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2024年11月22日
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顎関節症の症例

2008年01月08日
どうも、泰心堂です。
色々と兼ね合いがあって症例がかけないのですが、患者さんの厚意で掲載できることになりました。

60代女性。
訴えは『顎関節症』(病院での診断)
症状はと言うと・・・クリック音あり(口の開閉に伴ってカクカクと音がする)、痛みがありものが噛めない。
発症は2週間ほど前。気になったので病院で診察を受け病名が判明した。

病院での処方は痛み止め等数種の薬のみ。
「炎症が朝丸までの待ちましょう」とのこと。

以前、私が「顎関節症でしたら治りますよ」という話をしていたのを覚えていてくださっていたために来院。

初回、お話を伺った上で幾つかチェック。左の顎関節に問題があるようだ。
さっと筋肉の緊張の程度などを読みながら、あるところに鍼を通す。そのままの状態で全身のバランス調整を兼ねて手先、足先、背中にさっと軽めに鍼をする。
時間にして10分ちょっと。(問診含めて30分くらいかな。)
鍼をすべて抜き、口の開閉のチェックをしてもらう。

クリック音の現象を体感、重かった左顎関節付近の重さが取れたとのこと。

念のため、もう一回来るようにして初回を終了。二回目は翌週(4日後)。

二回目は一回目の状態に比べて飛躍的に状態が軽減した状態で来院。ほかに耳が若干聞こえにくいという訴えがあったのでこれも一緒に診ることにした。
一回目同様にチェックをした上で刺鍼。一緒に全体のバランス調整を行なう。
鍼の刺激は軽め。
一連の流れを終えたところで、チェック。耳の聞こえは元通りとのこと。たぶん軽症だったのだろう。
顎の方もわずかにクリック音が聞こえてはいるものの問題なし。

経過もよく、あとは自己の治癒力で回復が見込めるだろうということ、年末の休暇に入ってしまうことなどを考えて、年明けに様子を診てもう少し加療するかどうかを決めることにした。
この時点で私の予想では休み明けの治療は必要ないと思っていた。(施術録にそのように記載していた。)

年明け、親類の治療の付き添いで来院。年明け直ぐに病院での診察の予約が入っていたので病院に行って来たそうだ。
医師の検査でも問題なく、本人の自覚症状もなかったので、治療は終了とし、親類の治療だけを行なった。
患者さんの話では、経過が余りにも順調だったので医師の方が驚いていたそうだ。

この方は2回の治療で結果的に治癒となった。
毎回、こう1~2回で終わるものではないが、顎関節症に対してもはり灸は良い効果を上げるようだ。

と、ま、こんなところで今日はおしまい。

ご質問や治療のご相談、ご依頼は下記までお気軽にどうぞ

泰心堂はりきゅう院
〒275-0011 千葉県習志野市大久保2-5-7 大久保ハイツ103
TEL/FAX 047-404-5225
Mail   taishindo@festa.ocn.ne.jp
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