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2024年03月19日
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週末の予定と『健康と病気』

2008年11月14日
どうも、泰心堂です。
まずは恒例の週末の予定です。

11/15(土)
予定 午後よりインラインスケート仲間のイベントへ参加
予約空き状況 9時、10時、11時ともに一人分枠あり。
予約分対応終了次第に移動しますので、ご注意ください。

11/16(日)
予定 昼過ぎより講習会&トレーニング(外部)
予約空き状況9時、10時ともに2人まで。

早朝8時台は両方とも埋まっています。

来週は平日は空きがあります。今週は(遠方への)外出/出張の予定は入っていませんので、施術をご希望の方はお電話またはメールにてお問い合わせください。なお、都合の良い日時の第一候補、第二候補あたりまであわせてお伝えいただけるとご案内しやすくなりますのでご協力ください。

ついでに苦情ですが、緊張するのはわかりますが、せめて『お名前』はきちんと名乗っていただけないでしょうか?
最近、お名前を名乗らずに一方的に話し続けたり、ご相談される方が多数いらっしゃいます。「以前相談した」と仰られてもお名前や伺った症状などで当たりをつけてますので、名乗られない場合は、「どなた?」ということになってしまいます。
別に、お名前を聞いたからといってそれを悪用する方法などありませんので、お名前くらいは名乗ってから、あわてずにご相談ください。

さて『健康と病気』ということで・・・

そうですね、今度、地域新聞社さんから『万病の元【冷え】を取り、病に負けない体作り』というキーワードで、コメント&広告を出すことになりました。

・・・ということでそもそも健康な状態てなに?病気って?冷えって何もの、病に負けない体作りって?

みたいなことをまとめて記事でも書こうと思います。
今日はその触り。

なお、私は自分の母校の講師を務めていた【積聚会】の小林詔司先生の考案した【積聚治療】の影響を受けておりますのでベースはその身体観(体の捉え方)となっています。

さて、健康と言ってもかなり範囲が広いですので少し絞って東洋医学と私の専門よりにお話しましょう。

私の流派の考え方では、熱、経気(経脈を流れる気の状態、脈診で診る)、積聚(お腹に現れる気の偏り、腹診で診る)の三つの要素から大まかに健康な状態を説明します。

1.生きている体は温かい。健康な体は頭は冷静で、足元が温かい状態。一部だけが温かいと言うことはなく、全体的にほんのりと自然に温かい状態を指す。
2.脈平らかなれば病なし。脈診で診ているの東洋医学特に鍼術の治療概念で使われる【経絡】(経脈・絡脈)の状態。この脈から受ける印象が、季節に応じた脈状にあっていて、強すぎず弱すぎず、速すぎず遅すぎず、ある程度の範囲で収まっていればこれは経脈上あるいは連なる蔵府(体の力や機能の概念)に問題がないということで、これも健康と言える。ほどほどに力が入っていて、力みがない状態。
3.腹に現れる気の偏りを【積聚】と言う。偏れば偏った部分の質感が変わり重い感じがする、重なったせいで硬いような感触がでるあるいは重なっていることで余計に強く圧迫され痛みが出るなど。この偏りは肩などではよく【こり】(凝り)として把握されるが、お腹にある場合は程度によって【積】または【聚】と表現する。偏りというのはある意味で異常ってこと。この積聚がなく、ほどほどに温かく、圧しても奇妙な圧迫感、反発感や痛みがない状態を健康と考える。元気の良い赤子のおなかをイメージしてもらうと良いでしょう。

これから外れた状態を異常、程度が進むと病として考える。

1.熱が偏り、一部が熱い、または冷たい状態。この場合、体は生きていて熱を産生しているので熱いのが普通。ところが【冷え】が生じているのだからこれを重視する。
2.経気が乱れた状態を病と考える。経絡治療では乱れた経絡を重視しこれが病気の元であるとする。東洋医学ではこの乱れた経気(経脈)に沿って症状が出ていると考える。
3.積聚(お腹を圧した時、痛み、気持ちの悪さ、奇妙な反発感がある状態)があるとき、これを異常と診る。程度が進めば病気となり体の特に弱い部位に症状が現れてくる。

簡単に言えば、正常に体の機能が働かない状態=【機能低下】を病と言う。特に当院のやり方では機能低下をわかりやすく【冷え】と表現し、これを温めて解消することが治療の目的と考える。
熱の不均衡から来るもの、産熱の問題、経絡の通りが悪い、気の不足・・・だのという様々な表現があるものの根本として考えた【冷え】に対する施術を丁寧に行うと、この熱の不均衡は均衡を取り戻し、産熱不良は解消し、通りの悪かった経絡はスムーズに透るようになり、不足した正気も十分に供給/循環するようになる。
当然、根や幹であるからだの状態が改善すれば、枝葉である症状も徐々に解決するものです。

・・・と今日はこれからまた施術なのでこの辺で。
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