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2017年07月29日
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週末のお知らせと治療の目的の話。

2008年10月17日
ども、泰心堂です。
ええとまずは恒例の予定からですね。

明日18日(土)は通常通り8時から12時までの診療です。
今のところ、9時台、11時台に少し余裕がありますのでご希望の方はご一報の上で来院ください。
明後日19日(日)はかねてよりお伝えしていた通り私事でお休みさせていただきます。なお、この日は諸般の事情より一切連絡が取れなくなりますのでご了承ください。

さて、来週の予定ですが、月・火がねらい目ですね。他の曜日も空き時間帯はありますのでご連絡ください。
なお、初回はお体の状態をうかがったり、どういうことをするのか、何を使うのか、方針と術式(施術方法)、施術道具、衛生管理の説明などをし、了解いただいてから施術をすることにしていますので、1時間ほどかかります。ご理解ください。
当然ですが、お話を伺った時点(施術に入る前)で、施術を拒否するのは皆様の権利ですので遠慮なく申し出てください。

さて、『治療の目的』の話・・・ということで。

治療の目的とはなにか?皆さんたいていこう答えられます。
「病気が治ること」
「健康になること」
はい、それは決して間違いではありませんが、ちょっと漠然としすぎています。症状というのは突然出ているものではなく、
1.症状が出る下地ができている(原因がある)
2.疲労などが重なり、体の抵抗力/回復力が落ちる
3.きっかけがある

と、まあ、この三つの条件がそろって初めて症状が出るわけですね。もちろん、外傷といって何かにぶつかられたとか、斬りつけられたなど『きっかけ』=『原因』=『症状』なんてことはありますが、多くの慢性的な症状、急性的な症状の一部はそもそも1.の状態があって2.で挙げられている抵抗力や回復力との均衡によって今まで出なかった、あるいはしばらくでなかったのであって、突然じゃないんです。

で、病気だったら体を冷やしたなど生活上の振る舞いとか、腰痛だったら重いものを持ったとかひねったとか動作とかをきっかけあるいは引き金として症状が出てきているわけです。

さて、病気を治す、腰痛を治す。という話をする場合、気をつけなければならないのが、『治る』という状態です。
健康になるという話では『健康』ってどういう状態っていうところに気をつけておかないといけません。

つまりですね、『痛みがないこと』を健康とするのなら、腰痛の原因=下地は残っていても『痛み』がなければ『治癒』と看做しても良い訳です。
ただ、当然ですが、下地は厳然としてあるのですから、またきっかけがあれば容易に再発します。ま、同じような生活していたらすぐ同じように出てくるって事です。

しかし、腰痛の治療として腰痛になりにくい体を作ろうと思ったのならば、その原因となっている下地の部分まで手を入れなければなりません。
もちろん、痛みに対する施術をしながら、痛みのを引き起こしている原因に対するアプローチってのをしていくのですが、痛みの治療に比べて原因に対する治療はそれなりに時間がかかるものです。
痛みを抑えることも大事ですが、痛みを抑えてからが本当の治療の始まりですね。

これは他の疾患にも言えることで、その症状を引き起こしているであろう下地の手入れというのは時間がかかります。ま、このような手の掛かる治療のことを症状=痛みなどをとる/抑える対症治療に対して、根本治療とか言ったりもするそうですね。

さて、その原因として東洋医学ではどんなことを考えるか?
ん?なんで東洋医学限定なのか?それはですね、私が東洋医学者であるからです。でもって私たちは現代医学における『診断権』を持っていないのでそれが○○病だからというアプローチはしません。あくまでも東洋医学的に見るとこういう状態=証だからそれに応じた治療=随証治療をするだけの権限しかもっていないからですね。

話を戻して、東洋医学では病気になるからだの作る原因を大雑把に三つに分けています。独特の言葉で言うと、『外因』、『内因』、『不内外因』というやつですが、ま、ニュアンスで分けると、精神疲労からくるもの、肉体疲労から来るもの、(主に自然)環境に対応できず起こるもの。
ただ、東洋医学って面白く
外因=環境的要因
内因=精神的要因
不内外因=身体的要因
みたいなニュアンスなんですよね。

で、どれがその人にとってもっとも負担になっているのか、それは変えられるのか、変われるのか、それとも変わらないのか・・・などま、細かい話はあるけど置いておいて、これらが最終的に身体に影響を与えて様々なところにサインを魅せるわけです。このサインの一つが、『ツボ』であり、実は『症状』でもあるのです。

と、このへんで戻ればいいかな?

東洋医学、特に私のはりきゅうという分野ではこの結果として現れた症状やツボをよりどころして身体の問題を解決することで、身体に影響を与えている原因に対して影響を及ぼすということです。一例を挙げれば身体が変化すれば今まで寒いと感じていたのが血行がよくなってむしろ暑いくらいと感じるようになるとか、あるいは今まで腰が痛くて歩けなかったのが、長い距離歩いても平気になるなんてことがあげられるでしょうか?

そうやって原因を見つめて対応することによって、その過程で痛みは減少するし、またきちっとその上で続けておくとだんだん症状が起こりにくい身体に変わっていくわけですね。

で、そういうことを目指すのが施術者側が提案する『治療の目的』なわけです。
健康ってのはですね、日々の精神的、身体的疲労の具合や環境によって移ろうものです。なので日頃から定期的にはりや灸、マッサージでもいいです。そういった手当てを取りいれておくと大きく身体を崩さないですみます。こういう日常生活への活用こそが本来の『未病』対策であり、東洋医学の得意とするところですね。

鍼や灸は皆さんが思っているほど怖いものではありません。
むしろ皆さんのやりたいことをやるために手助けしてくれる便利な治療ツールです。
体験したこともなく、鍼=怖いと思っている人にこそ試してもらいたいなと常々思いますね。

・・・と今日はこの辺で。、
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