診ましたがいずれの方も肝臓の反射区や肝経上に圧痛がありました。(たまたまかもしれませんが・・・)そして少陽経のライン(手は小指から方の後ろ、身体、脚の側面)に沿って肩こりやら圧痛があることが多い。で、背中から首のラインにかけて妙につまった感じがする。
たぶんこれを解消しなけりゃ劇的には変わらないだろうな~という検討をつけるわけです。
で、検討つけた『臓器』を整えるための治療手段、方法をその場で組み立てるわけです。
さて、ここからが問題です。
どれくらい刺激していいの?ってのが初診の方って難しいんです。何度もみえている顔見知りであれば、こちらもどれくらいの反応があるのかもう大体分かっていますから、ここまで攻めようというのがスパッと決められます。
が、初めての方って難しいんですよね。
この間見えた方に次のとき言われました。
「アレからすっごくだるくなって帰るなり、泥のように眠れました。ちょっと気持ち悪さがあったけれど、翌日にはすっきりしました」
・
・
・
(ごめんなさい。刺激が強すぎました。)
と涼しい顏で受け流しながら内心誤っていました。刺激しすぎは体にとって大きな負担になるので気を付けなければなりません。幸いこの方の場合、ちょうど良い境界ぐらいの刺激だったようでその後の調子も良くなり結果的にその一回がいい方向に向かいましたが、初回にしては刺激が強すぎましたね。毎回毎回こう上手くいくわけではありません。
だので、正直なところこういう状況があるので初回の刺激はできるだけ本来攻めたいところから抑えて次回の様子を診てどこまで攻めるかを決めると言ったことの繰り返しで調整をしたいのです。
・・・がドクターショッピングをする方々はこの手数をかけさせてくれないのでかなり大変です。
ちなみにこういう方はだいたいピンときますね。
ぶっちゃけた話をしてしまいますが、「長いことかけて治療をしてきたけれど治らない。だから鍼灸に期待しよう」という気持ち、もちろん真摯に受け止めさせていただきます。
ですが、鍼灸は治療術=医術であって、魔術じゃありません。
長いことかけて生じた疾病は、身体の状態を元のバランスの取れた状態に戻すことによって徐々に治癒していくことでしょう。
私がお手伝いできることは『はり』や『きゅう』といった刺激方法を使って身体を調整を繰り返し、段階的にバランスの取れた状態に近づけることです。
それには疾病を生み出した期間に応じた時間が掛かることを理解していただきたいな~と最近思いました。
あとはそうお願いする一方でより短期間で治療する術を今以上に磨かねば・・・
ああ、そうそうこのブログ、なんだか一般の方よりも同業あるいは業界の方がよくみているといううわさがあるんですけど・・・
治療の相談、ご依頼は下記までどうぞ
泰心堂はりきゅう院
〒275-0011 千葉県習志野市大久保2-5-7 大久保ハイツ103
TEL/FAX 047-404-5225
Mail taishindo@festa.ocn.ne.jp
Web http://takefor.client.jp/
PR
Comment