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2017年10月20日
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痛みの記憶

2006年05月18日
別に女性専門と言うわけではありませんが・・・
女性の患者さんが多いですね。
最近診ているのが、更年期障害、メニエール、子宮筋腫、腰椎ヘルニアおよび坐骨神経痛。
どれも長引きそうです。皆様、施術したあとしばらくは楽と仰っていただいていますが、まだ何れも回数が浅いので人によってはやっと症状が動き出したかなという感じに留まっています。もう少し回数を重ねたらよいほうに落ち着くことでしょう。

さて、「痛みの記憶」ということでお話したいのが、近年かなりの数に上っている異常がないにも拘らず痛みを訴える方々とペインクリニックのお話です。

骨折、捻挫などを患った方に多いのが治癒後の「違和感」です。時には「しびれ感」や「痛み感」として残ってしまう厄介なもの。
しかも病院の検査では引っかかってこない。骨も正常だし、検査しても異常なし。で、「気のせいでしょう」として片付けられていた分野があります。

近年になってやっと「ペインコントロール」(痛みの管理)という考え方が浸透し、地域の高度医療を担当する大きな病院に「ペインクリニック」が出来始めました。
「麻酔」の技術を使って、鎮痛を図ったり、関節を動かす訓練を併用して「痛みなく運動が出来るという感覚を思い出す」ことを訓練したりするのが目的です。
しかし、麻酔を専門とする医師の数がまだ少なく、星状神経節ブロックなど高度な処置が必要な場合や癌患者の鎮痛など極めて限られたケースにしか対応が出来ない場合が多いようです。
さら、専門医が少ないこともあるのでしょうが、長期間にわたるケースも少なくありません。

さて、ペインクリニックがなかった時代はどうだったでしょうか?
ひとくくりに「不定愁訴」として括られていました。つまり私たちはり・きゅうの対象ということですね。
なぜ、私たちがペインコントロールをやってきたと主張するのか?
それは「鍼鎮痛」(鍼麻酔)の効果があるからです。
最初に全世界に対して紹介されたのが「ニクソン訪中」の時。
以来、国内でも研究がされて来て、一部では鍼麻酔を使った出産なども行われていました。
(現在は麻酔薬の質がよくなったので病室などで使われているという話はあまり聞きません。)

では、鍼による鎮痛のメリットは・・・無理がないということです。もともと人間の身体には痛みを抑える物質があります。それの分泌を促すことによって自然に鎮痛が図られます。
また、鍼による整体効果とあいまって違和感が解消されていくケースが多いようです。

どのように使うのか?
通常の施術を行うだけです。この一箇所だけを整えるという考え方があまりないのが鍼灸院系のはりきゅう治療です。全身を調整した結果、痛みや付随する症状が取れていきます。
具体的には鍼をする前に痛い部分を確認していただいて、鍼をしている間、動かしてもらったり、鍼をした後に確認してもらったりすることで感触の違いを確かめて行き、次に刺激する箇所を求めます。

不思議なことに背中に鍼をあてただけで膝の痛みが取れたりします。私がよく使うとところに陽稜泉というところがありますが、足にあるにも拘らず、肩の緊張が取れたり、頭痛が治まったりします。
人の身体って繋がっているんですね。
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