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2017年10月17日
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何でわかるんですか?

2007年05月08日
どうも、泰心堂です。

よくね、こういう質問受けます。
「何でわかるんですか?」

これはですね、特にはじめて来る方で鍼灸初体験の方によく言われるのですが・・・

黙って坐ればぴたりとあたる・・・なんて言っていたらあからさまに怪しいですね。

でも私の場合、別に怪しいことじゃありません。

鍼灸ってのは西洋医学的な見地に立ったらただの刺激です。
ただの刺激が何故効くのかというと、生理学やら病理学、解剖学などの見地から観て有効であろう刺激を選んでいるからです。

もちろん西洋的な解剖生理、病理なども使いますが、東洋的な解剖整理、病理などを重視します。

何でかというと・・・個人的な感覚ですが、西洋的な解剖生理、病理ってのはスタティック(静的)なものです。生きた人間ではなく、『物体としての人間のある時点での身体を観察したらこうだった』ってな感じ。
これはこれで大変意義深いことですが・・・生きている人を相手にしているのですからそんなに典型的な反応はありませんね。ましてや化学的検査をしなくては分からないものは私たちの業務の範囲外です。

対して、東洋的な解剖生理、病理ってのはダイナミック(動的)なものです。ですので解剖生理にしても具体的に説明しているようで実は抽象的概念でくるまれていて揺れ幅を許容しているんです。
ある意味、適当。
しかも、目に見えるもの、外から考えられるもの意外を相手にしてません。怪しい力はに依存しているわけでもないのです。
生きた人間に対応するにはこの尺度を使った方がわかりやすいということで私は主に東洋的なスケール(ものさし、基準)で診るようにしています。

するとですね・・・ちょっとした動き、仕草、表情なんかでも情報が取れるんです。もちろん、病理、病因と脈の感触を併せていく経験を積むと手首を掴むだけで「こんな症状ありませんか?」と話をすることも可能です。そこまで至るには相当掛かりそうですが・・・

これらは経験値もそうですが、幾つのスケールを使って、どれだけの角度から物事を診るかの違いでもあります。使えるスケールが多ければ多いほど集められる情報が多い。情報が多く検討する角度が多く、使える技が相当数あればそれだけ自在に手を打てるってこと。

こういうことを積み重ねていくと当たるようになるもんです。
ま、当てただけではダメなんで出力する側=具体的な治療術の幅と錬度も常に向上するように努めねばならないんですけどね。

・・・って回答になっているかな?
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