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2017年10月21日
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じゃあ、これで終わりにしましょう。

2006年07月27日
「じゃあ、これで終わりにしましょう」
これは私の口癖。

「でも、ここ痛いです」
なんてたまに言われます。というか知っていて終わりにします。
もちろん理由があります。

1.病気は自分(自分の自然治癒力=回復力)で治す
2.治療は自然治癒力を引き出す
3.刺激し過ぎで自然治癒力の邪魔をしてはいけない。

病気の治癒=自分の回復力(自然治癒力)+鍼灸による補助
と考えます。

もっとも単純な治療(?)は「痛い」というところに鍼を置いていって電気を耐えられるぎりぎりの強さで流せばいいでしょう。
痛みには「閾値」といって感じる感じないのスイッチがあります。この閾値を越えると痛みを感じますが、越えなければ痛みを感じないわけです。通電によって閾値を上げて痛みを感じなくすれば痛くはないわけです。
でもちょっと待ってください。
それは治っていますか?

私は忘れているだけだと思います。
「昔はね、肩こりで大変だったのよ。でも最近肩こり知らず」
と言って肩が鉄板のようになっている人いますけど、それと同じ状態です。このやり方は「鎮痛」には優れたやり方ですが、「治癒」「回復」を考えるといつでも使えるやり方ではありません。

痛くない=治っているではないのです。

痛みは身体がダメージを受けたから静養して回復したいというサインです。だから感じないよりも感じた方がいいのです。ただ、きつすぎる痛みは逆にダメージになりますのでそういう時はほどほどに抑える必要があります。それは必要によりけりです。

単純な筋肉痛であって、比較的健康で回復力の高い人でしたら鎮痛を目的としても持っている回復力が桁違いですからあっさりと回復してしまいます。そうでない人は鎮痛も必要ですが身体を整えて自ら治ろうとする力=自然治癒力(回復力)を引き出しやすい身体にしていくことが大事です。

こういった観点や、個々人の感受性、体力を考えてどこまで痛みや違和感をとるべきか、とってもよいかということを常に考えています。

痛みのとりすぎは自然治癒力の発動を妨げ、弱めるだけでなく、よりダメージを溜め込む原因にもなります
それまで動けていたのは痛みで行動を制限していたからなんてことが現実にあります。なまじ「痛まない」がために「治った」と勘違いして「回復中のところに一層の負担をかける」ことをしてしまったということはよくある話です。

スポーツをやっていた人の実体験ですが、アキレス腱に痛みがあったそうですが、痛み止めを打ってもらっていましたので痛みは耐え切れないものではなく、つい、試合に出てしまったと言う人がいます。その方は試合後違和感が強くなったので直ぐに病院に行きましたら、アキレス腱損傷の診断が下ったそうです。一歩間違えればアキレス腱断裂で歩けないと言う状態でした。
間違えないでください。痛み止め(飲み薬、シップ薬、消炎鎮痛スプレーなど)は「痛みを抑える」だけでそれ自体には治す効果はありません
治しているのはあくまでも自分の中の回復力(自然治癒)です。

だからこそ様々な疾患に対して身体を整えて自然治癒力を高める東洋医学が効果を発揮するのです。

※鍼を使った通電治療には「鎮痛」を目的としたものと「血行促進」「筋弛緩」を目的としたものがあり、上手に使うことで身体を整える効果があります。文章中の例は非常に極端な例ですので誤解のないようにお願いいたします。
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