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2024年04月25日
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痛くない、熱くない、快い

2006年07月23日
ど~も~泰心堂はりきゅう院 院長です。
今回はまったく楽天のブログとおんなじ記事です。手抜きじゃないよ。ネタが同じだからです。

いや~変な天気続きますね。この時期、熱気がこもって皮膚がぼろぼろになってしまう私、かなり体調に気をつけています。冷房好きじゃないのに空調のスイッチ入れてなるべく熱気を吸収しないようにと・・・冷え性の方にはお勧めしません。

でもまあ、お勧めアイテムってのはあります。扇風機・・・といういか冷風扇。(温冷風扇というのもある)これ冷えすぎないし、程よく空気をかき混ぜてくれてお勧めです。換気基準のため治療室はエアコン入れなきゃれなりませんが、そのうち温冷風扇入れようかなとひそかに思っています。(それまで扇風機よがんばってくれ。)

さて、さて、痛くない、熱くない、快い・・・ってなんの話やら?
って本職ねたです。

業界に三悪と言われるものがありまして
「痛い、熱い、怖い」っての。
鍼は痛い、灸は熱い、だから怖い?
いったいいつの時代の話やら。

鍼の本場は中国というのは今は昔の話。日本の鍼は「和鍼」といってよいくらいに世界中に広がっています。それこそ中国的な「理屈並べて、気合の手技、がつんと響かなきゃ効果がないぜっ」ってのは和鍼の世界では考えられないことで、必要に応じて響かせたり響かせなかったりしないとだめです。日本人、きついの嫌いです。

ってなわけで、鍼治療というと「釘のような太い鍼」というのは誤解です。基本は「髪の毛の太さ」ですね。正直こんなの刺さるの?なんて思いましたよ。でもね、今となってはもっと細い鍼刺しているわけで人間鍛えりゃなんとでもなるんですね。

で、そんなわけで「鍼=痛い」ってのは迷信か、たまたま「痛覚」に当たっちゃったか、施術者の趣味か下手かのいずれかですね。私はそんな趣味ありません。
今のところ私のところに来ている患者さんの多くが鍼打って置いておくとさくっと爆睡してしまうのでできるだけつきっきりで、さっさと身体を整えています。
反応をきちっと診ながら治療しているこちらは水面を行く水鳥と同じですね。真剣勝負をしつつもそんな飄々と施術。患者さんはほうっておく爆睡。
「気持ちよくって寝ちゃった」なんて人ざらです。このひとは最初みえたとき「ね、鍼って痛いんでしょ」としきりに言われて、肩がどうしようもないから今回は我慢して受けるみたいな必死の覚悟できたんですよ。で、軽く鍼を立てて動かしてみてといったら動いちゃうもんだから、大声だして驚いてました。
帰りがけにはぶんぶんと腕振り回して変えられましたよ・・・。それ以来、治療中ほうっておくと爆睡しちゃいます。寝ちゃうと起こすの大変なんでできるだけ寝かせないようにしてます。だって後がつかえちゃうんだもの・・・。

お灸については若い同年代の娘さん。
「熱いんですよね、あと残るんですよね」
と、びくびくながらもしょうがないから受けるってさ。別にやけどさせて楽しむ趣味ありませんので、ご心配なく。
さくっ10壮(個)ほど据えてどう?
「えっ?やったんですか?ぼうっとあったかい感じがしただけなんですけど・・・」
ええ、それで良いんです。で、効果をお腹の様子で確かめてもらってハイ終~了~。
以前も受けたと言っていましたが、どんな人のを受けたのでしょう?

現在の業界スタンダードってこんな感じです。もちろん術者の腕や考え方、皆様の感受性によっても多少の違いはありますが、とりあえず中国でやっているから太い鍼なんてことはしませんし、痛み少なく打てる人正直少ないですから患者に嫌われるって打てない人多いですもの。
(必要であれば私は打ちますが・・・。そのときの患者さんの反応って一様に意外って顔しますよね。これはこれで面白いんですがね。)

そんなもんなんです。
痛い、熱い、はほかの業者さんやそういうのしか受けたことがない人が言う妄言なのであまり信じ込まないでください。それよりも・・・

「痛くない、熱くない、快い」鍼を探して体調管理した方がずっと有意義だと思います。
鍼灸は旧くて、新しい「癒しの医療」です。
整体、美容、内臓疾患、自立神経失調・・・などなど肩こり腰痛だけでなくいろいろなことに効果がありますので試されてはいかがでしょうか?

注意 まったく無痛のこともありますが、鍼を刺す瞬間(切皮)の瞬間にわずかですが皮膚を破るので痛みが生じることがあります。ご了承ください。
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