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2024年04月25日
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なんでこうなるの!?

2006年08月19日
ど~も~泰心堂です。
休み明け一発めはある日の治療の様子もゆるゆると書いていきましょう。

たまにこういうお客様がいらっしゃいます。
「腰が痛い、足が痛い、背中が痛い、頭も痛くなるし、肩も・・・なんで私ばかりこんな目にあうのかしら・・・」
延々と途切れもなくお話?をされていますのでなかなかどのタイミングで合いの手を入れようか迷ってしまいますね。まだまだ修行が足りません。

べつにこの方だけ特別というわけではないのですが、愁訴(=原因が今ひとつはっきりしないけど症状がある状態)がいっぱいある方増えています。

あっさり言ってしまうと体の中の作用にアンバランスが生じているのですが・・・、これだと説明になりません。おまけに私のところのベースである積聚治療だと「それは『精気の虚』が生じていて『冷え」が強いために起こっているんです」で終わってしまうのでこれもまた説明になりません。
ま、ここはじっくりお話を聞くのが肝腎。はりは少なめで構わないでしょうと判断してじっくりお話を聞いています。1時間取っているうち治療に使うのが40分ほどそのうちの30分が話し聞くだけなんてこともざらです。
だって、お客様が納得いかないと治療にならないのですから。
ま、30分もぼ~っと聞いているだけでは大変ですし時間の無駄なのでお話を聞きつつ適宜処置をしてという形なんですが・・・よくよくこういう方の特徴を見てみるとなぜか首の後ろの「皮膚が硬い」んですよね。もちろん頚の筋肉が張っている方もいらっしゃいますが、そうでなくとも皮膚が硬い。
これを緩めるのには接触鍼がいいようで、適当な段階で「ハイ、うつ伏せ」とうつ伏せになっていただいて背中前面に鍼を当てていくと、徐々に落ち着いてくるよう方が多い。

で、こういう方のほうが接触鍼をしている最中に眠ってしまう傾向にあるようです。なのでこの隙にではないですが、必要な処置を加えてもう一度姿勢を変えて脈診てお腹確かめて、愁訴を確認して終わり。ってな感じが多いですね。

「必要なときに必要な刺激を」をという理念の下に状態に応じてはきつめの刺激も与えますが、だいたいこんな感じの穏やかな刺激をすることが多いですね。

ってなことで次回はまたなんかネタを考えておきます。
では♪
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