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2024年05月19日
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明日は幕張海浜公園祭り

2010年10月10日
 どうも、泰心堂ことからだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

世間では三連休の中日だそうです。
うちですか?うちはお休み一日だけ。明日11日体育の日のみで通常営業。

明日は私も理事の一人として参加しているNPO幕張海浜公園を育てる会、そして趣味の仲間であるインラインスケートサークルCLUB MARVELOUSが参加する『幕張海浜公園祭り’10』が開催される予定です。

私もこちらのイベントに朝から参加予定なので明日11日はお休みになります。
一日外にいますので『電話は通じません』のでそのつもりでお願いいたします。メールは随時チェックしておりますので、ご予約、治療の相談など御用のある方はメールにてご連絡ください。

なお、よくチェックするのが次の順になります。

泰心堂はりきゅう院 メイン taishindo@festa.ocn.ne.jp
泰心堂はりきゅう院 サブ    taishindo.hari@gmail.com
泰心堂はりきゅう院 美容鍼灸用  taishindo.biyou@gmail.com
泰心堂はりきゅう院 美容イベント用 biyou.acu@gmail.com

全てチェックしています。

さて、明日11日の話ですが、当日は治療道具一式持参していきます。
そこで、泰心堂メインブログとアメブロ、楽天ブログをご覧の皆様 and 当日幕張海浜公園にお越しの皆様限定で当院の『てのひら鍼灸治療』の無料体験を実施します。

てのひら鍼灸治療とはベースは韓国の『高麗手指鍼術』というもので、そこに泰心堂の臨床経験からアレンジを加えたものを言います。

治療はてのひらが出ていればOK

次の手順で施術を行います。
1.私、身体のエンジニア 鍼灸師 藤井崇次を見つけてください。
※ClubMarvelousか実行委員に声をかけると見つかると思います。
2.症状をうかがいます。何が、どういう状態か、わかる範囲でお知らせください。
3.手のひらの状態を『ツボ圧し棒』でチェックします。
4.反応のある箇所に水性ペンでをつけます。
5.基本は簡易灸あるいは棒灸で「温かいから熱い」に変わるくらいまで温めて終了。
6.印を付けた場所が体調調整のツボになりますので帰ってからもしばらくお灸や棒灸で温めたり、棒状のもので圧したりすることをお勧めします。
7.当日施術または治療相談を受けられた方のうち希望者には後日、手のひら刺激方の冊子をプレゼントいたします。なお、デジタルデータになりますので送信先のメールアドレスをいただくことになります。


簡易灸。今回は台座の付いている右側のものを使います。
送信者 鍼灸

ツボ圧し棒。先端が丸くなっているので刺さりません。
送信者 鍼灸
これは腰痛治療の例です
送信者 鍼灸
こちらは血圧関係、胃腸関係の例ですね。
送信者 鍼灸
・・・とま、こんな感じで治療家らしいところも見せておこうかな?と思います。

興味のある方はどしどし参加ください。症状聞くのが上手く行くなら、1時間当たり10人近く施術できると思います。そうなるとお灸数百個持っていかないといけないかも・・・ま、そんなに来ないか?シークレット企画だし。
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ひどい腰痛に長鍼!

2010年10月08日
午後の一番は少し程度の悪い腰痛のお客様がいらっしゃいました。

どの程度かというと・・・ 痛みで足を引き摺るくらい。常に痛みに悩まされ気が狂いそうだと言う話でしたね。

こういう腰痛は通常の鍼灸院の場合次のような処置をとることが多いです。

1.痛みのある箇所を触診し範囲をカバーするように鍼を数本打ち、電極をつないでパルス通電
2.痛みのある箇所に鍼を多数打ってしばらくそのまま置いておく
3.痛みのある箇所に施灸

接骨院鍼灸(整骨院鍼灸)の場合は1か2でしょうね。

これだけだと『はりきゅう専門』としては芸がないわけです。

さて、では『はりきゅう専門 泰心堂はりきゅう院』ではどういう治療をするか?

