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2017年10月21日
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筋痛症・トリガーポイント研究会に参加しました。

2009年09月16日
こんばんは、管理人の泰心堂です。
mixiコミュニティの

筋痛症・トリガーポイント研究会

なるものに参加しました。

このトリガーポイント(療法)という考え方を応用したトリガーポイント鍼灸というのがあります。
私、積聚治療という流派(自分の母校で三年間かけて治療というものを学ぶために学ぶ治療形式)を自分の治療方法の柱としていましたが、学生時代から駆け出しのころはこういう考え方もつかって治療していました。

その理由としては、積聚治療という流派が非常に東洋哲学的な概念を元に治療をしていたので、しっかりと回数をかけていただければ身体が整えられ治る力が強く発揮できるようになり、身体が丈夫に、病が改善していくのですが、いかんせん『痛み』というのに対して『即効性が得られない場合』がありました。

ま、今から考えれば当時の私の未熟さですから今となってはその何割かはその場で取れるかもしれませんけどね。

その補完方法として様々な方法を求めましたが、そのうちの一つがTP鍼灸ですね。
このやり方は『硬結』・・・ま、平たく言えば『こり』(凝り)に似ています。・・・を把握しその硬結を突き崩すように刺激をするというやり方です。

パターンとして多鍼、置鍼を基本として場合によっては電気を利用します。
このやり方があまり好きではなかったのと実際に目を見張る効果がでていないので次第にやらなくなりました。

その一つの理由として、たとえば多くの方が肩の凝りを訴える、肩井というツボ付近。この硬結、やってみると確認できますがその何割かは膝下のツボを使うことであっさり取れます。また別のツボを使うとまた何割か取れます。
また左に凝りがある場合右の対称位置を刺激するとまた何割か取れます。

・・・これ何を意味するのかというと、硬結を直接刺激しなくとも硬結をとることができることを示唆しています。

つまり、よく痛みのある部位の近くに責任トリガーポイントを設置しがちですが、その『責任トリガーポイント』に痛みの責任があるというのは本当か?ということになります。

一時、井穴刺絡研究会の井穴刺激の実験をしていたときにも感じましたが、たとえば腰痛、足の太陽膀胱経走向部位あるいは足の太陽経筋分布域の疼痛はF5(足の太陽膀胱経 至陰)への井穴刺激(足の爪際にあるツボ)で軽減あるいは緩解、場合によっては即時に消失することを確認しました。

この場合、TPを探すとしたらその部位の近辺なけらば、肩甲間部、首肩周り、骨盤、太もも辺りに探すのが普通です。通常は足の指先、爪際などにTPがあるなどとは考えません
でも、取れるわけですね。

そんなことを現場で体験するとTP針灸ってどうなの?という疑問を持ち始めてしまうわかけです。個人的な体験からその後私はTP針灸はあまり行わないようになりました。

臨床経験で明らかなことはトリガーポイントが痛みや下記の諸症状の真の原因であるということだ。
っという考え方もあるようですが、疑問です。『形成されていることがある』と現象として捉えておくことは大切だと思います。

ただ、このTP鍼灸の大本であるTP療法の考え方は鍼灸で治る機序を説明するのには非常に便利な考え方です。そして今回これと関連するのが『筋痛症』。

筋痛症とは『椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間板症、変形性関節症、半月板障害・・・・ 』など原因不明の痛み疾患のこと。一応、骨のせいや髄核脱出のせいとか、軟骨が磨り減ったとかされていますが、現にそれらがあっても痛みがない人がいらっしゃいます。

そういう体験から、これらは『筋自体がシステムとしての痛み作り出している』(佐渡のある方はこれをプログラム痛のように表現されていました。)というのがMPSの主張で、何のことかというと筋の中の『痛み』を感知する仕組みが誤作動を起こし続けているということですね。この痛みを適当な刺激を与えることで誤作動を防ぎ、痛みのない状態を作り出そうと言うのが治療で、TPという概念は結果として起こったTPを処理することで連鎖的にこの適刺激を与えようというアプローチの一つなのでしょうね。

これって、『気』とか『血』とか、皮毛、肌肉、血脈、筋、骨などの判断尺度などを使ってアプローチ鍼灸に置き換えてみると、

この誤作動が気血の乱れ=病、TPの形成はおけつなど『血』(気と同じくエネルギー)の滞りで、具体的な痛みが出ているのが『筋』のレベル。
なので筋のレベルを意識して、血の滞りを解消し、気血の流れを正してあげればMPSはなくなるってことですね。

そう考えるとヘルニアなどが鍼灸でよくなるのも良くわかります。

今日はこの辺で。


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