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2024年04月25日
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前脛部、違和感の解消

2009年12月24日
こんにちは、【話せて動けるはり師 崇次】こと
泰心堂はりきゅう院 藤井崇次です。

今日のお話は症例。
左前脛部に痺れ・違和感を感じ、出歩くのにも邪魔をして不都合だと来院。

経絡で言うと、足陽明、足少陽に違和感、痺れがあり、足太陽面=ふくらはぎ側にはない。
神経的なことも言えなくはないが、特に特定することもないので特定はせず。

治療中、多い脈証が【腎虚】と【脾虚】。

だるそ~な感じで治療院に入ってくると脾虚のことが多い。
基本は腎虚で、腰が冷え、膝が冷え、足が冷える。眠りも浅い。

治療は経絡的な処置と、直接的な患部へのアプローチを加えた。

頻用穴は、足三里、条口、豊隆、陽稜線

最も効果を感じられたのが、特殊穴である【脛下】(げいか)。
ここは刺鍼をすると強い【響き】感があるところで響きに耐性のない方には使いにくいところではある。なんどか施術をして耐性が着いてきたところで刺鍼をすることにした。

回数としては終了予定から逆算して4回。
下準備をしてきたぶんだけ受け入れやすく、効果も出やすかったように思う。

終了予定の前の回で確認したところ、自覚症状が9割改善まで持ってくることができた。

あとは休み明けに確認して、状態によってはそれでめでたく終了といった感じ。

私はあまり特定のツボを使わずに反応を基本としてとっている。今回の【脛下】の使用もまたこの基本に則り、患部を触診した上で反応があるから使った。

そして良い効果がでて正直ほっとしていたりする。次回の施術が今から楽しみですね。

今日はこの辺で。

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