画一的にコレをやれば良いというものはなく、やはり一人ひとりの状態に応じてどの技を使うかを選ぶべきです。もちろん通電する方法も局所に多鍼する方法も良い点があります。

体格、顔色、所作、動作、問診、触診、経穴診・・・様々な情報をもとに体力と耐性、あるい鍼や灸との相性などを診た上で必要に応じた処置を取るべきです。

さて、こういう痛み疾患に対しては経験的に次のような治療が即効的です。

1.刺絡
2.火鍼
3.大鍼
4.長鍼

それぞれ経験的に判断出来る情報があるのですが、経験に基づく勘のようなものがあるので詳細の判断基準については割愛します。

刺絡は熱を伴う場合、実症状・・・この場合は常に痛みがある(何もしなくとも痛みがある=自発痛)場合によく、急性・慢性の症状のどちらにも使えます。ただし、非常に疲れるので術後はしっかりと休むことが大事。

火鍼はその名の通り焼いた鍼を経筋(経絡的なつながりを持つ筋群)に対して瞬間的に打っていく技法で鍼のちくんという刺激とその後のお灸をしたようなだるさが特徴的です。『痛を以って兪と為す』というように痛みのあるところツボとして処置して行きます。こちらは『火』を使うのでイメージとしては冷えを伴う症状に使うことが多いような気がします。

大鍼は通常のディスポの鍼が直径が0.10~0.25mmくらいがよく使われますがこれは0.30mm時には0.8mm、1mmなどという鍼も在ります。普段使う鍼に比べて質量が何倍も在りますのでその分影響力が強いのですが、一方で非常に刺入し辛いので当院ではあまり使いません。(丁寧に打つために非常に時間が掛かるのでこの一本で効かせる!という気合を以って使うことがあるくらいですね。)

長鍼はその名の通り長い鍼です。普段使いの鍼が鍼部分の長さ8mm~4cmのものが主流の当院では7.5cm(2寸5分程度)~45cm(1尺5寸くらい?)を長鍼のカテゴリーに入れています。がぶっちゃけうちの『代名詞』のような扱われ方をしています。た・だ・し、頻度は実は少ないんですよね。痺れなど慢性症状のひどいものにしか使いません。腰痛の場合は比較的出番が多いかもしれません。
特徴としては、長くやや太めなので質量が桁違い。点ではなく線あるいは面で刺激が出来るので、よく整体とかで「曲がってますね~」とか「歪んでいますね~」などと言われる背中の状態をまとめて適度な状態に戻すことが出来ます。
刺すときに少し「ぷつっ」と音がしますが、入ってしまえば何回も刺したり貫いたりしないので痛みが実は少ない。皮一枚のところを通していくので実は非常に安全。鍼を刺している部分からググっと波紋のように影響力が広がるのが特徴です。

いずれも鎮痛・回復促進に効果のある技法ですが、長鍼を使えるところは数が少ないようで近隣には私のところだけ!。

ある意味切り札的存在ですね。

これらの複数の技術から一人ひとりにあった技術を選択できるのが『はりきゅう専門』ならではの強みですね。

長鍼を使った例では次のような例が在ります。

40歳代女性 30歳のころに腰痛発症。徐々に悪化し痺れを伴うようになる。来院当初は常に激痛があり、台所に10分立っているのもつらいくらい。歩行もきつく、駅から大体5~7分の当院までの道のりを20分かけて歩いてくるくらい。病院で手術を勧められたので最後に『泰心堂はりきゅう院』で治療を受けてから考えるつもりで来院。

病名 『坐骨神経痛』(整形外科)
治療歴 某整形外科9年(当初慢性腰痛→坐骨神経痛)、接骨院4年、鍼灸院4~5院で合わせて3年

立位姿勢、座位姿勢ともに痛みをかばうように偏りあり。背部診では椎骨の配列を見たが大きく歪み在り。(※生活に即したゆがみは最適化のために生じるもので病気では在りません)

いくつかの方法論をお話し、長鍼を使った治療の同意を得る。
治療間隔は週二回。VASはVirtual Analog Scaleの略で痛みを10cmの数直線上に表したもの。

当日の状態をVAS10として変化の様子を診る指標とした。全体的な回復具合とは別でそれは別記。

1.R下L下長鍼(初回なので置鍼15分刺鍼箇所は一応門外秘)VAS変化 10→3
「痛みが・・・うそ?痛みがないんです。まったくないと言うわけではないんですが、いつもに比べてぜんぜん軽い。不思議」と本人談。鎮痛効果がよく出ているだけで治ったわけではないことを伝えて、生活上の注意を話して終了。

2.R下L上L下長鍼(L上は即抜。置鍼は20分) VAS10→6
「前回と比べると7割くらいの痛みですね」これをVAS10とする。「眩暈(めまい)がする」と言うのでL上の領域を診ると少し歪な感覚がしたのでそちらも今回の治療の対象とした。

3.R下L下長鍼 置鍼30分 VAS10→3
「痺れがだいぶ取れて水仕事が出来ました」これをVAS10とする。順調な回復。ちょっと怖いに右肩上がり。L上領域は大きな違和感はなかったので対象からはずした。R下の長鍼を置鍼中「ああ、足先まで響きます」と大きな響き感あり。抜鍼後違和感が生じるも不快なものではないとのことでそのまま返した。

