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2017年07月28日
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認定鍼灸師

2006年06月25日
日本刺絡学会の学会に参加してきました。
また、定められた講習を修了し、認定鍼灸師となりました。

さて、刺絡とは何でしょう。
刺絡とははり術の一方で、非常に即効性、効果の高いものである。

その一方で刺激が強い分反動が強く、施術した日は終日だるくなりやすく、また体質によってはあざのようなものが2~3日残ることがあります。
即効性や高い効果をプラスとするのなら、反動はマイナス。陰と陽でバランスをとるこれもまた東洋医学の妙味というものですね。

さて、刺絡というと私たちの業界でも忌避する方がいますが、実は古くから伝わる伝統的な技法であり、法改正のよって適法に使うことが正式に認められることになりました。

具体的にどんなものかをコメントしましょう。
独特の形状をした太目の鍼で刺激する方法ですが太さと形状のため出血しやすく、止血の手段と合わせて刺絡療法と呼ばれることが多い。
けっして「出血を目的とした治療ではありません。」
このあたりを誤解している方が刺絡は危ないと叫んだり、実際に危ない刺絡に似た処置をされて事故を起こすわけです。

さて、一つだけ近年騒がれていた「福田-安保理論」による「刺絡療法」についてコメントしましょう。よく彼らの記述を読めばわかりますが、由来は井穴刺絡を研究していたはり師、医師らによる団体で学んだことを書き直しているだけです。またその道具も注射針という採血にも使うきわめて出血しやすい針で、私たちと同じ深さを刺しますので出血量が非常に多く、そのまま彼らは刺絡というのは出血させなければ効果がないと曲解されたようです。彼らの場合、出血を目的としているので明らかに刺絡ではなく「出血療法」です。もっともだんだんと考え方を改めて電気刺激やレーザー、爪揉みなど出血を見ないやり方に転換しつつあるようです。(公に認めてはいないが)
しかし、これらもまた片手落ちです。

東洋医学の刺絡はあくまで絡脈という力の流れるルートのうったい(流れの滞り)をとることです。これらのうったい反応をお血といったり、流れをよくすることを「血」(けつ)を動かすとかうったいを除去するといっています。この「血」は「血液」そのものではなく密度の高いエネルギーという意味です。
この場合、身体が体外に排出しようとするものは排出してしまう方がよく、十分であれば自然と排出がとまるはずです。これは注射針などに比べて、出血しにくい微妙なバランスの鍼を使っているからこそ起こる現象です。そのために独特な形状の鍼が使われるわけですね。

大胆豪快にして実は繊細な技術と適切な安全管理が必要なこの技術。当院では必要な場合プラス、マイナス両方をお話した上で許可をいただいて実施するようにしています。
また、使用する鍼は正和堂製のディスポ三稜鍼を使い、止血用具も必要なものは基準に従った消毒をして使っております。

効果は非常に大きい方法なので慢性の症状でお困りの片はご相談ください。
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