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2017年12月13日
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慢性疲労症候群と鍼灸

2006年08月04日
確か今年の医道の日本(2006年1月号)の特集が「慢性疲労症候群」だった。
みのもんたの番組でも取り上げられるくらい名前だけはメジャーなものだけど・・・

あっさり言おう。「原因不明」の病気である。
・・・というか病気といっていいのかどうかも怪しい。

いろいろなところでいろいろなことを言っているので分かりやすくCDCの改訂基準(1994年)を取り上げよう。

慢性疲労症候群とはは通常の診察や検査では明らかな原因の見出せない
著しい疲労感(「少なくとも月に数日は疲労のため仕事を休まざるを得ない程度以上の疲労感」とされる)が 6か月以上持続し,
1).記憶または集中力の障害,
2).咽頭痛,
3).頸部または腋窩リンパ節の有痛性腫大,
4).筋痛,
5).多関節痛,
6).新たに出現した頭痛,
7).睡眠障害,
8).体動後の回復しにくい疲労感,の
8項目中4項目以上が
6か月以上存在した場合に成立するとされる。  

ま、なんだか分かりにくいが、疲労感のために仕事ができず社会生活に影響が出ているにもかかわらず、西洋医学ではどうして言いか分からないものをひっくるめて「慢性疲労症候群」と言っているわけだ。

なんて都合がいい名前なんでしょう。
慢性=長く続いてそれが日常化している状態
疲労=身体が疲れ、活力が出ない状態
症候群=同じような特徴を持つ状態の集まり。原因不明が多い

これっ東洋医学的にあっさり言うと「自然治癒力の極度の低下状態」だ。

私がいつも言っている「自然治癒力の高い、疲労から回復しやすい身体」とまったくの反対。
そう、つまり「鍼灸が効果的に働く可能性の高いケース」なんですね。

日本伝統鍼灸学会会長 首藤傳明先生の言によると「超浅刺が効く!」ということになるが、別に超浅刺でなくともきちっと病人を全体を診て手当てを施す本来の鍼灸治療であれば効果が期待できる。

ま、言ってしまえば長期間にわたりストレス(外部刺激)にさらされて疲労した状態を放置していた結果そうなるわけです。こういった症状を持つ方は特に睡眠障害を起こしやすい。眠りが浅くて疲れが抜けない、不眠症気味であるとか・・・これは身体のサインを無視せざるを得なかった社会環境の悪影響でしょう。
人間、「眠いときには寝る」ように仕事をできるだけ調整することが大事です。眠いのに寝られないを長期間繰り返すと、身体が眠ることに拒否反応を起こして本当に眠れなくなります。これが睡眠障害です。ここまで来るとなかなか自分で立て直すのが難しくなります。

睡眠薬、導眠薬などがあるから大丈夫?
ふざけたこと言わないでください。
いつまで飲み続ける気ですか?

睡眠薬などは基本的に身体にとって「毒」です。短期間であれば確かに「毒を持って毒を制す」は通用します。しかし長期にわたれば「毒に対する耐性ができるか」、「毒に蝕まれる」ことになります。
前者が「最近飲んでも寝られないんだよね。量増やすかな?」につながり、後者が「身体の調子が芳しくない」に繋がってきます。もう、ここまできたら自分で立て直すのは非常に難しくそれこそ年単位の食養と手当てが必要になってきます。

そんなの時間の無駄でしょう?
疲れを溜め込む前に、身体を整えて、疲れから回復しやすい身体を作る努力をしてください。これこそが東洋医学の本旨、「未だ病まざるを治す」です。

自分の身体は自分で守る。それは何も自分のためだけではありません。
あなた支えてくれる家族、あなたが支えたいい人々のためにまず健康でいることを考えてくださいね。

東洋医学はそんなあなたの生活を支える先人たちの知恵でできています。

泰心堂
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