4.R下L下長鍼 置鍼30分+百会+後谿+申脈VAS10→2
「常にあった痺れ感がいつもの半分以下になりました。」これをVAS10.
この回から意図的に通常の鍼での施術を加える。「頭に打った鍼がなんか変な感じです」「気持ち悪い?」「いいえ、なんかすっとする感じ」とのこと。治療直後、完全に痺れが消失する。
週一回へと治療間隔を変更。

5.R下L下長鍼 置鍼30分+百会+曲泉 VAS10→6
「痺れは2割、腰は3割残っている感じ」これをVAS10とする。
脈証で肝虚が強く出ていたので曲泉を補う。こちらも治療直後完全に痺れが消失。腰の痛みもなし。ただ長鍼の特性上「だるさ」が出る。

6.R下L下長鍼 置鍼30分+百会+太衝 VAS10→7
「痺れは後は足の甲。腰は調子が良いです」これをVAS10
結果的にこれが長鍼を使った最後の回になった。背中から腰にうったR下の針先辺りから「ぞわぞわっと波紋が広がる感じが在ります。」とのこと。
状態が良いのであとは再発がないかを確認するフェイズへ行こう。治療間隔を2週に一回に変更

7.肝積肺虚証 積聚治療 第一方式 VAS10→8
「強い痺れや腰痛は今週はなかった。ただ、草むしりを久しぶりにしたので少し体が重いかも」これをVAS10.
長鍼は必要ないと判断し、当院の通常治療に切り替える。
「なんか不思議な感じですね。あの波紋が広がる感じとは別でなんか温かくなるような感じがします」

8.腎積脾虚証 積聚治療 第一方式 VAS10→9 卒業
「嘘みたいです。本当にあのきついのなんだったんだろうって感じです。」「じゃ、今日、最後の確認がてら身体を整えて問題なければ今日で卒業ですね」これをVAS10.
脈証で軽めの脾虚。祖脈はしっかりしているし、胃の気の脈も充分。腎積はこの方の特徴のようなものなので軽微と診て良し。
再発がなかったので、治療卒業。

2ヶ月 合計8回で酷かった腰痛と足の痺れ(坐骨神経痛)から解放されました。
正直、長鍼使えなかったらかなりきつかったかも・・・

今年も『幕張海浜公園祭り』参加します!!

2010年10月07日
今年も『幕張海浜公園祭り』やります!!

毎年毎年、主催者側でお手伝いしています。今年は・・・本業の忙しさにかまけてあまり手伝いをしていませんが当日スタッフ参加する予定です。

幕張海浜公園祭りとは

『幕張海浜公園を、周知し、地域で公園を利用し、公園の利用の活性化と住民の交流活性化を目指すNPOの活動により、開催を許可されたイベント』です。

当日は主催のNPOはもちろん、地域で活動する様々なサークルや同好会、活動団体が様々なイベントを提供します。

もちろん、インラインスケートサークル 『CLUB MARVELOUS』も体験会やウォークラリーなどで参加します。

詳細はこちら ⇒ http://www.sodaterukai.com/index.html

インラインスケート関連はこちら ⇒ http://www.clubmarvelous.net

・・・とまあ、治療家以外の顔でした。

一応、立場では参加しているNPOの理事の一人だったり、インラインスケートサークルで活動していたり、インストラクター資格を持つ一人だったりもします。が、これは公然の秘密なので内緒にしてくださいね。

なお、当日治療道具一式持ち歩いている予定なので、調子の悪い方は私を見つけて声かけてください。

一応、今のところの予定では
10日 13:00~終了まで
11日 9:00~終了まで
いる予定です。

意外と私のことを知っている人は多いので、スタッフに『マーベラスのたけしさんいますか?』と声をかけていただけるとつかまると思います。

背骨の話。

2010年09月20日
猫も杓子も「背骨、背骨・・・」まるで何とやらの一つ覚え。
そんな歪みよりも、そういう人の性格の歪みが気になる今日この頃。

背骨が背骨が・・・とか騒ぐ趣味はありませんが、鍼灸と背骨矯正の話を少ししましょう。


 画像をクリックするとPicasaウェブアルバムへとジャンプします。そちらで大きな画像をご覧ください。

さて、この写真はとある患者さんの背骨の写真です。
よくよく診てみると背骨の高い位置をマーキングした赤い点が腰の上部で手前側に歪んでいます。
そして黒いマーキングが施術後の状態です。戻っているのがわかりますよね?実は腰のほうも明らかに曲がっていたのですが、施術をしている間にマークごと自然な位置に戻ってしまいました。

