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2017年10月17日
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自動車損害賠償責任保険と針灸治療。

2007年07月18日
医学的コラムというか、東洋医学とネタですね。
ご質問があったのでというのがきっかけですが、少しだけ書きましょう。

「交通事故にあいました。病院に通院していても今一つ。針灸が良いって人に聞いたんですが・・・」
って人、実は結構多いですね。

この場合の針灸治療が受けられるかってのと、どういう手続きが必要か?って話をしましょう。

自動車賠償責任保険いわゆる自賠責保険のことですね。基本的に自動車等に乗る方には加入が義務付けられています。その他民間の保険に就いてはケースバイケースなので保険会社に問い合わせてください。

さて、基本中の基本事項ですが、自賠責保険の支払い対称になる人は『交通事故』の届出を出しされており、医師の診察を受け診断書などが交付され、人身事故として『交通事故証明』が発行済みの人です。

中には性質が悪いドライバーもいてその場で示談に無理矢理してごまかそうという人もいますが、面倒でもキチッと警察に通報して『事故』にしてください。直後はなんともなくとも時間がたっておきる症状もありその場合、命に関わったり、後遺症を残したりと程度が厳しいものが多いので必ず事故にするようにしてください。

で、ちゃんと事故証明をもらっておくと病院など医療機関で自賠責などによる治療を受けることができます。

この治療ですが、どのような治療を受けたいかの選択権は『患者さん自身』にあります。

さて、針灸は選択対象になるのか?
疑問をお持ちの方が多いと思います。実はなります。
法律や法律に示す支払い基準に以下の文があります。

自動車損害賠償保障法16条の3(支払基準)
保険会社は、保険金などを支払うときは、志望、後遺障害及び、障害の別に国土交通大臣及び内閣総理大臣が定める支払い基準に従ってこれを支払わなければならない。

自動車損害賠償責任保険の保険金及び 自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準
金 融 庁 平成13年 告示第1号
国土交通省

柔道整復等の費用
 免許を有する柔道整復師、あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師が行う施術費用は、必要かつ妥当な実費とする。

以上。出典はそのままなのであえて書かずともいいでしょう。

だので患者さんは希望があるのなら直接、傷害担当とお話をして治療院に通う旨を告げ、認められれば自賠責の範囲内で治療を受けることができます。

なお、この手続きには大きく分けて2種類あります。
1.償還払い・・・患者さん自身が領収書を集めて書類を書き申請する方法
2.委任払い・・・患者さんが保険会社に対する請求権の行使を治療院などに委任し、治療院が書類を作成し直接保険会社或いは加害者に対して請求を掛ける方法。

鍼灸院にとってリスクが少ないのは1.の方法。毎回実費でいただきますから。で、どちらを採るかは保険会社次第です。
また、保険会社は本来、患者さんが治療を受けたいと申し出た時点でその可否を検討し、できるだけ患者さんの要求に従う必要があります。
だので、ごねるとだいたい通ります。

良くわかっている担当者はさっさと終わらせたいからといってはりきゅう院を勧める人もいます。

さて、整体やカイロはどうか?
ええと自賠責では認める必要がありません。整体やカイロの施術は国内では残念ながら『医療行為』ではありませんので、適切とは言えません。だのでそれは利用ではないと却下できます。民間保険では稀に認められる部分もありますのでそれは担当者とよく相談してくださいね。

・・・とまあ、こんなところで良いですか?
ああ、そうそう傷害保険で認められたケースがあるってうわさで聞いたんですが、どういうケースなんでしょう?知っている方がいらしたらこっそり教えてくださいね。

それでは♪
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