さて、詳しく見ていきましょう。
歪んでいる位置はだいたい胸椎9-12あたりでしょうかこのあたりは東洋医学では胆兪、脾兪、胃兪、三焦兪と呼ばれる背兪穴があります。経穴から単純に考えるならば『消化吸収系』に何かありそうですね。

このあたりの椎間(背骨と背骨の間、背骨のことを脊『椎』という)から出ている神経は確かに腹部の内臓などと関係があるといわれます。なので腹部の内臓に異常があるとこの辺りに神経過敏対などの異常が現れるという指摘は『西洋医学』の分野でも言われ、その現象を『内臓体性反射』または『内臓体表反射』と呼びます。
※これら反射の逆もあるとは言われいる。

さて、ここまでは理屈の話ですが、実際問題としては『内臓に問題があってその反射としてその領域に過敏反応あるいは異常反応が出ている』のか、それとも『単にその領域に対する侵害刺激への反応または筋組織の疲労』なのかは実はわからないのです。

単に現象としてそうであるとしか言えない

なので『歪んでいる』→『病気』という理屈はそもそも成り立たない。

人間生活している以上、ある程度、見た目の歪みは出ます。だって左利き、右利きがあるし、日常的に使う手の偏りとか職業特性とか生活習慣によっても最適な身体のバランスは異なりますのでそれぞれに最適化するために歪むものです。
※カイロプラクティス自体その源流は宗教色があり、歪んでいないからだ=完璧な神の肉体に近づく方法という意味合いがあります。

じゃ、どうするのか?それはどこまで行けば病かという明確な基準を持っていれば良いのです。

「いや、背骨曲がっていますね~。これほうっておくと大変なことになりますよ」
なんてうれしそうに脅している場合ではないのです。

本当にそれは見かけ上の背骨のゆがみが原因なのか
疑ってかかっても良いのではないでしょうか?
歪んでいること自体はたいした問題ではありません。歪んでいることが病気の原因になっているかが問題なのです。

当院ではこのために東洋医学的な確認指標をいくつも用意しています。それは体表観察だったり、動作観察、声量、声質、声調、脈だったり、経穴診だったり・・・

複数の目印=指標を採用し、それを東洋医学という概念で診ることでそれが病気と関連があるのかどうかを判断することができます。

東洋医学における『蔵府経絡』という考え方や東洋医学における気と経絡、陰陽の気、気の虚実などという発想を肯定し、その身体観に基づくと『病とは気の偏りであり、その気の方よりは経絡を通じて身体に現れ、その根源は、気を蔵す、気を府す蔵府にあるとい言える』ので『経絡上に現れた異常』すなわち『気の偏り』(=病気)なので『蔵府経絡』を整えると自ずとあるべき状態に戻ろうとするという考え方のもと施術ができます。

簡単に言えば、『鍼灸を用いて丁寧に身体を整えると、直接背骨をいじらなくとも、背骨の状態は良い位置に自ずと戻る』ということです。

ことさら脊椎矯正、骨格調整など喧伝する必要がありません
その時点で適切な経穴を選び適切な施術 鍼または灸(はり師、きゆう師ですから)を選択し、適度な刺激を送ることで身体は反応し、位置はもちろん、身体の調整機能も活性化した状態に戻ります。

結果的に自ら病気を治そうというからだの内側の力が働き、病が治っていきます
逆に言えば生活に合わせて自然にできた歪みは、そもそも生活にあせた最適な歪みなのでそのまま残ります

私たち鍼灸師にとって、『からだの歪み』などはことさら言うまでもないただの前提問題にすぎません。

・・・とま、こんな感じです。ちなみに当院では『背部診』の時点で、そのほかの情報から考えられる状態を直接確認しています。

お休みの連絡

2010年09月13日
 こんにちは、泰心堂はりきゅう院 院長のからだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

予定にも書きましたが、9月は変則的に休みをいただきます。

そして明日14日はお休みです。

当日は施術はいたしませんので、留守電を設定しておきますが、15日以降の対応となります。

なお、当日もメールは確認しますので予約やご相談などはメールにてお願いいたします。

泰心堂はりきゅう院メイン
taishindo@festa.ocn.ne.jp

泰心堂はりきゅう院サブ
 taishindo.hari@gmail.com


4thアクアカップ

2010年09月03日
第4回アクアカップ ジュニアアイスホッケー大会が、アクアリンク千葉にてこの週末の9月4日と5日に開催されます。

当院が応援している千葉Jrペンギンズは、4日(土)の17:40から1回戦で、負ければ5日(日)の14:55~3位決定戦。4日を勝てば5日の18:45~決勝戦。

お暇な方はぜひ涼しい、アクアリンク千葉へ足をお運びください。

デジタルカメラ 購入したい!

2010年08月27日
 実は、私、写真を撮るのが好きです。

どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
みなさん、お元気ですか?
夏場は消化に良いものをしっかりと食べて、よく眠るのがポイントです。
今年は、流石に寝苦しいのでエアコンかけながらというのも在りだと思います。・・・電気代が怖いですけどね。
でも、体調崩すよりは良いです。

さて、今日のお話は からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次ってこういう人ってお話です。

今でこそ、コレですが、昔はシャイでテレやな私。写真に写るのが嫌いで撮ってばかりいました。
そんな私がはじめて触ったカメラは親父の『PENTAX SP』という一眼レフカメラ。あのずっしりとした重量感が凄く落ち着きます。

そして初めて買ったカメラはフジフィルムの『写るん』です。
高校のときバイトして初めて一眼レフを買いました。『CANON EOS-5QD』、そしてさらにPENTAX Mz-10。高校時代はこの二台のカメラを担いで写真を撮っては現像とフィルム代でバイト。そんな感じ。

そしてデジカメ時代が到来。40万画素のデジタルカメラがすごい!画期的!そんな時代でしたね。

なんかカメラって落ち着くんですよね、まるでからだの一部というかもう一つの目(視点)という感じがして。

そんな話をお客さまとしている今日この頃。
きっかけはとあるお客様の旅行の話。なんか珍しいのですが、今年は『屋久島に行く』という方が何故か二組もいらっしゃいました。
実は、私もいつか行ってやろう!と密かに思っているのですが・・・

屋久島といえば、緑濃い原生林と非常に長い樹齢を誇る縄文杉(屋久杉)。

やっぱりそういう光景って写真に収めたいとついつい思うわけです。施術が終わってからお互いに昔のカメラ=愛機から、デジタルカメラ買うとしたら何が良い?みたいな話を時間も忘れてしてしまいました。

そんな私の現在の注目カメラはやはりデジタルカメラです。
一つの理由としてはカメラのフィルムメーカーが撤退をしていっているからです。たぶん、これからデジカメオンリーの時代が来るのも遠くない話でしょう。
もう一つ積極的な理由としては、画素子の増加競争の停滞です。どういうことかというと○万画素という○の数字が大きい方が良いカメラみたいな風潮が落ち着いて、○画素という範囲で品質を、色調を競うという写真を撮るということに目を向けた競争になってきているから。

そんな話をしたと言ったら、今度は別なお客様から質問。
「これから写真を始めようと思ったらどんなカメラが良いですか?」

どんなカメラが良い?実はこれ非常に難しいお話なのですが、写真に哲学を求めるのなら迷わず『単焦点レンズ』のカメラを選ぶべきです。つまり、良い写真、拘った構図、陰影のバランスなどに拘るのなら構図を探すということに妥協しないで欲しいんです。
ズームレンズは確かに非常に便利ですが、被写体との距離をボタン一つにしてしまって構図に悩まなくなる。これが利点であり、最大の難点。
その点、単焦点は被写体との距離を自分で詰めたり、離れたりしなくてはならない。そこに『距離感』という空気が生まれるんですね。

そしてそれらまで写真に撮ろうと思ったらやはり選択はデジタル一眼レフかハイエンドコンパクトカメラというのが選択肢になります。

余裕があるのなら私はハイエンドコンパクトを薦めます。SIGMAのDPシリーズとか、RICOHのGRとか。凹凸が少ないので持ち運びが便利です。あとはOLYMPUSのPENやLumixGF1+パンケーキレンズ、極最近ではSONYのα-NEX+E:16mm f2.8の組み合わせなんかがお勧めですね。

じゃ、私自身が注目しているのは・・・
実はRICOHのGRXとSONYのNEXシリーズです。

初めて買った35mmフィルムカメラがRICOHのR1s。未だに持っていますが、これがヒット。ポケットに入る広角で非常に画像がクリア。その系譜を受け継いでいるGRシリーズの後継機がGRX。しかもこれレンズと画像処理部分を丸ごとユニットとして交換できる。
画期的ですよね。画素子は1000万画素クラスでまあまあってところ。このGRXと50mm MACAROの組み合わせが・・・ちょっと欲しいなと思いました。
ちなみにこれ銀座にある リコーのフォトギャラリー RingCube http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/index.html で貸し出ししています。

わたしも今度触ってこようと思います♪
今日はこの辺で。実はカメラマニアな 鍼灸師 藤井崇次でした。